表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/59

1ー4機械竜、神剣と境遇

王様に許可を取ってからのことだ。

ティアの家まで帰ろうとしていると。

「やあ、ティア家まで送ろうか」

なんか王子見たいな奴が機械の馬?

見たいので走ってきた。

「いいえ結構です」

「そういうところもかわいいよ」

「そういうこと言うの止めてください」

なんだこいつは?

「何故だい?君はこんなにも綺麗で可愛いじゃないか」

「それ誰にでも使ってますよね?」

「いいや、僕には等しく全ての女性が可愛いと思えてしまうんだよ!」

「はいわかりました」

「ではさようなら」

『ねえブレイブ』

『透明になって飛べる?』

『どうかな』

【可能です】

『行けるって』

『じゃあそこの角で待ってて』

『わかった』

「殿下あの私今日はまだ他に用事があるので」

「ちょっと!」

角を曲がる。

そして【セーフティモードからアクティブモードに行こうします】

【カモフラージュします】

『乗って!』

『うん』

『それじゃあ飛ぶよ』

「あれ?いない?」

「どこかに行ったんだ?」


「ありがとうブレイブ」

「こんなのお安いことですよ」

「家まで帰りましょう」

飛んでいる最中。


「なにあれ?」


「帰って来ました」

「おおよく帰って来てくれた」

「それでどうだった?」

「この子は正式に国に置いていいことになりました」

「そうか」

「よかった、そんなもの知られたらマズイからな」

「いえあの国王に()()しました」

「は?」

「それで国王から直接許可をいただきました」

「そ、そうか」

「では、これで」

「ああ今日はしっかり休みなさい」


自室

「ああ、疲れた」

「あ!」

そういえば今はブレイブが居るんだった。

「大丈夫?」

「うん大丈夫」

「そういえばさっきの人は?」

「この国の王子で私の一応()()()

「あれが?」

「あれがって、そうなのよ」

「やっと笑ってくれた」

「そう?」

「最近全然笑ってくれなかったもんね」

こ、こ、婚約者!!

「え?あれが?」

「あれが」

「あれは止めておいた方がいいと思う」

「それは..........」

「じゃあどうしたい?」

「やめたいけど国の為だから」

「じゃあ君は」

「私は......」

「ごめんもう寝る」

「うんお休み」

「おやすみ」

よし!

寝たから博士のところにいくか。

飛んで行くーー


魔道遺産研究科レリックイーター

「おーい誰かいないか?」

「なんだこの時間にってお前か?!」

「話しがある」

「中で聞こう」

「で、要件は?」

「聖女ってなんだ」

「あー!それか」

「やっぱ気になるか」

「いいか聖女って言うのははっきりとしたことはわからんが世界に危険が迫った時とかにでるらしい」

「つまり、世界でなにかしら起きてるってことか」

「そうなるし、まずお前の設計上聖石使ってるんだがその時代にいた聖女が残した物を使ったから俺ではお前を起動させられなかったんだろう」

「だから聖女であるティア嬢にこれから何かしらあると思う」

「それで他に質問は?」

「俺は今より強くなれるか?」

「んー研究所にいけたら行けると思う」

「わかった」

「ただ教会には気をつけろ」

「いいな」

「それと聖石には大昔のなんか凄い人が入ってたらしいがわからない」

「わかった」

ドン!ゴン!

「なんだ!このデカイ音は!!」

「あれは!ティアの家の方向!!」


クソ!行かないと。

「待て!今のお前が行ったら大問題だ」

「今のお前はドラゴンだからだ」

「聖女とドラゴンはセットなんだ」

「それは!」

「だから今から新たなモードを起動させるから」

「それじゃあやるぞ」

【モードを起動します】

【強制解除】

【システムレッド】

【強制変化します】

【アクティブモードから()()()モードに強制変化します】

やばい!めっちゃ痛い身体の中から変えられていく。

【システムエラー、システムエラー】

【エマージェンシーエマージェンシー】

【直ちに止めてください】

「知るかそんなもん!!」

研究室から出る。

あれ?飛べない?

だけど足が速い。

「何が使える?」

【神牙...神すら殺す牙】

【咆哮...対象を怯ませる】

【神爪...万物を切り裂く】

【眷属召還...いないので使えません】

これなら行ける!

