友達が貸してくれた流行りのDVD映画!
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:(仮)友達が貸してくれた流行りのDVD映画!…だった筈が中に映ってるものはとんでもない実相だった…?!
1行要約:
観る筈のないものを見た男の末路
▼登場人物
●世田谷春樹::男性。14歳。中学生。一般的な中学生のイメージで。
●屋未野 明:男性。14歳。春樹の親友。父親に殺されていた。
●屋未野源三:男性。44歳。明の父親。厳格なうえ暴力的。関白天下。息子の死を隠蔽する。
●屋未野妙子:女性。43歳。明の母親。夫に付き従う性格。嫌々ながら息子の死の隠蔽に荷担する。
●警察:男性。一般的なイメージで。
●ナツキ:女性。14歳。明の彼女になる。実は春樹の「明の事について真相を知りたい」と言う願望から既に生まれていた生霊。春樹に重要な事を伝える。
▼場所設定
●春樹の自宅:一般的な戸建てのイメージで。春樹の部屋は2階。
●中学校:春樹と明が通っている。一般的な中学校のイメージで。
●明の自宅:一般的な戸建てのイメージで。やや暗いイメージ。
●公園:春樹の自宅から最寄りにある。小さな公園。
▼アイテム
●映画『撃滅の刃』: DVD。一応『鬼滅の刃』をイメージしています。
NAは世田谷春樹でよろしくお願いいたします。
オープニング~
魔女子ちゃん:ねぇぷちデビルくん、ぷちデビルくんって今までに大事な友人を亡くした事ってある?それでムチャクチャ悲しんだりとか。
ぷちデビルくん:友人?へっ、俺に友人なんてものはねーんだよ。俺ぁ初めから天涯孤独の身さ!それで十分楽しいぜ♪
魔女子ちゃん:アンタってやっぱ、寂しーい生き物なのね。
ぷちデビルくん:オイ!生き物ってお前…(汗)
魔女子ちゃん:今回のお話はね、どこにでもいる普通の中学生にまつわるエピソード。
魔女子ちゃん:主人公の春樹君の親友・明君に、或る不幸が起きちゃうの。
ぷちデビルくん:ほう。
魔女子ちゃん:でもその不幸の正体が全く分からなくて、春樹君は次第に不審に思い始めるのよ。で、そんな時に不思議な女性に出逢ってね…
(↑朗読動画の場合は無視して下さい↑)
メインシナリオ~
(メインシナリオのみ=4259字)
ト書き〈春樹の自宅〉
NA)
俺は世田谷春樹(14歳)。どこにでもいる中学生。
一緒にいるこいつは屋未野 明(14歳)。
俺達は中学で知り合った親友同士。
この日、明は、俺の為にDVDを持って来てくれた。
いま人気爆発の映画『撃滅の刃』だ。
春樹)「コレどうしても観たかったんだ!」
明)「昨日買ったのさ」
NA)
明は別に映画好きって訳じゃない。
わざわざ俺の為に買って来てくれたのだ。
春樹)「おお!やっぱすげぇ…」
明)「面白ェなぁ」
NA)
そして夕方。
ト書き〈明が帰る〉
明)「あ、俺そろそろ帰るわ」
春樹)「え、いーじゃん、明日休みなんだしさ。今日泊ってけよ」
明)「でも今日、ちょっと約束あって帰んなきゃいけないんだ」
春樹)「そうなんかー。あ、もしかして彼女か?」
明)「あ…はは…まぁ…」
NA)
明には最近、彼女が出来たらしい。
でも俺はその彼女を知らない。
学校の帰りにちょこっと見た程度。
別の学校の子のようだ。
彼女の名前はナツキと言うらしい。
春樹)「そっか。んじゃまたな」
NA)
でもそのとき明は妙な事を言って来た。
