4-5 目覚めの儀式
ここは竜人族に禁忌地帯と呼ばれている場所でここの地名はキメニス『墓』という意味が込められている。
そこに一頭の半霊半竜の魔物と一人の少女とその仲間達がそこでは生活していた。
魔物の名前はエルハデスヤ半妖半竜である唯一無二の存在でそんなエルハデスヤは竜人達にとっての祖先である竜と妖精の子供である魔物は竜人族達からは神獣扱いを受けていた。
◈
妖精の泉
妖精の泉と名前が付けられた所には小さな魔物がたくさんいたその中にはエルダーウルフやダークキャッツやエンシェントナイトがいる。
そんな魔物達はある人間を囲んでいた。
「んー!よく寝たさてと今日はどうしようかなー」
「アイラス様今日は成人の日でございます用意をしますのでこちらまでお越しください」
「はーいエアル行こ」
「ワッウ!!」
アイラスが起きるとエンシェントナイトが今日は大事な日なので予定や伝えてくれる。
エルダーウルフは最近名前を付けてもらい名前がエアルになった。
「それじゃあ皆今日もよろしくね」
近くにいた魔物達はドシンドシンと足音をたてる。すると泉の奥から二つの翼と尻尾を持った
エルハデスヤが現れる。
「用意はできたか?」
「ん?まだだって今起きたばっかだし」
「なー!エンシェントナイトワシ昨日ちゃんと時間前に起こしてって言ったよね!」
「..............ワタシハオジョウサマノメシツカイでゴザイマス」
昼間から騒がしい声が森の中で響く。
アイラスやエルハデスヤ達にとってはいつも通りの日常。
だがそんな日は今日で終わる。
「とにかく身支度して成人の儀を始めるぞ」
「えーエルハじゃあ手伝ってよ」
「そんな顔しても駄目じゃそんなんじゃレイリーとセナに笑われてしまうぞ」
よく見るとアイラスは羊の背で寝ていたため身体中に毛がついており髪も寝起きでボサボサになっていた。ダークキャッツがアイラスを舐める。
「ちょっとこそばいってメラ」
「キューン」
ダークキャッツはアイラスに甘えたがる。
「姫様本当にもうこちらに向かっておりますよ
レイリー様やセナ様が」
「すぐ動く!!」
そう言うとアイラスは水の妖精に身体を洗ってもらいその後すぐに森の精霊に服を持ってきてもらうとエルダーウルフが背に乗れと顎で言ってくる。
「ねーエルハ今日ってどこでやるの?」
「そうじゃのまああのお方達も来ておるしの」
「あのお方って?」
「それは」
「ちょっとエルダーウルフやめい!妾を外に出そうとするのやめい!」
アイラスがエルハに聞こうとするがそれはセナの声によって塞がれる。
セナがこちらに向かってくると後ろからレイリーも一緒に来ていた。
「久しぶり二人とも」
「うん」
「お久なのじゃ」
「よく覚えていたな確か誕生の月は教えていなかったはずじゃが」
「何を言っておるんじゃ獣神よ友の誕生日を祝うのは当たり前じゃろて母様と父様に教えられたぞ」
「そ、そうか、ワシはそこら辺は疎くての」
「セナ様、そろそろかと」
レイリーが後ろからセナに声をかける。
セナは少しビクッとするがすぐに戻りそのままアイラスの方に向かって行く。
「まあ何はともあれ誕生日おめでとうあの日以来会ってはおらんかったが成人の儀には参加できてよかった」
「私も会いたかったですよアイ」
「ありがとう二人とも来てくれて」
3人はくっつくとしばらく話していた。
それをエンシェントナイトやエルハは見ていた。
「これも成長ですねエルハ様」
「言うでないわ、ワシ少し泣きそうじゃ」
「その涙はとって置いてくださいよまだ儀式が残ってるんですから」
◆
エルハとエンシェントナイトは儀式の準備をしていた。
セナやレイリーはアイラスのメイクをしており今は近くにはいない。
「ナイトよお主ずっと前から聞きたかったんじゃがお主ら何者じゃ?」
その時エンシェントナイトの動きが止まる。
顔は見えず鎧の兜で顔を見ることはできないが人間だっただけあるのかわりと雰囲気的にはわかる。
「そうですね、いずれ話します刻が来れば」
「そうか、だがあの子のことは頼んだぞナイト」
「もちろんですよ私にとってもアイラス様はも最早娘のような存在ですから」
レイリーとセナは精霊の泉で椅子に座りアイラスの顔にメイクを施していた。
アイラスはメイクをやるのは初めてで凄く緊張していた。
「アイどうかなこれで」
「うあぁ綺麗今までめいく?なんてしたことなかったけどこんなに綺麗になるんだね」
アイラスは水に写る自分を見るといつもよりも艶が増していてそれに少し大人な感じも足されていた。
これ似合うかな、、、ん?
