EP8.6 性転換(?) 番外編
ほぼ会話文で終わります。
「くぁ...あー
もう7時...2度寝しようかな...ん?」
自分の異変に気づいた。なんだか声が高い。
「風邪か?
いや、そうだったら鼻水ぐらい出てるはずだしな。
洗面台行ってみるか」
洗面台に向かって、顔を洗う。その時に自分の顔を見てしまった。
「くぁwせdrftgyふじこlp!!??」
声にならない叫び声(?)を上げてしまった。でも、そうなるのは無理もないと思う。だって、自分の姿がまんまゲームの中の俺、サキになってしまっているからだ。
「うるさい!
今寝てんだ...から...
サキ!?」
あ、姉さん起きた。
「朝起きたらこんなんなってた!」
「ええ...
コスプレに目覚めた?」
「違う!」
確かにこの姿を見たらコスプレに目覚めたと勘違いされるけど!
「というかなんか身長縮んでる!
今や145の高校生にも負けてるんだが!?」
「年相応になっただけでしょう!
だいたい、中学2年生の弟が高校2年生の姉を追い越すとかあってはならないのよ!」
「別にいいじゃねぇか追い越したって!」
「それを姉としてのプライドが許さないのよ!」
「そんな無茶苦茶な...」
プライドというよりかは自分の身長がちっさい事への八つ当たりではなかろうか。
「ハァ...
それよりさ、今日学校なんだけどどうすりゃ良いと思う?」
「行くしか無いでしょ」
「マジデスカ」
俺のこの姿は誰にも見られたくない...
「...服がでっかいせいでまともに着れないんだが」
「服貸すわよ」
「それは野郎としてのアレコレに引っかかるから難しいな」
「良いから着なさい」
「お前女性として恥とかねーのか!」
少しぐらいは遠慮して欲しいものだ。
*
「...めっちゃスースーする。
あと今更なんだけどさ、学校での俺の扱いってどうすんの?
性転換しました!って言うの?」
「転校生として行けばいいんじゃない?」
「手続きやってねぇよ」
「大丈夫。私がなんとかする」
「流石に無理があるって
やっぱ休もう?」
「...わかったわ。
そのかわり買い物に付き合って。拒否権は無いわ」
「はぁ!?」
そうして、扉を開けると友人の真昼とエンカウントした。
俺の意識はその瞬間に闇に落ちた。
「...ハッ!」
確か俺はさっき真昼に女性になった時の姿を見られて...あれ?
ここはベッドの上だ。服も大きすぎたりしていない。ちょっとした着心地が違う気がするけど。
それ以外は、元に戻っているようだ。
そのことに安心した俺は、2度寝することにした。
EP8.3に少しだけ変更を加えました。