明)「春樹、いつもありがとな。俺、お前に会えて嬉しかったよ」
春樹)「え、何だよ今さら!気持ち悪ィな!」
明)「ハハ、じゃあまたな…」
NA)
明は普段こんな事を言う奴じゃない。
不思議な気がした。
春樹)「…まぁいいや…。よっしゃ『撃滅…』もっかい観よ!」
NA)
俺はその夜遅くまで、『撃滅の刃』を何度も繰り返し観た。
ト書き〈翌日、中学校〉
NA)
翌日。
明は学校に来なかった。
春樹)「あいつ、どーしたんだろ…」
ト書き〈数日後〉
NA)
更に数日経っても明はずっと学校へ来ない。
先生は、自宅へ何度か連絡したようだ。
妙子)「済みません。ウチの子、ちょっと体調崩して寝込んでおりますので、もう少し休ませたいんですけど宜しいでしょうか?」
NA)
明の母・妙子は、先生にそう言ったらしい。
春樹)「あいつ…なんか悩みでもあったのかな…」
ト書き〈明の自宅〉
NA)
学校帰り。
俺は明の家に行ってみる事にした。
しかし…
妙子)「ごめんなさいね。今あの子、寝込んでるのよ…」
NA)
中には入れて貰えなかった。
春樹)「そんなにひどいのかアイツ…?」
NA)
何事かと心配しつつ、仕方が無いので俺は帰った。
ト書き〈数週間後〉
NA)
それから数週間後。
やはり明は学校に来ない。
学校や先生は「心の問題ならデリケートな事だから下手に手を出せない」なんて言って、明が休むのはもう公認みたいになっていた。
しかし…
春樹)「絶対おかしい!あいつ多少風邪ひいたって来る奴だったし、はっきりしない理由でこんなに休むなんて今まで1回も無かった!それに自分の将来の事なんかもちゃんと考えてる奴だったんだ!」
春樹)「しかもあいつ最近彼女も出来たし、生活にだってそれなりに張り合いある筈だろ…。何で休んでんだよ…。他に何かあるんじゃねぇのか…?」
NA)
俺は今どきの中学生にしちゃ珍しく携帯を持っていない。
だから、家の電話から何度も明の自宅へ掛けた。
でも出ない。
ずっとそんな調子で仕方なく、明の自宅へ何度も行った。
でも前と同じく門前払い。
ト書き〈公園で1人考える〉
NA)
明の自宅に行ったその帰り。
俺は真っ直ぐ家に帰らず公園に寄った。
そこで暫く明の事を考えていた。
春樹)「何かあの親おかしいよな。何でいつも決まって俺を追い返すんだ?普通、自分の子供の友達が見舞いに来てくれりゃ嬉しい筈だろ。家にも上げてくれるだろうし…。もしかして、あの家に何かあるんじゃねぇのかな…?」
NA)
何の根拠も無いが、俺は漠然とそう考えていた。
そんな事をブツブツ言っていた時…
ナツキ)「すみません、春樹さん…ですか?」
春樹)「えっ?」
NA)
いきなり声がして俺は振り返った。
すると、どっかで見た事ある女が立っている。
ナツキ)「私、明君と付き合ってるナツキと言います」
春樹)「あ…ああそうだ!君だ!」
NA)
思い出した。
顔をまともに見るのは初めてだった。
春樹)「ど、どうしたのこんなトコで?」
NA)
ここは俺の家から最寄りの公園。
それもかなり小さい公園だ。地元の人すら寄り付かない。
そんな場所に急に現れた彼女。
俺は少し不思議に感じた。
ナツキは俺の隣りに腰掛け話し出した。
ナツキ)「あの、助けて下さい!明君、何か変なんです!」
春樹)「え?」
