3『レンタル』。
「…………海君らしい。」
「へへ。『悠緋』君が此のゲーム『始めてる』とは、思わなかったけどね。仕事は大丈夫なの?」
「へ? 悠緋なの?」
「……………。其の声は、…………。友理姉。…………………………………何で『居る』の?」
「お〜流石『悠緋』君〜。レベル『30』行ってるじゃ〜ん。ん〜『流石』だね。」
「へへって、ちょっと『待って』よ? そうゆう『海君』はーーーー。『50』て。…………………w」
…………………………………………………………………………。は???50…………………
ごじゅう?! なんで?! なにしたの? このひと?! 俺なんてやっとレベル『10』! てかサービス開始したばっかのゲームで! 50?! こっ、壊れてんじゃねーの!このゲーム!
俺の集めた情報じゃあ。…………………誰が一番に『25の壁を越えるかっ?!』……………みたいなアレで、盛り上がってたのに。…………………、ゆうべ。……………………50? …………………30……………?
みなさん、聞いて? アホが。 アホがいますよ? 寝てる? 寝た? 24時間プレイ・なう・なの???
んなバカなwwww
あ、でも『だから』か。
『ステータス』が、見れるようになった、俺。『テイム』てゆーか、『ペット』されたからだ。
『ペット』は、今回の『新装』で実施された筈だ。それをもう………………『使用』出来るとかwww
なに、あのひと???
ちなみに、ざっと目を通した『説明』では、ペットとは『テイム』ではーーない。
『戦闘』には参加出来ん仕様らしい。かわりに『出来る』ことは、ペット(モンス)を愛でてると、あがる隠し《ステータス》みたいな要素が、あって。それが高いと、ペットさんが戦闘中『応援』を、してくれるようになるーーとかで。
『テイム』より一般職の方々には、『ペット』の方が、『捕獲』しやすいーーーーとの、情報だった。
ただ、『戦闘』出来ないなら、『意味ないのでは?』との、意見ばかりだった。だよなー。俺もそう思ったもん。けどさ?
『ペット』をゴリ押ししたいのか運営さんは、さ? 『ペット』と合わせて実装した、新装モンスター。
これらが『みんな』ーーーー。かわいかったんだよね。もう『激かわ』で。××××××
・ウサギ型モンスター【プラチナ】解説:小さな見た目を侮るな。『プラチナ』の輝きに、『魅了』されると良いーーーー
・リス型モンスター【ドラッグ】解説:君は彼等を『使いこなせる』か?
・トリ型モンスター【フライング】解説:ーーーーさて? 『何』をやらかすのかは、君『次第』だ。
・タヌキ型モンスター【コート】解説:着るなよ?
・ネコ型モンスター【ネイル】解説:『気を付け』ろ?
………………………………………………………………………………………………………。
分かるかあ!ーーーーーーーーそう俺は『叫ん』だ。うん、そして『ひかれ』たんだよね。車にさ。
しくしく。
「海くーーーー、っと。『ウォーター』君は、」
「『海君』で、良いよ? 言い訳なら『大丈夫』だし。『Sea』は『海』だもん。『ニックネーム』って、言うよ。」
「了解。あ、俺はーーーー」
「うん?『PHANTOM・STATION』君?」
「あ〜いいよ、『悠緋』で。」
「了解。」
「あ、それでさ? その『それ』って、新装版の『うさぎ』?」
「そう。『友理奈さん』が欲しがって。先刻捕獲して来たとこ。僕もう『アウト』するけど、“友理奈さん”ーーどうする? 悠緋君と、組んで『資金』集めて来る?」
「ん?」
ここで『カイ』は、『ユウヒ』と呼んだ男(てか剣士だった)に、説明をしたのだった。××××
××××××××××××××××
「ーーと、いう訳だから。悠緋君、『ぴょん。』を、『宜しく』ね。」
「お〜『了解』。」
「待って二人共。『私』を『スルー』しないで。」
「あ、悠緋君。『ついで』に、友理奈さんも『宜しく』ね。一応。」
「あいよ〜すっげえ『面倒』だけどね。『宜しく』されます。じゃあね、海君。」
“ちょっ、ユウヒ?!”ーーーー“ユリナサン”と呼ばれる女性ーーーーがなにやら抗議してた気もするが、相手にされて、いなかった。××××因みにだが。
“ユリナサン”とは。“美人・女魔法士《攻撃系》”ーーーーの、風貌だった。コスチューム・キュート・色っぽ!…………………………これ、絶対“容姿”、いじったろwww
ようは“ツンとした色気美人”だったのだよ。orz.白い魔法士コスチューム・スタイルが、色気と化すとは思わなんだよ。
はう。やめて! ーーーー動くたびに『ちらっ』、『ちらっ!』と膝頭がぁ!見えてますよ!オネエサン!………………………………………。ん?
