3ー9悲しみを拭う為には
私は今日死ぬそれに後悔はない。
今日までずっと楽しかったソラが来たことも他の精霊達が帰ってきたことも。
全部嬉しかった、楽しかった。
結界の中に飛び込むとそこには光に包まれた星鉄炉があった。
私は周りを見ていると道具が揃っていた。
周りを見てみるが燃料はなかったけど星鉄炉の所に小さな窪みがあった。
そこに宝玉を嵌め込むと星鉄炉が実体化する。
星鉄炉は白く輝いていてまるで宇宙のようだった。
そして自分の格好を見てみると白い甚平を着ていた。
場所に座わると星鉄炉から剣の型が出てくる。
すると手にハンマーが出てくる。
それを握って打つ。
「始めよう」
その頃時神は。
ここの空間にまで持って来たのは理由がある。
この子には呪いがかけられている。
解呪は出来ないから鍵を使う。
こやつに向かって鍵を回す。
「鍵の解錠Ⅲ解錠」
こやつに向かって鍵を回すとこやつの身体から
黒いモヤが出てくる。
すぐさま戻ろうとするが。
「行かせるか!鍵の解錠Ⅱアルテマ」
周りの時を止めるが。
「な?!」
こいつ生物じゃないのか?!
それなら空間ごと。
空間ごと時間を止めるがそいつはまだ動いていた。
するとこの空間を食い始めた。
そしてそいつはどんどん実体化していった。
「これはどういうことだ!?」
みるみる姿が変わって行くがそれは目を疑うような光景だった。
そうその黒いモヤは魔道王になんとそっくりだったのだ。
「ティア■■僕は君のことを■■だったのに!」
黒いオーラが発生する。
それを避けようとするが身体が動かない。
力を一変に使い過ぎたか。
「大罪魔法嫉妬」
魔法が封じられた。
これでは攻撃もここの空間も破壊されてしまう。
しかも大罪魔法だとそんなものは今まで聞いたことがない。
だから一種類しか権能がないのは嫌だったんだ。
それからなんとか攻撃を避けるが空間嫉妬を食らっているせいなのか魔法も使えず権能までもが使えない。
これはいったいどういう。
「■■■!!」
何か嘆くような紛糾しているようあなんとも言えない顔をしながら自分の顔をかいていた。
何をしているんだこいつは。
「大罪魔法嫉妬」
空間が破壊されただがそれと同じタイミングで
力が使えるようになった。
だが壊れたことによってまた彼らの方に来てしまった。
これは確実にバレル可能性が大いににあるな。
side空
そして俺達はセシルの帰りを待つことにした俺達は今は話しをしていた。
これからのことと他の神獣のことをだ。
「なあほんとにフェンリルと不死鳥は死んだのか?」
「死んだ、断言は出来ないだがここ最近の活動が全くない」
「霊獣の方は暴走したりでワシがちょくちょく鎮めにいっとたんじゃが人間に見つかってのそれで倒されてしもうた」
だがあの時かすかに反応があった気がするんだが。
気のせいだったのだろうか。
それから特にやることもなかったので色々またここら変を見てみることにした。
「前行った場所行くか」
俺は頭にピトを乗せて俺達の像があった場所まで向かう。
向かうと見た時のままだった。
像は薄く汚れていて苔もついているがそのままだった。
だが他の像があったのでそっち向かって見る。
そっちはもうほとんど原型をとどめていないもや少しだけ形がなんとかわかるようなレベルのものしかなかった。
「ここが一番古い所か」
俺は一人呟くとふと頭の上にピトがいないことに気がついた。
すると原型を止めていなかった像が元通りになっていることに気がついた。
周りには霧が立ち込めていた。
すると奥から誰かがやってくる。
気配がない?