ナツキ)「私達もうずっと会ってなくて…。連絡も無い状態なんです。こんなこと今までに1度も無くて、体調悪い時でも何か事情があって会えなくても、いつも絶対連絡だけはしてくれてたんです。なのに今は全然音信不通で…」
春樹)「…き、君もそれで悩んでたのか…。いや実は俺もなんだ。今ここでアイツの事を考えてて、俺も同じように思ってたんだ。アイツとはずっと付き合って来た親友だから、それなりにアイツの事を良く知ってんだけど…」
春樹)「確かにアイツ変なんだよここ最近…。もうずっと学校来ないし、あいつの家に行っても1回も会えないし…。なんか親が拒否してるみたいで…」
NA)
それから暫く話した。
でもこれと言って何も出来ない。
仕方なく、もう少し様子を見る事にした。
俺は定期的に明の家に様子を見に行く。
ナツキも出来る限りアイツに電話を掛けてみる。
そんなところで落ち着いた。
ト書き〈翌日の昼頃〉
NA)
今日は休日。
俺は自分の部屋にいた。
春樹)「はぁーあ。アイツと会わなくなってもう3週間か…」
NA)
俺はまた明の事を考えていた。
その時、家のポストがカラン…と鳴った。
それを聞いてふと俺は窓から下を覗いた。
春樹)「え?あ…明?!」
NA)
なんと窓から、明が帰って行く後ろ姿が見えたのだ。
おそらく明はポストに何かを入れた。
そして用事を済ませたから帰る…そんな感じに見えた。
俺はすぐ玄関に降りて外へ出た。
春樹)「明ぁ!…あ、あれ…?」
NA)
10秒も経っていない。
なのに明はいなかった。
春樹)「何でだ…?」
NA)
普通なら遠くに明の後ろ姿でも見えておかしくない。
不思議に思いつつ、取り敢えず俺はポストを覗いた。
春樹)「え…これって…」
NA)
ポストには、ゲームのコントローラーが入っている。
思い出した。
昔、俺が明に貸してやってたヤツだ。
春樹)「あいつ、これを持って来たのか…?」
ト書き〈明の家〉
NA)
それから俺はすぐに明の家に行った。
しかし…
源三)「おめぇ明の友達か?悪ィなぁ。今ちょっと家の内装工事してんだ。明もまだちょっと寝込んでるからな。もう少ししたら学校行くと思うからよ、そん時までもうちょっと待っててやってくんねーか」
NA)
休日で仕事が休みだったからか、明の父・源三が出て来た。
なかなか威圧感のあるオヤジだ。
そのとき源三の後ろのほうで、母・妙子が立っていた。
妙子は無表情で、何か落ち込んでいるように見えた。
ト書き〈帰り道〉
NA)
仕方無く俺はまた帰る事にした。
うつむきながら帰っていた時、ふと見上げると、ナツキが立っていた。
この時また妙な感覚を知る。
俺がこの日この時間にこの道を通る事を、ナツキは知っていたようだ。
何となくそう見えたのだ。
ナツキは茫然と道に立っている。
何か用事でも無い限り、こんな所に1人で立っている筈が無い。
そしてじっと俺のほうを見詰めて来る。
春樹)「ナ…ナツキちゃん…?」
ナツキ)「春樹さん。うちに帰ってあのビデオを観て下さい。ホラこの前、明君があなたに貸したあの『撃滅の刃』です。そこにアキラ君の身に起きた事が総て描かれています。それで真相は解明されるでしょう」
春樹)「…え?」
NA)
そう言ってナツキはさっと後ろを向き、歩き出した。
そして1つ目の角を曲がった所で姿を消した。
春樹)「な…何なんだよ…コレ…」
ト書き〈『撃滅の刃』を観る〉
NA)
訳が解らなかった。
なんで俺が明に『撃滅の刃』を借りた事をナツキが知っているのか?
