4-3 恋バナ
私達は試合を見届けた後夕食の前に大浴場に招待されることとなった。メイドに案内してもらいながら城の装飾を見ていた。
装飾はどこか控え目だがそれでも竜帝の威厳は保つようにと派手ではないがそれなりの装飾が施されていた。
「さて皆そろそろ着くわよ」
アルメラがそう言うとそこには大きな扉があった。メイドから話しを聞くとここは建設当時にあった温泉をそのまま使っているそうだ。
扉には竜の銅像があり迫力があった。
「さて行きましょう」
「アルメラ様どうかお風呂場では、」
「わかってるわよ流石に私でも恋仲の邪魔はしないわよ」
扉を開けるとそこにあったのは一面が白くなった壁にシャワーや桶があった。
ヨルとレイリーが風呂場で走る。
「ツルツルするー!!」
「っっちょっとルリア?!」
「もう二人ともそんなに慌てても湯は逃げないわよ」
「「はーい」」
「それじゃあ服脱ぎしょうか」
全員が一気にアルメラから距離をとる。
「流石にこんな所では襲わないわよ!」
「けど前お風呂場でメイドの悲鳴が」
「、、、気のせいね」
「アウトです」
「アルメラ様はそのままサウナでも入っておいてください」
アルメラはメイドに引っ張られて木で出来た部屋に投げ込まれる。
そのままメイドは鍵を閉めるとそのまま出ていこうとするがそれをティアが止める。
「あのメイドさんも一緒にどうですか」
「私は仕事が、」
メイドがレイリーとセナの方を見るが二人とも顔を縦にふる。
するとメイドはそのまま残ることになった。
「では皆様ご案内いたします」
案内されたのは脱衣場だった。籠がありそこに脱いだ服を入れる。次々と皆が脱ぎ始める。
そのままタオルで大事な所を隠すとそのままシャワーの前までいく。
「あのこれってどうやって使うんですか?」
「これはレバーを引いてもらいますとそのまま暖かいお湯が出てきます」
全員がレバーを引くと暖かいお湯が出てくる。
「こんなの王国にないですよ」
「そうですねここにあるのは全てセナ様のお母様達が作りになられたそうですよ」
そう言うと全員身体を洗うとそのまま湯船に浸かる。
「あーうんなぁあ」
「ちょっと変な声ださない」
「いいじゃない別に裸の付き合いなんだから」
「「「え?」」」
湯船に浸かっているとそこにさっきまでサウナに放り込まれていたアルメラがいた。
アルメラは既に裸になっておりヨルとルリアをその大きな巨峰で押さえる。
「うぐ!大きい」
「お母さんよりも大きい」
「ちょっと!それだけはティアレイに言っちゃだめよ!」
「いいなー妾も混ぜて欲しいのじゃ」
「セナちゃんは私がいるじゃないですか」
「これはこれは」
端からみれば乳ちくり合っているよにしか見えないことだろうがヨルとルリアにとっては死活問題だった。
「さてと場も和んだことだし恋バナでもしようかしらね」
「私はお暇を貰います」
「ちょっとメイドさん」
メイドは逃げようとするとティアに捕まる。
「あのちょっとティア様手を話してください」
「あのアルメラをなんとかして、ね?」
「う、そんな目で見られては」
ティアが珍しく上目遣いでメイドに迫ると後ろからアルメラが走ってメイドを持ち上げてそのままお風呂に投げつける。
「そして!水魔法ウォーターバインド」
温泉から水の手が出来るとそのままメイドを拘束する。メイドは逃げようとするがあられない姿になっていた。
アルメラはウォーターバインドで絡み取られているメイドを指差す。
するとメイドは驚いた顔を見せる。
「ちょっとアルメラ様ご冗談を」
「いいえ本気よあなたはいつも私がどんなことをしても付いてきてくれたは」
「そんな私はメイドの勤めをしたまでで」
「いいえ私にはそれが堪らなく嬉しかった」
アルメラはメイドにかけていた魔法を解くとそのままメイドを抱き寄せるとそのまま自分の膝の上に載せてしまう。緑色の髪が長く美しく輝いていた。
「どうかしらケルナ」
「そ、そんなだって私は、メイドですしそれに竜人族でもなければ私は女なんですよ!」
「え?ケルナ何か言ったかしら」
「いえ何も、けど、」
メイドのケルナは後ろを向きケルナの頭の角が
少し伸びているような感じがした。
「わかったわ決心できたら私の私室に来て頂戴」
「はい」
そう言うとメイドのケルナはお風呂から顔を押さえながら歩いて帰っていく。
それを眺めながらアルメラは再び湯につかる。
するとレイリーがビクッとなる。
レイリーはセナの身体を眺めるように見ていた。
「どうしたのじゃセナ」
「いえ、私は巫女の一族なので自由に恋愛とかは出来ないんですよ」
「あーそれならもう大丈夫よ」
「え?今なんとアルメラ様」
「いや守と空が出てきたからもう巫女の役割は終わったわこれからは自由に生きてもいいように竜帝に言っておくわ」
「え?それってどういう」
セナがレイリーに覆い被さる。