『誰じゃお主は』
目に見えない何かが俺に話しかけてくる。
それはなんだかホントに久々に起きたみたいな感じだった。
「誰だよ姿表せよ」
『お主見えんのか?』
なんか拍子抜けみたいな言い方をしてくる。
すると急にくたびれた神社が出てくる。
それはまだ人間だった時にあった物と全く変わらない物だった。
賽銭箱までちゃんとあるけど周りが結構大変なことになってるな。
『見えんのかそういえばここの主はどこじゃ』
『あやつめワレが眠りったら隙を見ては逃げたかそれとも』
何故かこちらを向いてきたような気がした。
こちらはいつでも攻撃されてもいいように準備を整えておく。
だがそんなことは杞憂であるかの様に姿を見せる。
「お、いけたがかなり神力持っていかれたの」
目の前に現れたのは魔物とは違うがかつて確かに存在していた本物の龍だった。
長い髭に細長い身体鉤爪のように鋭い爪それらがかつていた神だった。
「あんたは何もんなんだ」
「何者でもない、じゃがお主らの味方でもなければ敵でもないのー」
「どういうことだ」
「さあなまあとりあえずあの娘は大丈夫そうで何よりじゃ」
「それじゃあの」
そう言うと龍は空に帰って行った。
その後俺は1人でたたずんでいた。
「は?!」
「まさか魔物じゃない龍と会えるとは思わなかったな」
それから俺は人型になる。
それから幻想幻武を取り出して鍛練を行う。
いつも通りの鍛練だったが何故かその日は非常に覇気が出なかった。
それから鍛練が終わると1人でもう一度さっきの場所に来ていた。
さっき見た龍はもういなかったが狛犬やら他の像は残っていた。
「セシル大丈夫かなー」
俺は1人そう言うが誰も返答を返さない。
すると突如地面から何かが出てくるのを感じた
少しだけ警戒していると出てきたのは土の精霊だった。
「どうしたんだ土の精霊」
『£√λДИщζξф』
精霊は何か言おうしているのがわかるがそれ以外わからなかった。
土の精霊は困ったような顔をしていた。
土の精霊は魔法を使うとゴーレムを出してそれに乗り始めた。
すると他の精霊達も次々と現れる。
「お前は何がしたい』
精霊達が話しかけてくる。
俺は戸惑っていたまさか上位精霊でもないのに
話せるなんてありえない、ましてや無垢の状態でこんな人間みたいな感情を出すなんて。
光の状態から実態化する。
「お前はどうする』
「何の話だ」
精霊達が騒ぎだす。
そしてあちらこちらからまた精霊が集まる。
だが感じとったのは知らない精霊達ばかっかりだった。
属性がないものや今までにない属性持ちがたくさんいた。
集まってくると今度は上位精霊や大精霊達までやってくる。
「おい駄竜」
「あ?もっかいやられたいのか?」
「ちょっとそれは止めよ!?」
上位精霊達が騒ぎたて始める。
大精霊は全員ふんぞり返っている。
精霊達は周りを取り囲み始めた。
「さてお前に質問だお前はセシルをどうするつもりだ」
大精霊達が真面目な顔をして聞いてくる。
きっと先生に言われたに違いないが。
「俺は出来るならセシルを助けたい」
そう言うと大精霊であるイフリートと上位精霊であるウィンディーネから殴られる。
顔面に食らうが少しよろけるだけだ。
「出来るかじゃあねえだろう!やるんだよ!」
イフリート達が怒っていた。
だが空は動けないでいた。
神獣の中でもとびきり弱い自分に何が出来る。
ずっと考えていただが答えが出ることはなかった。
それからいくつかの尋問を受けた。
「お前はもうちょっと視野を広げた方がいい」
「視野?」
すると頭で考えると咄嗟に口から零れていた。
「頼む俺はセシルの所に行かなくちゃらないだから俺にお前らの魔法を教えてくれ!」
「わかったいいだろうだが時間はないぞ」
「ああ」
それからたくさんの精霊から魔法に関する知識をもらった。
魔術と魔法の違いや詠唱に関することや意識の持ち方など様々なことを学んだ。
例えば魔術なら術式を用いてそこに魔力を流し込むという動作が必要だが魔術は汎用性が高くそして色々な属性が制御しやすくなっいることがわかった。
魔術には制御型、設置型、条件型、配列型などがあるそれを全て組み合わせて魔術と呼ばれている。
魔法は俺達が使っているもので元々魔術って言うのは魔法の劣化版だったらしいのだが魔術の方が汎用性が高いが威力的には魔法の方が上だ。
だが汎用性的に言えば魔術の方が上だった為に
魔法は人々から失われそうになっていった。
魔法というのは難しいものであり。
感情や気持ち自分の何かが安定いていないと
魔術にすら負けてしまう。
効率はお世辞にも言いとは言えないが使いこなせば自分の手先のように操ることが出来る。
もちろん融通が効かない魔法でも詠唱することによって制御は一応出来たりする。
だが階級が上がって幾度に制御が段々高度になっていくというまあ言うなれば戦闘向きではない。
どちらかと言うと大勢にぶつけた方がはるかにいい。
最後に精霊魔法は精霊と名前がつくだけありそもそもの前提として契約していないと精霊魔法は発動することすら出来ない。
だがエルフと呼ばれる金髪で長い耳を持っている種族はみなこれを基本としている。
エルフは精霊と契約することによって本来の力を引き出す。
そしてエルフは常に精霊と共に生きているので
精霊との相性に関しては種一だ。
なので精霊魔法は原則エルフにしか使えない。
だが空に関しては色々特殊な能力を持っており
何故か契約もしていないのに使える。
