表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
生産職の戦闘狂(打ち切り)  作者: deftmikan
第一回イベント
1/41

EP1 ゲーム発売

初投稿。

 今、友人である真昼と、とある店に並んでる。


「すっげぇたくさん人が居るな

 何人いるんだ?」


「んなもん数えても無駄だろ」


 俺は割と素っ気ない返事を返す。

 今日は人を数えに来たのでは無い。ゲームを買いに来たのだ。

 そのゲームは、ファンタシーワールドオンライン。略してPWOだ。世界初のVRMMORPGで、クオリティがかなり高いそう。

 そんなだから、勿論期待される。

 そのため、今日の朝から店に人が殺到している。ちょっとした祭りみたいだ。


 それから約2時間後。


 俺と真昼は運良く買えたが、俺らの2つ後ろで売り切れたようで、人が一気に居なくなっていった。

 本当に俺らは運が良かった。

 ゲームを購入した後は、帰宅し、チップをVRのヘッドセットに差し込み、起動する準備をする。まだ起動はしない。

 真昼も準備が出来たようだ。

 そして、何故か姉さんも同じような事を隣でやっている。というかなんでコイツも持ってんだよ。こいつと買いに行った覚えは無いぞ。


「なんで姉さんもそれ持ってんのさ」


「そりゃ、ネット通販で」


 は?

 なんでこいつは楽して買ってるんだ。こちとら2時間並んだんだぞ。俺らの苦労は一体なんだったんだ?

 おかしい。不公平だ。訴えてやる。


 ...と、怒り狂って叫びたいが、そっと心にしまっておこう。

 ゲーム内でコテンパンに叩き潰してやる。

 そんなこともありつつ、俺らはヘッドセットを着用し、ゲームを起動する。




 起動したら、ウィンドウが目の前に出てきた。

『ユーザーネームを入力してください』

 白咲黒羽から取ってサキで良いか。

『サキでよろしいですか?』

 迷いなくYESを押す。

 次は、自分の姿が出てきた。キャラクリだろう。

 ウィンドウを操作し、いい感じに姿を整える。


 数十分後


 ...随分と女性的な見た目になってしまった。

 どうしてこうなった...

 まあ、キャラクターは後からでも変更可能なようだし、これでプレイするか。

 次はスキル。3つ取得可能みたいだ。

 補助系、攻撃系、生産系で2つに分けられている。生産系スキルでも取るか。戦闘は大好きだが、ただ戦うのはつまらないので縛りを設けようと思う。アイテムのみで戦いたいが、それだと初期の内は戦えないので、最初の内は武器なしで戦おう。スキルによる攻撃は無しだ。


 俺が選んだスキルはコレだ。


 錬金術lv1

 等価交換、合成、上位変換、下位変換などが出来る。


 鍛冶lv1

 金属などを加工して武具に出来る。


 魔術付与lv1

 武具やアイテムに魔術を付与出来る。


 そこそこ相性の良いスキル構成ではないだろうか。

 では、あいつらが待っているだろうからそろそろ入るか。

2024/7/18 一部変更を加えました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