私は胸元を見ていると何故か違和感を覚えた。
けど私は成人の儀式があるのですぐに頭を振り気のせいだと思ってそのまま森の妖精に仕立てもらった服を着るとそのまま二人に見せてみる。
「綺麗だよアイ」
「ありがとう二人とも」
「それじゃあ行こっか」
3人は儀式の場所まで歩いて行くことにした。
儀式の場所は禁忌地帯の最奥にある元迷宮の中にある所で行う。
迷宮は大戦よりも前に攻略されており今は只の洞窟と化していた。
「ここが元迷宮か」
元とは言え迷宮であったのかそれなりの風情は残っていた。それはまるで入るなと言わんばかりの場所だった。
「それじゃあ儀式の説明をするぞまずアイラスが入り一番奥の場所まで行くことそれと出来れば夕方前には着くこといいか?」
「わかったそれで魔物いたらどうしたらいいの?」
「大丈夫じゃろ元迷宮とは言えども流石にもう千年も機能しとらんしの」
「わかったじゃあ行ってきます」
「アイラス様もしものことがあれば我々の名を御呼びくださいそうすればどこまででも付いて行きますゆえ」
「うん、わかったそれじゃあ少しの間またバイバイセナちゃんレイリーちゃん」
「うむ妾達は先に行っとるでな」
そう言うとアイラスは迷宮の中に入って行く。
アイラスは迷宮に入ると迷宮に火がつく。
アイラスは少しだけびっくりしたがすぐに歩き始める。
元迷宮と言うだけあってか人工的な作りにはなっておらず均一性が全くないのでさっき来た道なんかがわかりにくく迷いやすい。
「ここなんか来たことあるのかな?」
アイラスは何故かここに来たことがあるような気がしていた。
なんか暖かいような寒いような明るいような暗いような感じ、精霊と似てる?
それから私は元迷宮を歩いていた途中ゴブリンが見えたけどすぐに蹴り倒してそのまま進む。
歩いていると明かりが消えていることに気がついた。
あれなんで私灯りが消えてるのに見えてるんだろう。
その後も歩いては歩いていると少しだけ木造になっている所を見つける。
「ここはなんだろう」
中は机と椅子と錬金釜があって作業台や色んな工具が揃っていた。
誰か住んでたのかな。けど元とはいえ迷宮に住むってどうなのって思うけど。
そんなことを言っていると何かが聞こえてくる。
『₵₵₵₩₦%&℘₪Ифф』
上手く聞き取れないけど人の声なのかな。
私は木造の場所から離れるとすぐの場所に迷宮とは違う感じの場所を見つける。
そこには祭壇があって壁画が彫られていた。
「ここって成人の儀の場所だよね」
アイラスがその空間に入ると謎の既視感を感じる。
「誰かいるの?」
反応はない、けど確かに何かしらの気配を感じる。それが人間なのかわからないけど。
「けどこの壁画って何なんだろう」
壁画には地面や山や海や太陽や月も書かれており影も書かれていた。だけど一際目だっていたのは木だった。
大きい木だけど違う、これは木じゃない竜だ。
その時壁画からではなくアイラスの胸元あらオレンジ色の光が溢れ出す。
紋章が浮かび上がりアイラスの前に現れる。
それが壁に入り込むと太陽と月の間に夕陽が現れそこにカチッと填まる。
「え?」
すると急に部屋が光始めアイラスが消える。
「え?」
目を開けるとそこには、
たぶんこの位の投稿ペースになると思います。




