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邪神と女神の子として生まれた俺、当たり前だけど最強です!  作者: 龍牙零夜
第一章:誕生、最強夫婦の子
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第一話:誕生、最強夫婦の子

 


「おぎゃー、おぎゃー」

 

 暗い部屋の中、蠟燭が周りを照らし声の正体、赤ん坊を

映す。

 「見て、あなたに似てとってもカッコイイ子男の子になるは」


 そう言う女の名メリア。メリアは、美しい金の髪、目は

碧眼でつり目、誰が見ても一目惚れする女だった。


「目元は君似でちょっとつり目だね」


 この男の名カリムは、サラリとした銀の髪、目は相手を萎縮させるような、黄金の目、顔つきは端正な顔つきだった。


 メリアとカリムは夫婦であり、愛し合い子供が生まれた。


 その赤ん坊は、左右で目の色が違った。左はメリア譲り

の碧眼で、右はカリム譲りの黄金の目だった。髪は銀色で

カリム親の血が濃かったようだ。目元つり目でメリアの目  

元にそっくりだった。


「この子の名前はきめてるの?」


「ああ、この子の名前はレイヤ…。レイヤ・ブラッド」


「レイヤ、いい名ね」

 

 二人は笑いながら自分たちの子可愛いがった。


 それから五年後…


 カン、コンと木と木が打ち合う音が家の庭み響いていた。


「ほら、もっと打ち込んでこい」


 俺は半ばやけくそに木剣を振っていた。それをいとも簡単に裁く父さん、カリムが笑っている。


「そんなんじゃいつまで経っても俺に勝てないぞ。いいか、剣っていうのはただ振り回すだけじゃダメなんだ。しっかり刃を立てないと、どんな業物もゴミになる」            

 

 と言い、木剣で牧の木を一振りで八等分した。

 

 それを見た俺は父さんに文句を言いたくなる。が、意味がないと思い黙るしかなかった。

 

 というのも、父さんはかつてこの世で一番強い存在だったと言われている。

 

 この世には、二種類の人族がいる。

 一つは神の血が入った者。もう一つは、魔の血が入った者。

 この世には、かつて人が存在しなかった時代『死の時代』という時代があった。

 

 そこに存在する生物に理性は無く、同族だろうが喰らい、喰らう度強くなるという生物しかいなかった。

 その生物の名は、『ノーネーム』。元々一人の神『邪神テト』が遊び半分に作ったらしく、その神は他の神達が監理する世界にその生物を放った。その世界こそが俺たちの世界だった。

 

 元々人間には何の力も無く、ノーネームに蹂躙されることを恐れた神々は人々に力を与えた。

 その力は聖なる神、または聖なる神の使徒である天使との『契約』。

 

 契約を交わすことで、体内に神または天使の血を取り込む事ができ、絶大の力を手に入れることができる。取り込む血が多ければ多いほど力は増加するが、その代償に命の危険を伴う。体内の一割が通常で、三割を超えれば平民でも貴族になれる。

 貴族は平均三割を超えている為、貴族は平民を差別対象

にするものも少なくない。

 

 もう一つは、魔の血が入った者。魔の血とは、邪神、邪神が作った魔人の血であり忌避されてもいる。

 そもそも邪神は一人ではなくあくまで神々の種類の名であり、邪神全てが悪いというわけではない。だが人という存在は集団で生活する生き物。たとえ個人が悪くても集団全体を悪く見てしまうという悪癖がある。

 だが基本的な部分は同じで、魔の血も絶大な力を手に入れることができる。

 

 体内に血を取り込む事により、魔法が使えるようになり、自分に合った武器(アウリス)を顕現できる。

 そしてこの二つの大きな違いは使用できる魔法の種類にある。

 聖なる血を取り込んだ者は、炎・風・水・光の四属性使える。聖なる血に対し魔の血は、闇・雷・土の三属性と一つの属性が少ない。だからといって劣っているわけでもない。属性の強いほうから、闇・光・雷・炎・水・土・風になっている。


 因みに俺は、両方使える。何故かというと、俺は人ではないからだ。

 父さんは邪神で、母さんは女神。普通は神の間に子は生まれないらしいが、何事にも例外はある。

 イレギュラーが重なり何故か俺は二つの能力を持って生まれてしまった。


「よし、次はアウリスを使いこなす為の特訓だ!」


 普通契約しないとアウリスは使えないが、俺自身が神でもある為使うことが出来る。


視通(みとお)せ!未来を視る者(スクルド)


 そんな俺の聖なる血の方のアウリスは、全体的に白く輝き、刃は青白く、自分で言うのもなんだがどこか神秘的で美しい剣が空中に浮かんでいる。


「やっぱり綺麗だなーその剣。メリアのも美しさの現れでもあり、レイアの心の美しさでもあるな。」


 俺は嬉しくもあったが恥ずかしくもあり、空中に浮いてる剣を右手に持ち、腰を少しおろし右足を下げ、足を開いた状態にした。腕を後ろに回し地面と水平に剣を構え


「そんなことより行きますよ」


 そう言うと俺は、魔力で体を強化し地面を思いっ切り踏み駆け出した。地面が抉れるほど。


 そして俺は今出せる最速の上段切りを放ったが父さん只の鉄の剣で難なく受け止めた。それが()()()()()()()左の拳を顔目掛けてて放つがギリギリまで引き付け首を右に傾け最小限の動きで交わす。


 だがそれも俺には視えている。俺のスクルドの能力は未来を視る能力。常に一手、二手先読みできるが今も袈裟切り、横なぎ、逆袈裟切りをしてるが父さんは一歩も動かず俺の攻撃をさばいている。


 そして、俺の剣を弾き飛ばしがら空きになった腹に父さんの一応加減してある拳をもろに喰らう。魔力で身体強化してないにも関わらず拳圧だけで海を割ることが父さんの拳は加減されていても一発で致命傷だ。


 気を失い目が覚めるとそこはベットの上だった。窓を見ると外は日が暮れて赤くなっていあた。ベットのすぐ横には椅子に腰を掛け回復魔法をかけてくれている母さんがいた。

 

 魔法は七属性の他に無属性があり、無属性魔法は回復魔法・身体強化魔法がある。この二つは血に関係無く誰でも使うことができる。


 俺が目を覚ましたことに気ずくと、優しい声で

「まだ痛む?お父さん、少しやりすぎなところあるからねぇ」


 母さんは一見少し怖そうに見えるが、とても優しい人で自慢の母さんだ。いつも家事で忙しいのに、こうして俺の為に今も回復魔法をかけてくれている。


 無属性魔法は誰もが使える比較的簡単な魔法だが、効果はいまいちなのである。回復魔法なら擦り傷を治す程度。身体強化魔法も基本的な能力が少し上がる程度だ。

 しかしこれを極めると回復魔法は欠損した身体の再生も可能であり、身体強化魔法は神の領域に至れるとさえ言われている。


 そして母さんは死後三秒迄なら身体の一部があればその人を再生できる。よって俺の傷など一瞬で治せるのだが、俺が起きる迄はずっと回復魔法をかけてくれる母さんなのだ。


「また負けちゃった」


 そう言う俺に母さんは


「負けることは悪いことじゃないのよ。負けることで新しいことに気づいたり、心を強くしてくれる。これからも沢山レイヤは負けるかもしれない。でもその度に強くなりなさい。あなたは私たちの自慢の子なのだから」


 そう言って笑う母さんに俺は、力強く頷いた。



























































































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