知識として理解した空だったがそこである一つの疑問が沸いた。
何故今ここでそんな話しをするのかと。
「どうしてそんな話をするんだ」
「それを再確認しておかないと後が大変だからだ」
精霊達はブンブン飛び回ると俺は空に浮いていた。
空に浮いているのはイフリート達もだった。
「いいか意識的に3つを使ってみろ」
「意識的に?」
つまり意識的に魔術と魔法を使えって言うことか。
詠唱をしながら並列して他の魔法を使って見ようとするがなかなか上手くいかない所か暴発するレベルである。
暴発すると自分に擦り傷が入る。
「これはミスったら死にかねんな」
「だから集中しろ」
集中、集中、集中、集中、集中。
心の中で集中と言い続ける。
そしてまた失敗する。
「何が足りない何が違う」
「それはお前にしかわからないだからお前が自分で見つけたのがお前の答えだ」
そう言うとイフリート達はどこかへ行ってしまった。
それから俺は並列化しながらなんとかやってみようとするが魔術と魔法の同時使用がいくらやっても出来ない。
魔法用の魔方陣を用意しておいてそれにたいして魔力を注ぎ込むと中途半端だがなんとか形にはなった。
「だけど制御が!」
無理に制御しようとするとただの爆弾にしかならずしかも焦ればここら辺一帯が消し飛ぶ程の威力になりそうだった。
そこで空は考える。
「並列思考!簡易召喚村正!絶技解放!!」
村正を空間魔法からとり出すとすぐに魔方陣に向かって村正を開放する。
するとあらゆる物を断ち切る刃が魔法陣を消し飛ばす。
すると魔法陣が消える。
「これはやっぱりまだ使い物にならないな」
そう言うとしばらく練習をしようとしていたがここで村正がヒビをたてて割れてしまう。
「耐えられなかったか流石に」
「さて今からどうするか」
そう言うと空は空を眺めていると急に空が暗くなって来ていることに気がついた。
「嵐の前の静けさみたいだな」
一方その頃星霊王達は。
星霊王達は何故か優雅にお茶を飲んでいた。
「やっぱり日本のお茶がいいわ」
「そうじゃの」
何故こうなったかと言うとセシルが星鉄炉に向かった後の話だ。
空がどこかに放浪して行った後のことだった。
「晴明どうする」
「どうしようもないじゃろう」
「じゃがワシはあやつならきっと助けられると信じておるなにせワシのかわいい教え子だしの」
晴明はいつも通りの表情をする。
星霊王は白いベールの下で少し笑う。
「確かにあの子ならやってくれますよ」
「しかしそれにしてもなんでここはこんなにも魔素が少ないんだ」
星霊王とユグドラシルは周りを見回してみるが
その原因はよくわからない。
ただ草木がいつもよりも伸び伸びしている感じがしないのだ。
そして何故かわからないが空が暗くなっていく。
「さてとそろそろ開幕しようかな」
小さな梟が塔の庭の木でそう言うとどこからか魔物が出現する。
魔物は真っ直ぐある場所に向かっていた。
魔物はSランク級の魔物や他はオークやゴブリンなどが侵攻して行く。
草木を踏みつけ魔物の通った道には何も残らない。
そんなこと構わず進んで行く。
「これでここを落とせるかなさあ蘇りなよ愚者達」
今度はアンデッドを召喚し始めた。
アンデッドがこの塔から出てくる。
それはあの戦争で散っていった命やそれよりも前の戦いで記録にも残らない英雄達が今ここに蘇る。
「あとあのお嬢さんとあのクソどもは処分しておきますかね」
そう言うと梟は真っ黒な翼を広げてどこかへ飛んで行く。
「まあせいぜい頑張ってくださいまあ逃げれませんよね彼女がいるんですから」
空はまだ練習を続けていたが一向に上手く行く気配がない。
色々相性を試してはいるが難航中だ。
属性どうしの掛け合わせは出来るのに魔術と魔法では存在事態が違うせいか中々合体しないし
共鳴魔法にもならないのだ。
何が原因でどうすればいいのかわかるがそれは絶対に出来ないことなので考えないようにする。
それから上手く出来たのは火魔術と風魔法や
水魔法と風魔術で雷が出来たりしたというだけだ。
空は考えて座りこんでいるとピトが走ってくる。
ピトが何か言いながら走っているが聞こえない。
「マスター!」
ピトが段々近づいてくると段々聞こえてくる。
どうやら物凄く急な用事らしいので近づこうとすると見えない壁に阻まれる。
「なんだこれ?」
ピトもこちらに来ようとするが来れないのでとりあえず念話をしてみるが。
「バチッ!」
この見えない壁が念話を弾く。
空とピトは見えない壁に対して攻撃する。
「風魔法風神斧」
風魔法で風神斧を作り出す。
風神斧で攻撃してみるが弾き返される。
今度は風術で制御した風神斧を取り出し両方を使う。
「これでどうだ!」
見えない壁が破壊される。
するとピトがこちらに走ってくる。
完全な武装状態だった。
「空タイヘンだ魔物暴走が起きてる」
「は?!ここに迷宮は出ねえだろ?!」
「じゃあこれを見てくれ」
ピトがさっき撮った録画を見せてくる。
その中にはコカトリスやアンデッドキングや
グラニアスライムやゴブリンキングまでもがいた。
Sランク級の魔物が列を組んで星鉄炉の方に向かって行くのが見えた。
「ピト急ぐぞ!」
「今は星霊王と龍が足止めしてる」
俺は頭にピトを乗せるとすぐに星鉄炉の方に向かう。
投稿頻度が上がらなくてすみません。
最近も忙しかったもんですから。
色々考えてストーリーつくってるのでちょっとゴタゴタしてそうです(笑)




