No.3-1
狩猟免許試験の受験申請の話です。
-2017年8月-
-有給休暇取得日当日-
「あぁ・・・・・何でいつも通りの時間に起きてるのか・・・」
そう呟きながら私は起きる。
身支度を済ませ、
「さて、今日はかかるかな」
駐輪場に置いているマイモーターサイクルを引っ張り出しキックスタータを踏む。
ガシュ、ガシュ、ガシュ。
「ちっ、やっぱかかり悪いな」
発動機が始動しないことにイラつきながらキックを続ける。
ガシュ、ガシュ、ブオオオオ・・・・
「やっとか」
2・3分キックし続けやっと発動機が始動した。
「ふぅ。さて、行きますか」
そう言いながら1速にシフトしスロットルを捻る。
目的地は県庁である。
40分後、
「はぁ・・・・・全く渋滞なんて嫌いだよ」
モーターサイクルの特権を使用しても普段よりも
20分以上時間がかかってしまった。
「全く、開庁時間とっくに過ぎてるし」
そう文句を言いながら市営駐輪場に駐輪し歩き出す。
そして県庁に無事到着。
「すいません自然環境課ってどこですか?」
「ええとですね・・・・・」
「わかりました、ありがとうございます」
受付で書類の配布先部署の場所を教えてもらい向かう。
コンコン
部署の前でドアをノックする。
「すみません。狩猟免許の受験料の払い込み用紙をいただきたいのですが」
「どれを受けられますか?」
「網と罠なんですが」
「でしたらこちらを二枚ですね」
「ありがとうございます」
払込用紙を受け取った後すぐに銀行で受験料を支払う。
そして再び県庁へ。
「失礼します。狩猟免許試験の受験申請書類提出に来ました」
「はいはい・・・・」
先ほど応対された方が来て私が提出した書類を確認する。
「すいません、診断書ですが病院名が書かれてないのでこのままでは駄目です」
「ファッ!?」
見ると確かに書かれていないではないか。これでは意味がない。
「すみません、訂正していただきに行きます」
そう言い県庁を後にする。
すぐにモーターサイクルの発動機を始動し病院へと急ぐ。
病院に到着し、受付にて。
「あのすいません。この間書いて頂いた診断書ですが
病院名が書かれておりませんでして」
「はぁ・・・・。あ、確かに書かれていませんね。失礼しました。すぐに
訂正しますね」
「お願いします」
少しして、
「お待たせしました。こちらでよろしいでしょうか」
「ええ、これで大丈夫です。ありがとうございます」
訂正された診断書を受け取り大急ぎで県庁へ戻る。
「ええと・・・・申請書、払込証明書、診断書・・・・・
よし、必要書類は揃っているな」
提出書類がきちんとあるかもう一度確認した後県庁へ戻る。
「すいません。再提出に参りました」
「はい・・・・・・はい、確かに受け付けました」
これで受験申請は完了。
次に行くのは・・・・あそこだ
昼、
とある場所に来ていた。
「すいません。初心者講習を受けたいんですけど」
「え、ああ、はい・・・・・」
まぁ、察しは狩猟免許を取得しようとしている人間ならこの会話でお察しであろう。
あえて言わない。
「いつ受けるの?」
「8月連休中ですが」
「となるとその前にある講習は県北の会場になるけど」
「あ、いいです。とにかく受けたいんです」
「じゃぁそれで申し込み受け付けるから申込書書いて」
「はい」
そして数分
「これでよろしいでしょうか」
「はい、いいよ。じゃあ講習料金は××××円ね」
「これで」
「はい、確かに」
「じゃざこれで終わりね。当日遅刻しないように」
「はい、失礼します」
手続きは終わった。
これで心置きなく講習を受けられる。
もとい狩猟免許合格は確実になった。
こうして1日が終わった。
詳細な受験申請の方法をどこかで番外編でやろうと思います。
稀に書き直します。
都合により結構な行数を書き足しました。(11/11 追記)




