3ー6天魔大戦
人間と悪魔と天使が攻めてきたことにより戦争が始まった。
約だが多分相手は1万はいうにいるだろう。
その2割ほどを罠魔法で潰し、取り残しはゴーレム隊とピトが作った魔道人形で応戦した。
それでだいぶ減らせたと思うが、まだまだ戦いは続く。
「師匠行けるか?」
「もちろんじゃ」
「それじゃあセシルは鍛冶をしておいてくれ」
「わかった」
これから俺達は巨大化して相手の数を減らす。
勇者の相手に前に潰しておかねえと。
俺は修理してもらった武器を分解して左右に剣と槍を持って塔を出る。
師匠は宝玉を持って魔法で応戦する。
アルデスメイクはまだ来ていない。
勇者もまだ。
「死ねー!魔王の手先め!」
「我が神の名において断罪してくれよう!」
「神聖魔法断罪の矢!」
俺達に向かって矢が飛んでくるがそれを師匠が
風魔法で追い返す。
「風魔法風龍」
双頭の龍が悪魔と天使の軍勢に突っ込み相手を粉砕していく。
悪魔と天使の声が空気を割るように鳴り響く。
「コロス」
「主神の名においてお前達を殺す」
「天魔魔法極楽の業」
俺達に向かって魔法が放たれるが、
俺は槍を地面につくと魔法が霧散される。
そのまま槍をぶち投げて何匹も引きずり落としていく。
「おっほー!何やら楽しそうなことしておるのー」
「どれ私も混ぜろ!」
「アルデスメイク!」
俺は人型に速攻でなりアルデスメイクと対峙する。
「師匠はセシルの援護してくれ!」
「わかった」
師匠はセシルの方に向かう。
セシルを頼む師匠。
「さてとこれで殺りあえるの」
「はっ!笑わせてくれるねー」
「まあよい死ね」
アルデスメイクは魔法を詠唱を無しに使い周りを包囲してくるがそれを俺はじっと耐え、
そのまま斬る。
アルデスメイクあどうやら何にも気にしていないらしい。
さて、どう勝つ。
「時間魔法加速」
「仙眼黙視」
「風魔法極地天変」
時間魔法で身体を加速させ相手の眼を仙眼で潰す。
こっちを見ろ!
アルデスメイクは余裕の顔でこっちを見てきた。
「効かんわ!」
「次行くぞー!」
「多重詠唱アデランス」
「システムリーブト」
アルデスメイクの姿が変わる。
背中から計6つの黒と白の翼が生える。
そして額には眼がもう1つ。
「マジかよ」
「さてこれでよいじゃろ」
それならこっちもあれ使うか。
俺は刀を鞘に戻して一呼吸する。
「真名解放妖刀村正」
さっきまで美しかった村正が紫色の魔力を帯びる。
そのまま抜刀してアルデスメイクの眼を狙う。
さらに予防線を張っておく。
「な?!妖刀じゃと!?」
「受けたら死ぬぜー!」
「そいなら、くるのじゃ天剣ヴァルハラ」
どこからか剣が回転しながらこっちに向かってくる。
「ホワイトインパクト」
周りに閃光がはしる。
全く前が見えない、視力をやられた。
俺は即決で回復を諦め攻めに転じた。
「これでどうじゃ!?」
眼が見えない中で攻撃をかわす、
その後カウンターを返す。
相手は避けるが、
「な?!これは?!」
「そうだよ天魔拘束魔方陣だよ」
これなら数秒稼げる。
この間にまた罠をはる。
まだ拘束されている。
「くそー青の滴」
拘束を溶かそうとするが拘束は外れない。
だってお前対策で考えたんだから当たり前だろ。
拘束している間に眼を再生する。
眼を再生させていると拘束がほどける。
「これは我ようじゃろ」
「まあ」
そんなことはどうでもいい。
それから俺は竜化して幻想幻武アジダエールと
霊槍ティフィニファールを限定召喚する。
解放は無しだな。
さっさと殺りますか。
「これで決めようか」
「今日は星でも降って来そうだな」
「は?何を言っておるのじゃ?」
「まあよい召喚魔法こい!」
「我の妹ティファーニア!!」
魔方陣が出てくるが槍をぶっ指して防ぐ。
そのままその魔方陣を通して魔力管から相手の魔法回路を破壊する。
侵入開始、血圧破壊、血管破壊、心臓に侵入。
ここまで来て弾かれる。
「グッ!」
胸元を押さえこみ始めるがそんなことは知らない。
「心臓破壊」
槍から膨大な魔力を注ぎこむ。
そのまま心臓をグルリと回してやると。
「痛いんじゃ!」
「うるせえさっさと失せろ!」
さてと終わったことだし次に行こうか、
その時自分の胸元に白の槍が刺さる。
これはまさか。
「ちょっとセリア何殺られているの?」
びくとも動かない。
それに急に出てきた聖女服に身を隠している女がいた。
「蘇生魔法原初の月光」