後もう少し。


 ◆

ブレイブとの話しが終わった後。

「ブレイブいる?」

「...........」

「ブレイブ?!どこにいるの?!」

ドン!

「誰!」

「これはこれは()()さまお迎えに上がりました。」

「聖女?」

「これは知らぬもしかたがありません。」

「神が定めたことですから」

「それで何故こんなことを?」

「あんな蛮族どもに聖女さまを任せる分けには行けません!」

「ですから」

「父はどうしたのですか?」

「ああ、あれですか」

「連れてこい!」

「ティア逃げろ!ブレイブを連れて!」

「お父様!」

「卑劣な」

「来ていただけるならこれ以上のことは何もしないと約束しましょう」

「本当ですか」

「ティア私のことはいい」

「黙りなさい!」

「えほォ」

「止めてー!」

彼女から神々しいほどの光が溢れでた。

「おー!聖女さまが覚醒しなさったぞ!」

「何これ」

ふと何かの映像が頭に流れ込んで来る。


 ◈

『※※※※さまには死んで欲しくないのです』

白い修道服を着た女性が男の人に話している。

『止めろそんなことすれば君が、ゴホッ』

血反吐を吐く。

『俺も君には死んで欲しくないだから止めてくれ』

『嫌です』

『大丈夫ですまた会えますもっと前よりもいいかたちで会いましょうね』

『あ』

『我、聖石に願う、※※※※に祝福を!』

『待ってくれ、ティア!!』


 ◆

これは何の記憶?

ティア?

「おおこれはもはや連れて行くしかあるまい」

「神殿騎士団長ベル·ノーバ頼んだぞ」

「は!聖女さまご覚悟を」

「!」

『ティア下がって!』

窓から何かが入って来る。

「何だこいつは!」

「ブレイブ!!」

「こいつは、こい!!神剣イグニス」

【下がってください!】

う!!

何て鋭さだ。

【機体損傷率80%】

【神剣です上手く避けてください】

こいつは強い!!

「今のを耐えるか」

「なら」

何か入った注射を取り出す、そして首に刺した」

「う、うわぁぁぁぁ!!」

と叫ぶ。

「これでどうだ」

『絶技絶剣アダマス!!』

「上手くかわすが」

「本気で片足一本だけか、キツいな」

【機体損傷率40%】

【これ以上食らえば強制変化が解けます】

こうなったら避けて一発で決める!!

神牙!!

「アダマス!!」

神剣が飛んだ。

ブシュッ

「見事!」

ボンッ!

機体が真っ二つになった。

「ブレイブ!!」

「ごめんティア無茶した」

「いいの、だけど身体が」

「おいこれはどういうことだ!」

「何故こんな綺麗に斬られてるんだ!」

「まさか」

飛んでいった神剣を見る。

「神剣、かそれはもうどうにも」

「直るんですよね?!」

「それは」

「いいんだもう恩を返せたし」

ピシッ、ドカンッ!

「これはどうしようも」

「待て、聖石は?」

「あったこれなら」

「ティア嬢!」

涙を流しながら答える。

「はい」

「そこの神剣を取ってくれ」

「分かりました」

神剣を取ってくる。

「神剣でなにを」

「取り敢えずティア嬢、助けたいか?」

「はい!助けたいです」

「イグニスを持ったまま杖をイメージするんだ」

「杖....記憶の中の杖を」

そうすると剣が杖にかわる。

「それで聖石におもいっきり回復魔法をかけてくれ」

「はい!」

「我、願う、」

『それではだめ』

『もっと魔力を込めて』

『元の姿を浮かべてそうすれば出来るから』

()()()回復魔法!天使の癒し」

「幻想級!!これならいける!!」

「戻って来てブレイブ!!!」


 ◆

ここは?

『※※※※さんお久しぶりです』

『誰?』

『今はまだいいです』

『何が?』

『こんな状態で会ってはだめでしょうから』

『きっと記憶が戻れば分かります』

『だからそれまでお元気で』


 ◆

身体が治っていく。

「ブレイブ!」

ティアが倒れる。

「ティア!」

「これはまた、たまげたな」



おかげさまで100pvいきました。

おすすめやブックマークをしていただけると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