2ー4冥土の門
次の日。
いやーよく寝た。
あれ?ホロがいない?
「ホロ?」
「いた?」
何故か昨日まで白かったのが今では黒くなりはじめていた。
「大丈夫か?」
「いや本体の方になんかあった見たい」
「剣の方か?」
「うん」
「それと門が開いた見たい」
段々と黒くなって行く。
白かった鱗はどんどんどす黒くなっていく。
「ごめんもう耐えきれないかも」
ホロがそう言って消えた。
「ホロ!?」
本当に消えてしまった。
取り敢えずギリアスのところに行かないと。
いやそのまえに。
「マルクト、ネツァフ」
「なんでしょうか?」
すっと俺の中から出てきた。
いやいつも思うけどどこから出てきてるんだ?
「主様の魂でございます」
「それでいかように」
「ルリアと一緒に金を持って竜人族のヨルって
言うのを闘技場出場者から見つけて来て欲しい」
「御意」
ルリアを連れて消えていった。
「さて動くか」
「コクマー、ビナー」
本とレコードが出てくる。
「今この辺で何が起きてる?」
「世界命令実行」
「世界禁忌目録」
コクマーとビナーが合体して1つの時計になった。
「只今冥土の門が開きかけている模様」
「奴まで!?」
「ゴホン」
「セリア·クレイルが筆頭のようです」
「誰だそれ?」
「大昔我らを破壊した者です」
「奴は天使と悪魔の混ざり者故に両方の力が使えるうえ武術の達人でもあります」
まじか神を殺した武器でさえ破壊出来るようなやつが生き返るってことか?
「いえ厳密には一部の能力が制限されている状態ですが我々だけでどうにかなる問題ではありません」
制限されていてもか。
「ただやつを門に押し込めれば勝機はあります」
「そうか」
「じゃあ行こうか」
アテヌス俺の身体は?
【大丈夫です魔力回路正常値をクリアしています】
【いつでもどうぞ】
俺の身体から光が流れ出て目の前に俺の身体が
出て来た。
さて入るか。
只今中に入り中。
「やっぱり慣れない」
【そうですか】
なんかそっけない。
「さてみんな来てくれ」
次元が開く。
中からケプラー達が出て来る。
「我が主参りました」
「早速向かう所がある」
「わかりました」
俺達は冥土の門に向かった。
一方ルリア達は。
「さーて始まりました帝国最強を決める試合の開始です!!」
名も知らない奴隷達が争っていた。
周りの観客は血が出る度に騒いでいる。
「おら!やっちまえ!」
そんな声が聞こえて来て。
「さてさて皆様注目であります竜人族のヨルでございます!!」
観客の声はヒートアップする。
「対して相手は帝国一であるマルハッタン選手です」
「さて期待のルーキーと帝国一どちらが勝つのでしょうか?!」
「試合の開始が鳴ります!!」
ルリアは一人で試合を見ていた。
「血、嫌」
『大丈夫ですか?』
マルクトが聞く。
「うん、お姉ちゃんならきっと大丈夫」
『辛かったら言ってくださいね』
「うん」
ネツァフは静かに見ていた。
あのこはなんで魔力と翼がないのでしょうか?
ただ主の命令なので動きますがあのお方は使えそうですね。
マンハッタンが近付く。
殴る。
う!重い!
けどこんなのに負けてるようじゃこの時代に来た意味がない!!
刀を取り出す。
「弱いわね!」
と言って近付く。
刀がガントレットに阻まれる。
すかさず攻めるが。
「いやいや弱いねー!」
「クソ!」
なんでしょうか?何か制限が掛けられているような?
黒い剣が地面に突き刺さる。
「おっとなんだこの禍々しい剣は!」
アナウンスが騒いでいる。
「ありがとうルリア!!」
さてこれで戦えるあの人に教えてもらった技で。
「ネツァフ久しぶり」
『どなたでしょうか?』
「うんうんこっちの話し」
「さてとどこまで出力上げてもいい?」
『今だと60%が限界です』
「じゃあそれで」
【魔王装備投影開始」
【創造、支配、代謝、恐怖、検索、存在まで使用可能】
何にもないところから装備が出て来る。
それをルリアが纏う。
見た目は黒の着物に漆黒の刀と月の形をした時計だった。
『虚式·月墜』
空気が弾ける。
するとマンハッタンの頭が弾け翔ぶ。
「おっと何が起きたー?!」
歓声が上がる。
「なんも見えなかった」
ヨルはただ刀を軽く振っただけだった。
「この力さえあれば私だって」
いや違う。違う。
これはだってあの人の。
あれルリアは?
「、、、」
ルリアは走り出した。
待って!ルリア!
追いかけようとする。
だが。
反動が。
『しょうがないですね』
『我々の計画の一端にして挙げましょうかね』
ネツァフはヨルの奴隷紋を支配して破壊してそのままルリアに向かって走りだした?
ブレイブ
今俺は冥土の門の目の前にいる。
そして目の前にはアルデスメイクがいる。
蒼髪で小さい女の子だ。
「よぉ久しぶりじゃな魔道王!」
いきなり斬りつけられる。
なんだよこいつ俺のことやっぱ知ってんのか?
「あれどうしたのじゃ我のこと覚えておらんのかの?」
「まあよい思い出させてヤるだけじゃからの」
笑顔で手刀で斬りつけて来る。
「お前なんで俺のこと知ってんだ?」
「それはの」
「それはお主が我の夫じゃからの!!」
「昔熱い夜を過ごしたではないか!」
少し大きい胸を張ってだいぶ爆弾発言をしている。
まて俺は。
【ロリコン】
『ロリコン』
「ロリコンちゃうわ!!」
全裸の女の子が言った。
「いや服着ろよ!!」
「いやじゃ」
「今から交尾するのじゃ!!」
絶対いやだ。
ましてやこんな幼女と誰がするか
「それじゃあ」
ここを去ろうとする。
「待て、待つのじゃ!!」
「あ?」
「ごめんなのじゃこれなら良いか?」
魔力で紡がれた服が現れる。
白のドレスだ。
「どうじゃ!」
「いいんじゃね?」
「というか俺お前とそういうことした記憶がないんだが」
「いやであるなあんなにも戦ったではないか!!」
「それ前の俺のことだろ?」
「どういうことじゃ?」
「今の俺は記憶がないの!!」
「ていうか何故俺呼びなのじゃ?」
「以前は『ボク』だったではないか?」
ないかと言われても俺には記憶がない。
本当に何もないんだよ。
今は夢で訳の分からない夢を見ることはあるけど。
「まあよい戦えば思い出すじゃろ」
「は?!今の戦う雰囲気じゃねえだろ?!」
セリアが距離をとる。
『聖魔解放』
セリアから白と黒の翼が計6つ生える。
「さて戦闘開始じゃ」
ちょっとだけ投稿頻度上がるかも。