アルデスメイクに青色の花がアルデスメイクに咲く。
それが枯れるとアルデスメイクが息を吹き返す。
「嘘だろ?!」
「あなたは神獣?」
聖女らしいき人物が話しかけてくる。
俺は困惑していた。
俺の眼には、千年前見た彼女がいたからだ。
心眼と魂魄眼を使うがはっきりと本人だと答える。
「そう、だといいんだが」
「それよりもなんであんたが?」
「私のことを知っているの?」
「けど、もう遅いわ私はあの人と会う為に!」
もうこれはなるべく傷つけないようにしないと。
あいつのせめてもの形見でもあるからな。
それから俺の戦いは死裂だった。
二人のコンボはすさまじく攻撃を入れる隙がない。
これはマズイな。
なんとか持ちこたえているが切り札は絶対に使えない。
その時また閃光がはしる。
なんだと思ったらピトだった。
「ピト?!」
「援護します」
ピトが来てくれたお陰で戦況は一変した。
ピトは俺達の時代の最先端のロボットだぜ。
さらには魔法攻撃反射といくつかの工学武器が
即作れる。
「ピトはアルデスメイクを頼む」
「ピピピわかった」
ピトはそんなことを言うと腕から何やら、
「レールガンvr2」
腕が巨大化しレールガンが出てくる。
なあ今の時代に会わないって!!
レールガンを取り出すと充電を開始し始めた。
数秒経つとアルデスメイクに照準を合わせ青色の閃光がレールガンから漏れる。
「風向き確認、方向確認、予測演算確認、
レディファイヤー」
アルデスメイクは防ごうとするがレールガンによって倒される。
「なぜじゃ!なぜ旧時代の産物なんぞに!」
そういうと跡形もなく消えた。
だが直前で魔法の跡が残っていたからおそらく逃げた。
まあいいそれよりも先に彼女だ。
「あなたはガイアの弟かしら?」
「そうだが」
「じゃあどこにいるかわかる?」
「は?何を」
あれ、確かにおかしい何故俺が彼女を知っていた?
頭が痛い、何故か大切な何かを忘れてしまっているような。
それは、まだ思いだしたくない。
思いだせば何かが壊れてしまうそんな気がした。
俺はこの記憶を無理矢理封じこんでそのまま戦闘にまた入る。
「ピトッ!」
「わかりました」
ピトが分解され俺の身体に着く。
分解すると俺の身体中にピトのパーツが着く。
身体に白い装甲が着く。
これじゃあまるで機械竜だな。
「まさか?!」
彼女が驚いているが、そんなことは知らない。
とにかく今は彼女を捕獲することだけを考える。
俺はそのまま槍に電気を纏わせる。
「雷電槍」
俺は追尾型の槍を一気に10本ほど投射する。
それを彼女は魔法で防ぐ。
「質問に答えろ!」
「ヴァルキリア召喚」
彼女の前に7人の乙女が出てきた。
それらが瞬時に俺の腕をいとも簡単に斬り飛ばす。
「クソッ!」
「それでどこにいるの?」
「知らない、俺はそもそも肉体を持ってること事態がおかしい」
「それは何故?」
「俺は世界樹本体だからだ」
そう俺はあの日完全に死んだはずだ。
だから彼女のことは知らない。
だけど、見ていた。
「わかった、けどほんとに知らない」
「そう、じゃあいいわ」
そう言うと彼女は乙女を連れて塔の上に向かった。
「勇者が来る前に準備だ」
「それと師匠ちょっと頼む」
俺はあるものを準備するために一旦この戦場を離脱した。
鍛冶工房
私は刀を打っていた。
今までよりも集中して。
ハンマーに属性を付与していく。
こうすることによってこの星鉄はようやく磨かれる。
叩いて叩いて叩きまくる。
そうすると星鉄が綺麗な星の欠片が飛び跳ねる。
そこで色が出てくると属性を持った証拠で、
それが出てきたら、ここでしか取れない、
霊鳳石を使う。
霊鳳石っていうのは厳密には石ではなくてほぼ気体に近いボール位の大きさの石でそれを刀に
つけると属性同士を相殺せずに属性を重ねることが出来る。
これ実は、不死鳥が鳳凰になる時に出る脱皮した皮みたいな物なんだよね。
「さてこれで後は系統外も含めてやらないと」
「だから霊石まだいるな」
私はもう1本の刀を見る。
「これどういう能力してるんだろう」
自分で打ったはいいが大抵はよく出来ていた。
だが今回ばかりはいつもあった手応えがなかった。
これは失敗なのだろうか。
刀に触れて見ると全属性の魔法が一気に展開される。
「うぁ!」
それはどうやら持ち主の魔力を吸っているようだった。
性質的には妖刀に近いのかなー。
時間がないのでそう考えてはいられないのだが。
