4数学の時間
次の授業は、なんだ?そうだ、数学だ。
「数学の時間は何のためにあるのか?」と質問すると「この世の中に数字はたくさん転がってるからだよ」って言われるだろう。
そんなことを考えていた10分休憩だった。この流れで授業に挑もうとすると心がきついだろう。だけど、学生の義務だ。頑張らないと!
「キーンコーンカーンコーン」
チャイムが鳴った。
先生が教室に入ってきた。教室の入口の扉の上にでも誰か黒板消しを置いてないかな?
そんなことはないよね。だって、数学の授業なんてまだ3回目だもん。
「授業を始めるぞ」と先生は言った。その途端、教室の二酸化炭素濃度は高くなっただろう。ため息の音がボクに聞こえてくるぐらいみんなしていた。
ボクは時計をチラリと見た。なぜチラリしか見ないかだって?
あまり見てしまうと先生から怪しく見られるし、先生と目があうとボクは緊張してしまうからだ。
その時、ボクは心の中で叫んだんだ。
「何でまだ30分しか経ってないの!」
そりゃあ、みんなと時の流れは同じだからね。
だけど、これだけは誰かと共感してくれる。
「高校生の数学は、aとかxばっかり出てきて英語みたいだ。いや英語ではないのか?」
そんな訳ない。
「数学は数学だ。」
これが普通の人の考えだ。
また、時間を潰せたかな?
時計を見てみると授業終了まで残り10分だった。
ここで、先生が何かを言った。
「じゃあ問30を解け」
「バタン!!」
「どうした?小石」
「え。先生が立てって」
「俺は解けって言ったんだ。確かに小石は出席番号30番だが」
「そんなことは関係ないです。だって先生が立てとか言うのが」
「だから、立てとは言ってない。解けと言ったんだ」
そりゃあ、こんなことがあったら誰だって笑ってしまう。さらに、小石さんだ。クラスの男子から人気のある小石さんが。みんなの心を代表して言おう。
小石さんは天然だ。
可愛くて天然な小石さんにボクは萌えてしまった。
あれ?なんだ?この胸きゅん。
「キーンコーンカーンコーン」
授業が終わった。
けど、この授業は地獄ではなかった。
数学の授業でまさか胸きゅんしてしまうとは。ちょっと嬉しかったな!
いや、だめだ。浮気したらだめ。
ボクには好きな人がいるんだ。
こんこんにちは!
桜米神楽坂です。
最近、太ってきたようでお腹がぶよぶよになってきました。なので、腹筋をして痩せようとしてます!
こんな経験でこの言葉を知りました。
「三日坊主」
はい。3日でやめちゃいました。