EP14 イベント開始
あれから一週間と数日が経過した。
アイテムの総数は300になった。
内訳はこうだ。
魔水晶〔ファイヤーエクスプロージョン〕×80
魔水晶〔ファイヤーサークル〕×70
炎水晶〔フレイムエクスプロージョン〕×80
炎水晶〔フレイムサークル〕×70
イベント終わったら販売開始しようかな。
価格5000くらいに設定してぼろ儲けしてやる。うははははは。
「気持ちわりぃ笑顔してんぞお前」
おっと。顔に出ていたか。
「いやあ、こいつら売ったらどんなに儲かるかなって」
「素材の供給追いつかねぇだろ」
「そういう時は買取価格上げる。
これで傭兵共はやる気になる」
「なるほど。そういう手があったか」
金はいくらあっても足りないからな。
さて、今日はイベント当日だ。
しっかり準備はしてきた。
会場は領主館を経由して、会場へ向かう。
ちなみに、踊る方の舞踏会もやるらしい。まあ、自分は武闘会の方に向かうがな。俺の踊りの才能は無い。
「じゃ、行ってくる」
「「「いってらっしゃーい」」」
幽霊一家に送られながら俺は領主館に向かう。
*
領主館到着。
「用件はなんだ」
「武闘会にさんかしたい」
「よろしい。通れ」
衛兵さんにそう言い、許可を貰う。
今日は朝っぱらから来たが、締切時間はゲーム内時間で15:00だ。早すぎたな。今は8:05だ。
それまで何してよう。
「よう、サキ」
名前を呼ばれた為、振り返るとカイが居た。
「よう、カイ。
お前は随分早いな」
「お前もな。
それで、今日は優勝できそうか?」
「出来る。なぜなら、こっちには超絶強いアイテムがあるからな」
「そりゃ良かった。イベント始まったらお互いに敵だから、そんときに見せてくれ」
「その前に死ななけりゃ良いがな」
「大丈夫だ。多分きっと恐らく死なないかもしれない」
「めっちゃ保険かけるじゃん。
じゃ、お互い頑張ろうな」
「おう」
あと7時間くらい時間あるけど一旦別れる。
6時間半後。
「これから、会場へ向かう。武闘会参加者はついてこい」
言われるがまま、俺たちはついていく。
外に出ると、めっちゃでっかい馬車が待っていた。
「焦らず、ゆっくり乗れ〜
落ちて怪我してさんか出来なくなっても知らんぞ〜」
衛兵は注意を促しながら参加者を誘導する。
俺も馬車に乗り込む。椅子は木製だから腰を痛める...なんてことにはならないよう、前回の反省を踏まえて、工房(家とも言う)からクッションを持ち出してきた。これでマシになるはず。
到着。
会場は初心者の森全域。めっちゃ広い。
「ここにテレポート装置がある。
そしてこのくじを引いて場所を決める。
くじは十グループに別れて行ってもらう」
何千、何万人とかいる訳だからなぁ...
じゃ、俺も並ぼう。
数十分後。俺の番が回ってきた。
何が出るかな、何が出るかな...
「352番だな。 その札を持ってテレポート装置に乗れ」
ビミョーな数字...
まあ良いや。テレポート装置に乗ってテレポートする。
イベント開始まで待つか。
今日からしばらく忙しくなる為、投稿がほぼなくなります。
6/18から再開する予定です。




