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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約3年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

勇者の旅に同行する記憶喪失の魔術師、どうやら倒すべき魔王が自分のことらしいと気付く

作者:虎戸リア
魔術師ガノスは、困惑していた。

記憶喪失の彼は勇者マルスに命を救われ、その後は最強の魔術師として、何より一番の親友として魔王討伐の旅に同行していた。

聖女や格闘家など、気の置けない仲間達と旅を続けていたのだが――

「魔王様! ようやく見つけましたよ! いやあ人間のフリが上手いですね」
「魔王様、知ってますよ~極秘任務なんすよね~」
「魔王様! 分かってます! やられたフリをしたら良いんですよね!?」

魔王軍のせいでおぼろげな記憶が戻ってガノスは気付いた。

「……もしかして魔王って俺じゃね」

しかし、今さらマルス達に自分が魔王だと言えないガノスは、流されるままに旅を続けることに

魔王軍側もまた、これはきっとガノスの深謀なる作戦に違いないと勘違いし、更に状況はややこしくなっていくのだった……
1話:もしかして俺が魔王?
2021/10/01 22:03
2話:魔王軍会議
2021/10/01 22:05
3話:よし、魔王軍に戻ろう
2021/10/01 22:07
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