2ー12世界の守護者
sideティア
私はブレイブに買ってもらった服を着ようと思っていたら、ブレイブがいたのでさすがにちょっと恥ずかしいから外で待ってもらうことにした。
それで着替え終わって呼びに行こうとしたらいなくてどこに行ったんだろうと思っていたら。
ヨルちゃんとルリアちゃんが走って来て。
「ねえ二人ともブレイブ知らない?」
「見てない」
「見てないよ」
「どこに行ったのかしら」
本当にどこに行ったんだろう。
もらったペンダントを見ると、
あれ?さっきまで緑色の綺麗な色だったのに黒くなってる。
どうしてだろう嫌な胸騒ぎがする。
「ヨルちゃんルリアちゃん一緒にブレイブ探してくれない?」
「いいよー」
「もちろん」
私達は宿を出て外に出ると、急に地面が揺れた。
いや地面だけじゃない空も木も揺れている、
いや怖がっている。
どうして?
その瞬間帝国の外から物凄く大きな音が聞こえた。
「──────!!!」
その爆風のせいで町のガラスが全部砕け散った。
ああ家が壊れる。
「二人も頼める?」
「あったりまえ!」
家が傾いてきそうなのを無理やり固定する。
「鍛冶魔法·固定」
魔法で固める家の周りを取り敢えず固める。
「ねえお姉ちゃんこれ」
「確実にドラゴンでしょこれは」
「しかもこれって絶対古代竜以上だよね」
あれ城の方からも煙が上がっている。
すると城から爆音が鳴り響く。
「耳がキーンてする!!」
「うるさい」
「確かに」
「城で何かあったのか?」
「わからないけど」
「ティアお姉ちゃんはあのドラゴンの方に行って!」
「わかったわそっちは頼むわ!!」
「了解」
私は声の爆風がしてきたところに向かった。
向かう途中でギリアスとあのグラサン執事と会った。
「お、嬢ちゃんどうしたんだ?」
「どうしたんですかティアお嬢様」
「今から爆風が着たところに行きたいんだけど
いいかしら」
「それはちょっと許容出来ませんね」
「相手はあの世界竜ですよ」
「まさか!?」
待って言わないでお願い!!
嫌な予感が合ってしまいそうで怖くなる。
「破滅を喚ぶ竜です」
「それはバハムートのこと?」
「そうですそしてその正体はブレイブでした」
「このままでが貴方は国家転覆の罪に着せられる可能性があります」
「なのであのドラゴンを今から討伐出きればよいですが出来なければ封印という形になります」
「それまで人類が持てばの話しですが」
「なのでティア様にはリュート様とシセル様ら一同を呼んできてはいけませんか?」
「わかったわ」
一体何が原因で、あれ?
何か見落としてない?
そういえば最近ネツァフさんいなかったよねそれと何か飲み物に入れてなかった?
確か『解放石』だったかな。
確かリラックス効果があるって言ってたような。
まさかあれの効果?
だけどネツァフさんがそんなことする理由って
ネツァフさんて確か魔道王の遺産なんだよね。
つまりブレイブを使って魔神を倒そうとしてるのかな?
考えててもしょうがないとにかく探さないと。
だけどどうすれば。
「やっぱり私も行くわ!」
「ダメです絶対今回ばかりは相手が違い過ぎます相手は神殺しですよ!!」
「そうだぞ嬢ちゃんここは任せてくれ」
言い争っているとギリアスの首から白い蛇が出てくる。
これはホロ?
どうしてここに?
