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スイッチチェンジキャラクター!(4)





コンコン


「失礼します。本日より2年1組に転校してきた神走 文太です」


「っ、おお、転校生か。どしたー?」


職員室に入ると担任の先生に気だるそうに声をかけられる。

なんだろう。この先生ぶっちゃけ先生っぽくないぞ…?


「お昼休み中すいません。ここって屋上の鍵とかって借りられますかね?」


だが、私は礼儀を忘れない。


「あ?屋上?…まぁいいか、別にこの学校は屋上立ち入り禁止とかは無いが用が済んだら一応鍵閉めて返しに来てな」


「はい、わかりました。ありがとうございます。それでは、失礼します」


無事に先生から鍵も借りることができた。

内心でガッツポーズをしながらも屋上へと歩みを進めた。






「ここでなら、大丈夫そうだよ」


ラムに向かって話しかける。

するとラムも私に見える範囲に姿を現す。


「あのさー、僕に気を使ってくれるのは嬉しいけど転校初日くらい誰かと一緒に食べたらいいのにぃ…」


少し申し訳無さそうに言うラム。

恐らく、私に気を使っているのだ。


「まぁ、それはおいといて…さっきの話、聞いてた?」


群がる女子の中、気になる一つの言動。


「あぁ、うん。僕も確信は持てないけどもしかしたら、可能性はあるかもねぇ…」


「じゃあ今日ちょっと張ってみよう」


「いつも悪いな…ところで、兄貴さんは?」


…あっ…


「忘れてたぁぁぁぁぁ!!!」


しまった!本当に忘れてた!


「やれやれ、とりあえず連絡だけでもしてみたらどうだ?」


「そうだね…そうするよ…」


携帯を取り出し、電話する。が出ない。

何かあったのだろうか。まぁ兄貴ならある程度は大丈夫だろう。


「出ないのか…?まぁ、あの兄貴さんなら大丈夫だろ?」


ラムも同感のようだ。

私は頷き返して弁当を取り出す。


「いっただきまーす!」


ひとまず兄貴の事は気にせずに私はお昼ご飯にすることにした。





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