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やっぱ高校生なんだ  作者: 桜米神楽坂
1/7

1初めての教室

ボクの名前は石森勇気。

やっと念願の夢であった高校生デビューすることができたのである。その道のりは長かった。

みんなは、次々と進路が決まっていくなか、ボク1人だけなかなか決まらなかったのである。

そう。苦しかった日々を乗り越えてこそボクがつかみたかった夢がいま目の前にあるのだ!

ボクは高校生になったら変わることを決意していた。

なぜだって?理由は、簡単さ!

ボクは中学生の頃、いけてない側の人間であった。

頭の良さは普通。運動能力も普通。優しさも普通。

え?これだけじゃ普通の人間だから大丈夫じゃないって思ったでしょう。

ボクには最悪の欠点があるのです。ボクはコミ障なのだ。中学生のときに話した女子など指で数えれるほどぐらいしかない。それも授業中や向こうから話しかけられただけだ。

ボクはこの事を変えるために新しい道を歩きたい。

高校生ではコミ障など克服してやる!そう思った。

そう心の中で語ってるうちに新しい教室へとたどり着いていた。さぁ、早くクラスに慣れるために頑張らないと!

だが、そこには地獄が待っていた。

な、なぜ誰もしゃべらない。なぜ、こんなに静かなんだ。ボクは心の中で考えた。

「このまま30分この状態が続くんだな」っと。

よし!ここは心の入れ替わったボクが場を盛り上げよう!

そう思った時、新入生なのに髪を染めている人と目があってしまった。

こっちをずっと見ている。やめてくれ。こわい。

その感情に押し潰されてボクは30分我慢することにした。

「高校生になってもボクは変われないままかも知れない。いや、変わるんだ!」

そう思いながら次のチャンスを待ってみた。

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