「おいらに任せろ弟であるおいらが殴ってきてやるから」
「勝てるのか?」
「わからない、前も一回だけ兄妹と喧嘩したけどその時は兄貴とおいら達で戦っただけど負けた」
「けど暴走している今ならどうにかなるかもしれない」
「それにたぶん皆さっきのでこっちに来てると思うし」
「それまで時間稼げればOKよ」
「それじゃあ」
ホロは大きくなっていって八つの頭と八つの尻尾が出てきた。
「言っとくけど多分来ても魔力の圧でまともに動けないよ」
「そんな!」
「いやここはホロに任せて一旦城に戻ろう」
「ギリアスさん!城には急いでください!!」
「何者かに襲撃を受けている可能性があります」
「なんだと?!」
馬に乗って走って行く。
「了解した、おい!ホロ!」
「何?ギリアス?」
剣を投げられる。
「これお前の核だろ?」
「ありがとう、これで行ける」
剣を額に載せると核だけが吸い込まれる。
どんな構造になってるのかしら?
その後私はホロについて行った。
どうやら聖女の能力なら大丈夫らしい。
それと念の為にイグニスも持って来ている。
それと思ったけど遅くない?
「ごめんおいら一番足遅いんだ」
「うん、大丈夫」
「だけど大きいねやっぱりもう見えてきたよ」
あれがバハムート身体だけで山を埋めつくすほどの大きさ。
ブレイブどうして貴方は人間ではなかったの?
「ヤバイこっちに来る!!」
黒い巨体で翼を広げてこっちに向かってくる。
だけど途中で止まって、
「あれ?止まった」
「嫌違うマズイマズイ」
「ブレスだ!」
バハムートが黒いブレスを吐いてくる。
ブレスが通った場所には全ての物が消えた。
「これがブレイブなの、いいえ違うあんなのブレイブじゃない!!」
「ブレイブこっちを見て!!」
手を振ってみるが、もっと近付いてきた。
「ちょっと降りててこれ以上はやっぱり看過できない」
「それとやっぱりこないか皆」
「せめてベヒーモスさえいれば」
「喚んだ?」
後ろを向くと大きな岩?があった。
目もついてるし口もあるあれ意外とかわいい?
「いたのか、いや博士とか言う人の実験で、
『魔物バズーカー!!』とか行ってここまで飛ばされたわけ」
「それと兄ちゃんこれどうなってんの?」
「兄貴が暴走した、手を貸してくれ」
「いいけど勝てるの?」
「それは、やるしかないでしょ」
「だよねー」
「姉さん達は来ないの?」
「海じゃないから来れないだろ」
「それとあいつらは今上の管轄だし」
「確かに」
え?何この会話全くついていけない。
それとこの子達神獣なの?!
生きた伝説が今目の前にいるなんてそれと兄妹ってことも初めて知ったし。
「やば、またブレスだカバリオ頼んだ」
「はいはい、全てを吸い込め無限の胃袋」
ベヒーモスが口を開けるとブレスが口の中に入っていった。
え?あのブレスを吸い込んだの?
「あの大丈夫?それ吸い込んで」
「大丈夫後三回までなら」
「それとホロ兄ちゃんもさ動きなよ」
「いやお前あの時だって来なかっただろ」
「あれ?バレてた?行こうと思ったら眠たくなっちゃって」
「おいらでやっと封じこめたのに」
「ていうかこのままだと完全に力取り戻しそうな勢いなんだけど」
「やっぱり来ないかなー!!」
バハムートがこっちに来てホロと取っ組み合う。
相変わらず大きいな、だけど流石にこれ以上やられると色々マズイ。
だからここで止める!!
「カバリオ援護頼む」
「わかった」
おいらは八頭の頭を使って腕を食いちぎろうとするが硬い。
やっぱりか、けどこれどこ向かってるんだ?
