1話:始まり
5歳の男の子、勇希が病気と戦い、夢を叶え、家族を支え幸せにするお話。
勇希はある日『白血病』と診断を受け、その日から彼はヒーローになっていく。
そんな男の子と家族のお話。
ある家に、5歳の男の子の勇希、お母さんの綾奈、お父さんの義喜が住んでいた。
『お母さん、勇喜を送ってくるよ!』
『おかあさん!いってきまーす!』
『いってらっしゃーい!』
義喜は勇希の手を繋いで、幼稚園へ向かった。
『赤ちゃんは女の子かなー?男の子のかなー?』
『どっちだろうねー、楽しみだねー!』
そう、綾奈のお腹には子供がいた
もうすぐ生まれてくる
『お父さんまったねー!』
『おう!いい子にしてんだぞー!』
『はーい!』
そう言って、義喜は勇希を送り、自分の会社へ向かった
勇希は幼稚園でいつも仲良しの友達と遊んでいた
『じゃんけんぽい!えー、また僕がおにかー』
勇希はじゃんけんには弱い
『勇希また鬼だー!逃げろ逃げろー!』
『捕まえてやるー!わーー!』
そんなこんなして走っていたら勇希は転んだ
すぐに先生が近寄ってくる
『勇希くん大丈夫?あら、凄い熱!中に入ろう!』
勇希だけは鬼ごっこを中断し、部屋に入りすぐに親へと電話が行った
『もしもし、勇希くんの御宅ですか?今、勇希くん凄いお熱ですぐにお迎えを頼みたいのですが…』
『あ!そうですか!すぐ向かいます!』
ガチャ
『勇希くん、お母さんお迎えにくるからね、もうちょっと待ってようね!』
『うーん…』
義喜は仕事で忙しいので、綾奈は大きなお腹を抱えて幼稚園へと行った
『あ!お母さん来たよー!勇希くーん!』
勇希は真っ赤な顔をして出てきた
『あー、勇希ごめんねー!じゃあお母さんと帰ろ!歩きだけど大丈夫?』
『僕大丈夫だよ!おうちまでがんばる』
『では気をつけてね!勇希くん、さようなら』
『先生ばいばーい!』
勇希は家へと帰った