そう言ってもこの刀で神剣を越えなければならないと思うと何故か無性に心配になった。
これはひょっとしてもう少し何かの要因があれば完成するのかも知れない。
だけどこれ以上の温度は見込めない。
流石に氷雪地獄でもギリギリなのにそれ以上だと。
「やっぱり星霊王様かな」
それとも、いや、これは最終手段としてとって置こうかな。
そして私は出来るだけ火力を上げて氷が溶ける位にする。
今までここまで熱上げたことなかったな。
師匠
さてあやつに頼まれたしのーちゃんと久々にやるかの。
それからワシは塔の鍛冶場に向かった。
ワシはセシルのことを少しだけ見て行った。
「大きくなったの」
「さてとお客さんの登場かの」
後ろを振り返ると何やら闇に包まれた何かがいた。
それは異形の形をしていた。
そう形はわかるがまるでゲームのバグのような。
「なんじゃこれは」
何故か数千年ぶりの死線を感じた。
数千年か、この身を鍛え鍛え、弟子を育成し、
常識破りだといわれ続けてきたがこれは。
「こういう戦いを待っていた!」
「さあ行くぞ!」
ワシは人間の状態に戻して槍で突く。
異形はすぐさま避け、攻撃をしてくる。
「∽〉“ф*ф■※◆┣※】Ψρστβ%σξξщ」
なんだこれは、闇が膨れ上がると世界が闇に染まる。
これは絶体絶命って奴か。
「風魔法風聖両神」
闇に包まれた世界を弾き飛ばそうとするが、
全く割れる様子すら見せない。
それどころか魔法を喰っていた。
「◆β】β◆ИД√◈”【λ√λζ」
また何か来る。
行動させる前に拘束する。
「真風魔法風神の零落」
風を具現化させ強制的に空間固定させる。
異形の奴は動かないと思ったら空間にヘドロを撒きはじめた。
そこからかつて倒してきた魔物たちがぞろぞろと湧いて出てくる。
「この量か、捌ききれるかのー」
「風魔法滅風」
相手を削る風を放つ。
宝玉使ってこれかの。
相手は全く減っていなかった。
「これはちとホントに勇者来たらまず死ぬの」
短期決戦あ望ましかった。
だがそんなことは叶わず。
「手も足も出やんかったかったわい」
そこでワシは意識がとんだ。
「は?」
俺は準備をしていたら、師匠が血塗れで倒れていた。
変な異形が師匠を喰おうとしていた。
「どけや!」
俺はすぐに槍を投げた。
それを避けず槍が刺さっても喰い続ける。
「雷魔法白亜の零墜」
極雷の霆がその異形にヒットするが全く動じない。
そのあとも魔法を使うが効かなかった。
「これは厄介だな」
「ζДλ√?」
なんかキョロキョロし始めたやがった。
どうやら俺の後ろを狙っているらしい。
「誰だか知らねえがセシルを狙うならお前がなんであろうと殺す」
「■☆*%*£○」
「あっそ」
黒い異形が何かを吐く。
これは、なんだ、人間なのか?
いや、違う、これは?!
爆発する爆発すると後には何も残っていなかった。
いったいなんだったんだ。
「おい師匠!寝てんじゃねえだろうな?」
「そんなことはいいからこれ外してくれんかの」
「わったよ」
「取り敢えず第一ラインは守れた」
その時空間が破れるような音が鳴り響く。
これは星霊王か。
目覚めるのかついに。
「だがその前に、勇者だ」
「行けるか師匠」
「もちろんじゃよく寝たしの」
俺は拘束されていた闇の物資を消す。
すると師匠が出てくる。
「師匠念の為にここの座標を変えてくれねえか?」
師匠は宝玉の力を使ってこの塔全体の座標を変える。
塔が揺れる。
これはやばかったか?
「なあ師匠これ大丈夫かな」
「まあ大丈夫じゃろ」
その時塔の屋根が吹き飛んでこっちに来る?!
「あれは、勇者か」
「そうじゃの」
「どうする?」
「まあとにかく屋根ないとあやつ起きた時にワレら殺られるしの」
「逃げる?」
「いやー?」
俺達は言葉を交わさずにすぐに回収した。
俺が空間魔法で収納して、瓦礫は爺さんの宝玉で。
「それにしても勇者かの」
「メンドクセ」
こっちに勇者が飛んでくる。
両方とも黒髪で勇者の証である紋章を手に着けていた。
相変わらずだけどだせえ。
「おい!そこのデカイドラゴンと龍こっちに来てもらおうか」
「なあヤッチまおうぜ」
「それではティアレイさんと婚約出来ないじゃないか!!」
なんかめんどくさいことになっていそうだった。
とにかく要件だけ聞いて駄目そうだったら、
尋問するか、殺すか。
「嫌だね、それと要件はなんだ?」
「お前喋れるのか?!」
あ?こいつら何で知らないんだ?