とにかく人の多い場所に向かってる気がするけど。
「おい!起きろよ!バカ兄!!」
「グァアァ!!」
痛いやっぱりきついな、と思ったら、
バハムートの背中から光の粒子が発車される。
「裁きの光か!!」
「吸収盾」
「ないす!!」
その後よろけたあとを追撃する。
尻尾で顔面叩いてこかす。
するとティアがバハムートの上にいった。
「ねえブレイブ戻って来て!!」
「お願い!!」
*****
お願いだって言われても誰だよ、俺達は死なない神核を破壊されない限り死ぬことはない。
皆だれか会った人達も皆死んだ、あいつらだって、それとこの記憶は、一体なんなんだ、
なんでこんなに幸せそうな顔しやがって自分の神核をぶっ壊して俺は死ぬ。
そしてこの役目はあいつに任せる。
早く死なせてくれ、頼むもう役目を果たしただろう。
だから頼むよ、お前にしかタノメナイダカら後は頼んだお前に託すよ、それと力も渡すけど役目は果たさないでいいから。
これで死ねる。
「は?ふざけんなよ!!ガイア!!」
「え?なんでお前壊れたんじゃ」
「残ネーン内側からやられるのはあいにく慣れてるからな」
「それとお前は俺なんだろ、役目なんてどうだっていい俺らは自分の心に従えばいいんだ」
「だけど今度は自由に縛られるなよ」
身体が分散して行く。
ああそうかやっぱり死んだのか、だからか。
よかったこれで俺が誰なのかわかる。
俺はこいつのもう一つの人格だったんだろう。
だからいいんだもう決めたから。
「それじゃあ、それとティアに言っておいてくれ、」
「わかった」
俺は最後の言葉を紡いだ。
*****
あれ?兄ちゃん止まった?
だけどなんで?
なんかあったかのか。
動いていたのが急に止まった。
あのティアとか言うのに言われて止まったのか。
「おいカバリオ」
「何?」
結界を張れと言ってくる。
だけどなんで?
「は?役目を放棄したい?!」
「ふざけんなよ!」
「あの時全員で決めたよな!!」
「..................」
何も動かない、目も動かない、だけどなんか話してる?
「ねえ何か話してるの?」
「ああ、こいつはやっぱり殺す」
「わかった、兄妹とも思わない」
「殺るか」
「................」
その時のそっとバハムートが動いて行くと身体の表面が白くなっていってまるで銀色の彫刻のようになった。
「すまない、お前達」
「辞めるとか言うなよ」
「ばか兄貴」
「すまん」
その時走ってくる。
「ブレイブ!!」
「?!」
「君があいつに名前を着けてくれたのかい」
「え?どういうこと?」
まるでブレイブじゃないみたいな言い方して!
ブレイブじゃないの?
本当にバハムートなの?
「ちょっと待って欲しい」
「幻想魔法·回想」
目の前にいつもの小さな銀竜が出てくる。
だけど何故か余り生き生きとしていないような。
「ブレイブ!!」
ティアが抱きつこうとするが、
それをブレイブが手で止める。
『最後だからね聞いてほし─いんだ』
「何を言ってるの?」
「答えてよブレイブ!!」
「最後ってどういうこと?!」
「すまないこれはただの回想なんだ」
涙がボロボロ出てくる。
どうしてなのよいつも大事な時にいないし、
いつも何かあると死にかけてるし、それでも笑顔で守ってくれるし、
あれ?私って護られてばかりじゃない。
どうして気がつかなかったんだろう。
『ティア僕に名前を着けてくれてありがとう、
何もない俺に色々な体験をさせてくれてありがとう、そしてヨルとルリアにもありがとうって』
『それとティア俺が死んだらバハムートを、
ガイアを頼む』
『そしてティア俺も君のことが好きだったよ』
『今までありがとうどうか幸せになってほしい』
『それじゃあもう行くね』
幻想魔法が消えかけると、
ティアが駆け寄る。
必死にブレイブに触れようとすると。
ブレイブは消えて行く風に乗るように。
何かがブレイブから落ちる。
ティアはそれを拾って胸元に持っていく。
「ブレイブー!!」
本当に死んじゃったんだ。
なんでなんでなのよ!
ブレイブ何もしてないのに。
ブレイブがいないと私耐えられない。
まるで学園で一人いたのを思い出す。
嫌だあんな色褪せない日々を送るのは嫌だ!
イグニスを手に持って聖石に向かって。
『幻想級魔法·天使の楽園』
聖石に聖力が入っていくだけだった。
何回も続けた。
「俺もやってみるよ」
バハムートも魔法を使う。
『世界幻想魔法·世界命令魂検索』
いない?!どこにも一体どこに行った?!