『ひざ』はべつに『見え』ても、良いんだっけ??? あ……………色っぽすぎて、もうよく、わからん。××××××××
「『レンタル』システムかあ。」
「ねえ? 悠緋? その『レンタル』システムが、いまいち良く『理解らん』のですが?」
「………………。『友理姉』さあ。………………まじ?」
「まじよ。良いから。説明しなさいよ。」
「家のお姉さま、恐いんですけど?」
「悠緋?」
「嫌だってさ。『アップデート』の『説明』、読まなかった訳? て、いうかさ? 『陸さん』には聞かなかった訳? 理解り易く説明噛み砕いてくれるでしょ? 陸さんならさ?」
「嫌嫌〜? 悠緋君。 陸『御兄様』なら、忙しくて最近『会って無い』よ。」
「! まじで? へ〜あの『過保護』陸さんが、『妹離れ』ですかあ。あ、何か『無感量』…………」
「…………………、あんた何処の『おっさん』な、訳? 誰に『似た』の?」
「ん? あれ? 友理姉! ちょっと待って!」
と、『ユウヒ』と『ユリナ・ネエサン』は、やっとで『かけ合い漫才』を、やめてくれたようで。××××
『レンタル・システム』とは。これも今回のアップデートで、追加されたやつだ。『ペット』、『レンタル』、そして『ペットしたくなるモンス』の、『追加』だった訳だ。
………………………そしてなぜか『モンス』として『ここ』に『いる』おれ。……………………。不思議だよねえ。………………………………しくしく。戻・して。××××××
「『広陽』っ!」
『ユウヒ』が、とつぜんそう、叫んだ。数メートル先に立ってた男が、いたのだ。
× × ×
「お〜もしかして………………悠緋? ぷは、おまえさ? 『PHANTOM・STATION』は、無い、わあ。くは。捻れつーの。て、………………あれ?」
「やほー。『広陽君』、でしたかー。分かる〜? 『友理奈』で〜す。」
「友理姉……………若作り…………いでっ!」
“ユリナ・サン”に“ユウヒ”は、ナグラレタ。【ダメージ】ヲ、負った。………………【張り手】だった。………………………………………………。ユリナ・サン……………、怖ぇえ。
「あ、『友理奈さん』なのは、勿論気付いたんだけどさ? つか『衣装』可愛いーね。特注?
で、なくて、さ? その『うさぴょん』だよね〜『気になる』のは。…………『入手方法』は?」
「やだもう!広陽君てば! 流石! 広陽君も男前だね〜リアルも『勿論』だけど。今日はひとり?」
「あ、嫌、待ち合わせ・なう。」
「『伊織』ちゃん?」
「嫌〜伊織は流石にちょっと。同じ『学校』の、奴とね。ちょっとね。でーーーー」
「ふ〜ん? あ、そう、此の子! 『うさぎ』の、『ぴょん。』です。海君が『捕まえ』たんだ♫♡」
「へ〜流石『仕事早い』ねえ。んで? 当人は?」
「『リアル』に帰りました。ーーーー『仕事』あるみたい。あ〜広陽君居たら、私の『うさちゃんゲット計画』が、楽に為るのですが、『約束』が、在るんだ………………よね?」
「ん? 『連れ』ありで『オケー』なら、『御伴』致しますが?『姫』?」
「やだもう! 優しい〜! 流石だよね!男の子! うちの“悠緋”君の“対応”とは、雲泥の差。ーー此れ『如何』に。」
「ちょ、友理姉……………酷ぇ。」
「黙れ悠緋、嫌『偽物の駅名』よ…………ぷ、ださ。で?
友理奈さん、ーーーーそもそも直夏さんは?」
「え? 直夏? 来てないよ? 私も『夏文』と『秋人』、悠太さんとこに頼んで来ちゃったから、実はあんまり時間『無い』んだ。『ゲーム時間』だと、後『二時間』位かな?」
「あ〜『夏ちゃん』は兎も角。『秋人』ちゃんは、心配かな?」
「『泣かない』んだけど、ねえ。……………『旦那』に、似たかな?」
「………………『友理姉』じゃん?」
「悠緋、何か『言っ』た?」
“言ってません”と、『ユウヒ』は、答えたのだった。××××
ーーーーーーねえ? まって? 『旦那』って、言わなかった? ーーーーーーめげるorz.
しかも『子持ち』なの? ーーーーーーっおれのどきどき!返してくださいっ! ーーーーーーーーーー泣いても仕方ねぇな。 ぐすっ。