これは殺すじゃなくて尋問確定だな。
「なら話しがしたい」
「いいけど、下手な動き見せたら殺すからな」
「ヘッ!俺らが死ぬわけねえだろうが!」
「黙れハエ」
「ああ?!」
なんかめんどくさいチャラチャラした奴特に。
こいつはいいか。
「お前うるさい黙れ闇魔法沈黙」
「むごっお!?」
「な、何をした?!」
え?こんなんもわかんないの?
前来た勇者は全員って言っていいぐらい鑑定眼とか持ってたのに。
けどこれで確定したこいつらは先遣隊だ。
たぶんだがもう少しでこっちの世界に侵攻するための。
「卑怯なやつらめ!懲らしめてやる!」
なんか今回は正義感MAXの奴が来たな。
まあそれならやってやるけど。
「火炎魔法火炎王の咆哮!」
「水魔法八岐大蛇」
火炎王の咆哮を八岐大蛇で相殺する。
そのあとに残りの八岐大蛇で相手を縛る。
さてここからは楽しい楽しいお時間だよ!
「さてとお前ら勇者育成機関から来たな?」
「何故それを?!」
「そりゃあ前にお前らと同じ奴らと戦ったことあるからな」
「他の人もここにいるのか?!」
「いや全員殺した人一人残らず」
もういいやこいつらは、俺は剣をこいつの胸に突き立てる。
ついでに黙らせている奴にも。
すると、そいつらが金色に光始める。
「これは自爆か」
俺はとっさに幻想幻武を盾に変える。
なんとか防ぐことができた。
「毎度毎度やることがえげついんだよな」
「あのクソ勇者連中が」
取り敢えず戦争事態はほぼほぼ損害なく終わった。
だがその時後ろから気配がする。
「おい!師匠!?」
「なんじゃ?」
「後ろ!!」
師匠の後ろには悪魔と天使がいた。
悪魔は悪帝サタンと天帝ミカエルがいた。
そいつらが師匠の神核を抜き取る。
「旧時代の英雄はさっさと土に還れ」
「われらの目的はここの奪還だ」
師匠から神核を抜き取ると飛んで行こうとする。
俺は結界魔法で逃がさないようにしようとしたが。
なにかしらの力で阻まれた。
なんで効かない。
「師匠大丈夫か?!」
「まあそうじゃの、今回は流石にダメじゃの」
「ワシの星霊王に頼むぞ」
「待てよ、役目を放棄すんのかよ!」
「違うわ我はちと長くいきすぎた、それだけじゃよ」
「そんな、そんなことって」
師匠はまるで我が子を思わんばかりの眼をしていた。
師匠からどんどん魔力が抜けて行く。
身体が空に還って行く。
核がない今、宿っていられる場所はない。
「おじいちゃん?!」
「セシル?!」
なんてタイミングなんだ、これはあんまり見せたくない状態だったのに。
なんでこんな、俺が油断していたせいだ。
奴らは天使と悪魔と人間で手を組んでいた。
これは明確な敵対行為だ。
これは殲滅だな。
「ねえおじいちゃんまだ還らないで!」
セシルが小さい身体で大きい師匠の鱗を小さな手で叩く。
だが次第に手はすり抜けていった。
セシルは泣いていた。
そうか、ほんとに孫だったんだな。
「セシルよ、しばらく会えんかもしれんがしっかりと生きるんじゃよ」
「嫌だ!おじいちゃんまだ居てよ!」
「すまん、だが、セシルよ最後だ聞いておくれ」
「聞きたくない!!」
セシルが駄々をこねていた。
普段はこんな顔を見せたことなどなかった。
そう、年相応という奴だ。
次はいつこっちに戻って来られるのだろうか。
俺達は1回死んでもランダムな時間でまたこの地に蘇る。
だがその時はここがあるのかもどうかもわからない。
「セシルよあの砂時計の下にな、星の星鉄炉がある、それに空の魔力を入れてみなさい」
「そうしたらそれは動くはずじゃ」
「じゃあ今までの鍛冶は?」
「あれを扱う為の練習場じゃよ」
「それとな、これ」
師匠は横たわれながらセシルの首もとに宝玉を小さくしたペンダントを授ける。
「師匠これは」
「いいんじゃよ、それと空、ワシの神核と孫と
星霊王を頼むぞ」
「ああ」
こうして師匠は世界に還った。
風が止まった。
すいません出すの遅くなりましたー。
それにしても夏休み終わりましたね。
皆さんは夏休み楽しかったですか?