良く分らなかったが、俺はとにかくすぐ帰り『撃滅の刃』をもう1度観た。
すると…
春樹)「え…!こ、これは…」
NA)
観始めて30分くらいした時だった。
急に画像が乱れ出したのだ。
そして砂嵐の向こうから、全く別の映像が現れた。
それはどうも、明のプライベートビデオのようだった。
春樹)「な…何で明が映ってんだよ…。これ、明の家…?」
NA)
間違い無く明の自宅だ。
明が自分の部屋にいる。
そこで明は『撃滅の刃』を観ていたようだ。
すると突然ドアがバン!と開き、部屋に源三が入って来た。
明)「ちょ…!ちょっと父さん!何するんだよ!」
源三)「うるせぇ!こんなモンばっか観てねぇでちょっとは勉強しやがれ!」
明)「父さ…!」
NA)
源三は明を殴る蹴るし始めた。
どうやら源三は酔っていたらしい。
そして…
明)「あっ!」
春樹)「あ…明ぁ!」
NA)
殴り飛ばされた明は派手にこけてしまった。
そのとき明は机の角に思いきり頭をぶつけ、動かなくなった。
源三)「お…おい…明…。や、やべぇ…!おい明ぁ!」
NA)
源三は明の体を押し入れに隠した。
初め気付かなかったが、画面の左下に日付が入っている。
春樹)「こ…この日は確か、明が俺の家に『撃滅の刃』を持って来た日…?」
NA)
俺はいま自分が何を観ているのか分らなかった。
けれどもしこの映像通りに信じると、恐ろしい事が起きている。
つまり明はこの日、源三に殴られてこんな状態になっていた。
もしかして明はこの場で殺され、明の両親はそれを隠していたのか…?
そうだとすると、きっと明は今でもこの押し入れの中にいる。
俺の心に末恐ろしい妄想が過った。
ト書き〈逮捕〉
警察)「屋未野源三さんと妙子さんですね、署までご同行願います」
ト書き〈逮捕の様子を見ながら〉
ナツキ)「やっと捕まったわね。こうでなくちゃ明君も浮かばれないわ。私は『明君の事について真相を知りたい』と願った、春樹の心から生まれた生霊。明君はね、春樹の家に『撃滅の刃』を持って来たその日に亡くなってたのよ」
ナツキ)「私が明君の彼女を装って出て来たのは、なんとか春樹にこの真相を暴いて欲しかったから。でもこういう隠蔽されがちな事件と言うのは、生身の人間の力じゃ解決しにくい。だから春樹にヒントを与え、力を貸した」
ナツキ)「どうやら母親の妙子も、実の息子の死を隠す為に片棒を担いでたようね。まぁもともと妙子は夫の言いなりのような存在だった。でもあれじゃ母親は失格だ。今回は私のような生霊の力を借りたから解決出来たけど、人間の力だけで解決しようとしていたら、もっと事件は長引いたでしょうね…」
NA)
俺はあれから匿名で警察にタレ込んだ。
警察は「一応調べる」との名目の下、動いてくれた。
その時にはもう、DVD『撃滅の刃』は元通りになっていた。
エンディング~
魔女子ちゃん:今回はDVDがダイニングメッセージになっていたようね。まぁもちろん生霊のナツキの霊の力でそうしたんだろうけど。
ぷちデビルくん:まぁ親友が死ぬってのは悲しい事だな。きっと春樹はこの先も、ずっと明の事を胸に秘めて生きて行くんだろうよ。
魔女子ちゃん:そうよねぇ。確かにこういう隠蔽されがちな事件ってのは、生身の人間じゃなかなか解決できないわよね。それが解決されたってのが、せめてもの明君にしてあげられる手向けになったってところね。
ぷちデビルくん:でも明の両親の源三と妙子ってのぁ、とんでもねぇ悪党だな!
魔女子ちゃん:あら、デビルのアンタでもそういう事言うんだ。
ぷちデビルくん:まぁ俺の仲間にゃ違いねーけどよ。
魔女子ちゃん:でもホントよね。こういう親がいるって事自体、子供にとっちゃ悪夢のようだろうし、こんな親は世界からいなくなってほしいわね。
魔女子ちゃん:もし友達の誰かが急にいつもと違う行動を取るようになったりしたら、その裏にはこんな展開があるのかも知れない。ちょっと注意しといたほうがいいかもね…
(↑朗読動画の場合は無視して下さい↑)
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬




