転生と新たなる家族
『ここは、どこだろう僕は殺されて死んだはずなんだけど』
『ここは、貴方が死んだ世界の天界ですよ。』
目の前には、絶世の美女がいた...........いやいやいやいや何で僕みたいな無能が天界にいるんだよ。しかも心に若干復讐心あるし、あきらかに天界にいてもいい人..........いや魂じゃないでしょう。
そのはずなんだけど目の前の美女は、なんかニコニコしてるし。
『絶世の美女なんてそんなに褒めても何も出ませんよ。』
声聞こえちゃってるー不味い、というか心の声聞こえてるならこれも聞こえてるじゃんだめじゃん。
『さて、そろそろ話を始めましょうか。何故貴方がここにいるのかを何故貴方に勇者の称号がなかったのかを。』
『ここにいる理由は、わかりませんがもしかして勇者の称号がなかったのもステータスが軒並み低いのも貴方が関係しているんですか?』
『はい、貴方が死んだのは私が原因です。本当に申し訳ありませんでした。怨むのなら私を恨んでください。』
原因は、この女神様に有るらしいこの女神 を怨むことも出来るのだけどたぶんだけどこの方は、何か理由があって僕を呼んだと思う。あのクラスメイトと違いちゃんと謝ってくれてるし、怨むのならクラスメイトとあの場にいた豚国王と貴族だろう。
『頭を上げてください、確かに少し怨みましたが貴方は、ちゃんと謝ってくれましたしたぶんなんですけど僕に何かをやって欲しいのではないんですか?』
『ありがとうございます、それではお話します。実は、このまま世界がこの道を進んだら10年後には、この世界は滅んでしまいます。』
『えーと、その世界が滅びるとはどういうことですか。そもそもどうやって?』
『貴方を召喚した国が原因です。あの国は、この世界で唯一奴隷を行っている国なんですよ。人間が作った国は、3つ元々ありましたが一つは数年前に魔物によって滅んでしまってもう一つの国もガーウェスが進行してしまって実質あの国がリーダーなんです。他の種族の国もあるんですがその種族達も近い内に滅ぼされます。それから4年後に魔王の国とガーウェスが戦い6年後に魔王の魔法によって共倒れになります。』
『ただし、この未来は貴方がいない未来の場合です。貴方がいればこの先の未来は、変わるでしょう。』
『どうして僕がいると変わるのでしょうか?僕は、何も能力を持っておらず挙句にステータスが低いですよ。』
『はい。しかし貴方が見たステータスは、本来の貴方ではありません。貴方のステータスは、あの勇者達と比べ物にならないくらいの差があるのですがあの場でそのステータスを出したらあの国がますます力を付けてダメになります。ですから貴方の殺される原因を作ってしまって申し訳ありません。』
なるほどだからあんなステータスだったのか僕は本来は、たぶん化け物クラスなのだろう確かにあの国にいたら大変だったかもしれない。それなら殺されてある意味良かったのかもしれない。
多分この後言われることは、あの言葉だろうなら僕の答えはもう決まっている。復讐は、未だわからないけど僕に力があるのだから助けたいと思う。
『ですからお願いです。貴方の力で私の世界を救ってはくれませんか。当然貴方に危険は付いてしまいますが。どうか私の世界を救ってくださいお願いします。』
『女神様頭を上げてください、僕は自分の意思で救いたいと思います。こちらからお願いします僕に第二の人生を下さい。』
『ありがとうございます。では、早速貴方が転生するのは、勇者召喚が行われる15年前の世界です。転生したい国は、選べますがどこの国にしましょうか?』
『もう決まっています。先ほど言った二、三年前に魔物によって滅んだ国でお願いします。僕は、滅びの運命を変えたいと思います。』
『っ本当によろしいんでしょうか?わかりましたその目は、諦める気がないですね。』
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『転生の準備が出来ました。貴方のセフィラ王国の地位が何になるかは、わかりませんが次の人生は悔いがないようにしてください。』
『貴方に私の加護を付けておきます。加護の効果は、この世界の言語と後いくつかついていると思うので向こうに転生してから自分で確認してくださいね。ステータスは、誰かに見せるのなら魔導具が必要ですが自分でも念じれば見れますので。』
『女神様少しの間でしたがお世話になりました、必ず今度の人生を楽しんでそして必ずや運命を変えてみますから。』
『はい。よろしくお願いします、英雄の器がありしもの月波白夜。また、数年後に会うのを楽しみにしています。』
僕の意識がなくなりしばらく経つと。
おおっ元気な男の子が生まれたぞやったな、スフィアという男性の声とやりました可愛い男の子で貴方との子よと女性の声が聞こえ僕の意識が覚醒した。
僕の目の前には、銀髪の優しそうな男性と青髪の優しそうな女性がいた。後.................................何で周りにこんな人がいるのー!!と叫んでしまったが赤ちゃんなので『おぎゃー、おぎゃー、おぎゃー』としかならなかったのは、救いだった。
僕は、こうして第二の家族と第二の人生をこれか歩んでいくのだった。これからが楽しみだ。と付け加えておこう。