どこにいる、どこだ。
「お前が自由に縛られるなって言ったのに縛られてるのはお前の方じゃないか!!」
「おい!ブレイブ戻ってこい!俺!!」
聖石は何一つ反応を見せることはない。
そしてだんだんと黒くなってきた。
聖石が黒くなって割れる。
「な?!」
「聖石が壊れるなんて、」
「まさか俺のブレスか!?」
「いや違うと思う兄ちゃんブレイブの中から出て来たから」
「それはつまりこの巨体で出てきたからか」
「そんな!」
ティアが足から崩れ落ちる。
「私これからどうやって生きて行けばいいの?」
「ねえ」
全員がティアを見る。
眼が真っ黒だ、まるで絶望の淵にいるかのような。
いや実際にいるとおもうんだけど。
「もう嫌なの裏切られるのも誰かに置いていかれるのも」
「だから私も逝くね」
「聖魔法·断罪の刃」
上から光の刃が落ちてくる。
「ちょ!早まるな!!」
カバリオがティアを守る。
「何よ私にはブレイブしかいないのに、奪ったのはそっちじゃない!!」
ティアから闇の魔力が発生する。
「マズイぞ、聖女が反転仕掛けてる!!」
「急げ今からやらないとあいつらが来る!!」
「ほら皆手伝え」
『わかったよ』
『ヘイヘイ』
フェンリルと不死鳥が出てくる。
「ナイスタイミング!!」
『集中しろ!』
『魔力が反転仕掛けてるならさらにそれを反転させろ!!』
「世界魔法·存在·支配」
バハムートもすかさず魔法をつぎ込むが、
魔法が弾かれる。
全員が驚愕する。
「嘘だろ?!」
その時上から黒い物が落ちてくる。
禍々しい雰囲気を漂わせている。
なんだこれはまさか?!
グレイブの気配がする?!
何故だ?!あいつの気配が何故する、あんなものから。
「クソッまだこっちは解決してないのに!!」
黒い塊がティアに近寄る。
まるで地面を張ってでも何かを得ようとするように。
「おい!ガイア!大戦結界使え!!」
「わかってるよ!!」
「世界魔法·大戦結界」
ティアを取り囲むように結界が張られる。
それでも黒い塊はティアに向かって行く。
そして結界を食べてティアを取り込んだ。
「大戦結界を食べた?!」
「そんなことよりも先にティア嬢を!」
反転しかかってる状態で取り込まれたら、
俺達は次の瞬間吹き飛ばされた。
ヤベ軽く意識が飛んでたな。
どうする存在も支配も通じないなんて。
あいつに頼まれたっていうのに!
〈■■■〉
ティアが深い黒の霊装を纏う。
今までにないぐらいの魔力量だ。
下手すると俺達と同じ位だぞ。
〈零の領域〉
なんだこれ動けない。
皆も動けないのか。
フェンリルと不死鳥はやっぱりこれなかったかもう消えてしまっている。
それに魔力は扱えるが、効くのか?
いやそれでもやるしかない!!
「お前ら援護頼む」
「いやしないと死ぬでしょ」
「確かに」
取り敢えず最大火力をぶつける、
「火炎魔法炎熱地獄!!」
「風魔法雷電嵐」
二つの属性が混ざりあう。
〈零の源〉
空間に穴が空いてそこに吸い込まれる。
「嘘だろ?!」
「こんなのどうすれば」
『死にたい、死にたい死にたいせてくれみんな』
これは誰だ?
少なくともティア嬢には見えないが。
『ダレモキズツケタクナイ』
黒い涙が落ちる。
「嫌だねあいつに頼まれたんだ」
「だから死んでもここで助ける」
〈世界の守護者〉
周りの魔力がガイアに集まってくる。
そしてそれを取り込み進化する。
銀色がさらに深くなり、大地から空から、
星から魔力がガイアに注がれる。
「何者か知らないがそれは俺の弟のものだだから還れ!」
「星魔法·星浄」
ティア嬢にそれがぶつかる。
「ク!」
〈零の孔〉
黒い球体で避けようとするが星に還される。
どんどんティア嬢から黒い塊が剥がれて消えて行く。
消えていくとティア嬢が落ちてくる。
マズイ!!