レイリーは急な出来事で慌てているがセナは動じずそのまま両手首を掴み頭の上に載せる。
「あ、マズイ」
アルメラがそう言うとセナが急にフェンリルになり遠吠えを上げるとそのまま風呂から出て暴れ始める。
「ちょっとセナちゃん大丈夫?!」
「妾だって女の子が好きじゃ!!」
「いや知ってますけど、それで何ですか急に」
「いやそのなその」
「その?」
「レイリー妾がお主を幸せにしてやると言っておるのじゃ」
「え?」
セナは突然風呂場でそんなことを言い始めた。
小さい胸を大きく張り自信満々に言った。
「どうじゃセナ」
「私は、」
レイリーはアルメラの方を見るとそのまま下を向いてしまう。嬉しくない訳ではないがそれでもと言った感じだ。
「別にいいじゃないまだ竜帝には言ってないけどレイリー貴方はもう縛られなくてもいいのよ」
「ですがアルメラ様、私は」
「わかってるわ、不安なんでしょう」
「はい、私ずっと言えなかったんです巫女の修行が辛いとかそのせいで家出までして冒険者ギルドで働いていたのに」
「レイリーさん」
ティアとヨルとルリアは少しの時間だけレイリーを見つめていた。
3人は微笑ましそうにレイリーとセナを見ていた。
「レイリーさん私は空のことが大好きですよ」
「それは見てればわかります」
「けどレイリーさんはどうなんですか楽しくなかったんですか今までセナさんといて」
「た、楽しくなかった訳じゃないけどセナはいつも私意外の女の子に手を出したりとか」
ついにレイリーが泣き始めてしまった。
それを見たレイリー意外の全員はセナをジト目で見ていた。だがすぐに泣き止むとレイリーはセナに向かって走って行くとそのまま転けるとセナがレイリーの下になり頭を打ってしまう。
「痛ったー!!」
「ごめんセナちゃん」
「いやいいじゃけどなぁレイリー退いてくれ息が出来ん!」
「ああごめんなさい私すごくテンパってるは」
「それでどうじゃ妾の伴侶になってくれんか」
「はい、喜んで」
そのまま二人は頬を赤く染めるとそのまま戻ってくる。二人は手を繋いでルンルンで歩いてきた。その顔はどこか幸せに満ちたような表情だった。
「それでどうだったの?」
「無事成功なのじゃ後はお義母様とお義父様に話をつけるだけじゃ」
「それは私の仕事ね」
「二人とも頑張ってね」
アルメラが二人にウインクすると二人は元気よく返事を返すとそのまま上がっていく。
すると4人だけになってしまった。
するアルメラも私もそろそろ上がろうかしらと言うとそのまま上がって行ってしまった。
「ところで二人は誰か好きな人とかいないの」
「わ、私は、」
「ルリアはヨルお姉ちゃん!!」
「それって恋愛感情?」
ルリアは頭を傾げているがヨルは長女なのかそういうことは知っているようだ。
ルリアはなんのことか分からず困惑している。
「私はルリアかな大事な妹だし」
「私はお姉ちゃん!」
「えー!?」
ヨルは大変驚いていた。だがティアはそれほど驚いていなかった。むしろティアは面白そうにニコニコと笑っていた。
「だっていつもお姉ちゃん私の髪解いてくれたりご飯だって作ってくれるし毎朝起こしてくれるし何より一番カッコいいもん!!」
「ルリア」
ヨルはルリアの方を向いて真剣に聞いていた。
ルリアけどたぶんやっぱりわかってないと思うんだけど。
ルリアはヨルの方に寄って行くとそのままヨルの膝の上に座る。
「お姉ちゃん大好きだよ」
「私も好きよルリア」
「うん!!」
その後は皆がお風呂から出るとメイドがいて服を皆着させてもらっていた。
メイドの中にはケルナさんも混じっていた。
アルメラはケルナに話しかけようとしているが
さっきよりも静かだった。
全員着替えると着替えは浴衣だった。
それぞれに合うように見繕われているので色の配色もバッチリだ。
「ねえ知ってかしら皆浴衣の中には下着をきないそうよ」
「ちょっとアルメラさ!」
アルメラが言い始めるとケルナが何か言いたそうにしているがアルメラき口をすぐに手で塞がれてしまった。
そのまま脱衣所を出るとすぐには守と空が二人で白い液体を飲んでいた。
「空、それ何飲んでるの?」
「これ?これは牛乳だよ牛乳」
「牛乳?」
「あの牛から取れる奴あのチーズじゃなくてその原料の方」
「あんなの飲めるの?」
「じゃあ飲んでみなほら皆も!」
そう言うと空が牛乳の入った瓶を皆に投げるとそのまま皆の手元まで届く。
牛乳の中にはコーヒー牛乳やフルーツ牛乳も入っていた。年長者達はコーヒー牛乳を飲みルリア達は普通の牛乳かフルーツ牛乳を飲んでいた。
「これおいしいね」
「そうだねルリア」
「なんか二人とも機嫌いいな何かあったのか?」
「さっきの壁破壊してきたこと以外で」
二人は顔を見るとすぐに笑顔になる。
「「内緒!!」
そう言うと二人はまた走って行く。
ほんとに姉妹なんだなと空は思った。
まだもう一回投稿出来るかも。
恋バナってしたことないのでなんかいいですね。




