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4話:綾奈の出産

それから5ヶ月が経った。


綾奈のお腹はますます大きくなり、臨月へと入った。

勇希はそろそろ抗がん剤治療が始まった。


『勇希ー、おはよー!』


『あ!お母さん!おはよー!』


『お、今日は元気いいね、少し良くなった?』


『うん!今日は少しげんきー!』


『そっかそっかー、良かったー』


そこへ、サンタの格好をした義喜が入ってくる


『じゃじーーーん!メリークリスマス!』


『わー!お父さん!サンタさんになってるー!』


『勇希は頑張ってるからサンタさんがプレゼントを持ってきてやったぞー!』


『わーいわーい!』


プレゼントをあける、ヒーローの変身グッズとフィギュアだ。


『すごーい!お父さんありがとー!大好き』


『喜んでくれて良かったー!それつけて、病気さんもやっつけちゃえー!』


『頑張る!』



今日はそんな会話をして、帰った。



そして家に帰った時、綾奈が


『いてててて…』


『大丈夫か!?』


『大丈夫』


『そっかそっか。』


『ただ今日はやけにお腹が下がってる』


お腹が下がったということはそろそろ生まれてくる証拠だ。


『そっか、じゃあ病院いくか』


『いや、まだいいや。洗濯とか掃除しなきゃダメだし』


そう言って、綾奈は洗濯と掃除にかかる。

やり終えてから、ご飯を作り、お風呂に入って、早々と寝た。


その日の夜


唸り声とがさがさと音がする


義喜ははっと目を覚ました。目の前では綾奈の陣痛が始まっていた


『綾奈!大丈夫か!』


『急…に…きた。いったい。痛い』


かなり痛さが増している。


『救急車呼ぶか?』


『んーん、車で行こ…』


車まで歩き、病院へと向かった。


車の中でも綾奈は苦しんでいる。


『義喜痛いよー。ぅーーっ。んーっ。はぁはぁ。いったぁーーい!!』




『綾奈頑張れ!もう少しで着くぞ!』


『うっ…うん。』


そして、病院へついた。


ところが、かなり痛そうにしてるのに、なかなか子供がでてこない。


そして、陣痛が来てから5時間が経った。


そして、綾奈は思いっきり踏ん張った


『いったぁーーい!ふぅ。』


おぎゃぁぁおぎゃぁぁぁぁぁぁあ


やっと生まれた。

長くて苦しいこの時間。義喜はホッとした。



『元気な女の子でーす』


『女の子だって、勇希の可愛い妹だ!』


『うん、良かった、元気に生まれてか良かった』


それから綾奈は少し入院した


次の日、義喜は勇希に報告をしにいった

『勇希ー!妹が産まれたぞー!』


『えっ!本当!』


『本当だよ!』


『じゃあ、僕今日からお兄ちゃんだ!お名前は"ゆめ"がいい!』


『はは、名前まで決めてるのかー!よし、ゆめにしよう!』


そして、産まれた子は"夢"と言う名前になった。


綾奈は退院した。

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