ホロ、カバリオ頼む!
「ヘイヘイ」
「OK」
カバリオの上に落ちる。
急いで駆け寄るが、
スヤスヤ寝ていた。
よかった生きてた。
あいつとの約束を守れた。
だけど多分次は、城か、
sideヨル、ティア
私達はティアお姉ちゃんに言われた通りに城に向かった。
何かあるといけないのでもう武装は済ませてきた。
「ねえお姉ちゃんこれどうなってると思う?」
城の前まで来たが透明な結界に守られている。
ヨルが刀で斬ろうとすると弾かれるのではなく
跳ね返ってくる。
これは無暗に攻撃入れても意味ないな。
「ルリア魔法と魔術どっちも頼む」
「わかった」
ルリアが詠唱を始める。
『我世界に命じ、この世に誓い、かの守護を解き放て』
「解放」
弾かれないが届いてもいないか、
「怒羅権蛮行」
龍が結界を食い千切ろうとするが、
「これってひょっとしてマルクト?」
「マルクトなのか?」
「てことは!」
ネツァフ達がグルの可能性がある。
でもどうしてあの時代ではそんなことなかったのに。
過去が変わろうとしている?
「それなら」
『第2段階解放代謝』
結界の代謝を限りなく零にする。
結界が弾け飛ぶ。
「お姉ちゃん行こう!」
「よしっ!行くぞ!」
二人で城に入った。
城に入ると多分帝王だと思うんだけど身体に穴が空いて死んでいた。
「酷いなこれは」
「う」
「ルリア大丈夫か?」
「うん、大丈夫」
帝王のすぐそばを見ると10人のフードを被ったやつらが王座の前の小さな階段に座っていた。
一人がこっちに来る。
「お二方お久しぶりでございます」
フードを脱ぐと。
中からネツァフが出てきた。
「どうしてここに?!」
「答える義理はありません」
「そして貴女方にはそれを帰してもらいます」
着ていた武装が取られる。
取られた瞬間に首と手と足首を鎖で絞められる。
「力が出ない」
「さてこれであの優しい竜モドキは手伝ってくれるでしょう」
私達は武装を盗られた瞬間に負けた。
なんで裏切ったの?
なんでなのネツァフ。
そして私達は武装を盗られたあと十字架に押し付けられた。
「なんでこないんですかね」
「ムカつくな主と一緒の姿なんて」
「主に対する冒涜だぞ」
「いっそのこと殺ってしまおうか?」
「そうしよう」
ゆっくりと10人が近付いてくる。
ネツァフが来て、自分から剣を取り出す。
「剣&杖」
剣が杖に杖が剣になる。
「魔力収束、絶対切断、概念切り離し」
「これで来るでしょう」
王座の後ろから銀色のドラゴンが現れる。
そのまま突き進んでくる。
「久々ですねガイア」
「そうだなお前ら、所で何してる?」
「そうですね貴方に協力してもらおうかと」
「何?」
「神殺しを」
「お前らまさか?!」
「そのまさかですよ」
「ケテル洗脳なさい」
「は!」
ガイアに洗脳をかけようとするが。
「何故聞かない?!」
「あいつが最後に力をくれたんだよ」
「まさか?!あのドラゴンモドキが?!」
「これは計算外です、退却しましょう」
「賛成ー」
「わかった」
「御意」
「りょうかーい」
「じゃあねー!」
ゲートを作り出して逃げて行こうとする。
「おい!待て!話は終わってない!!」
そのままゲートが閉じる。
「クソッ逃げられた」
「そんなことよりもヨルとルリアは?!」
十字架に吊るされているだけで目立った外傷はなかった。
安堵したのか進化が解ける。
「ありがとうブレイブ」
声も届かないブレイブに向かって言う。




