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おやじ妄想ファンタジー   作者: もふもふクッキー
48/114

クランバトル 二回戦 悠編Ⅳ

 ○ピー太郎の秘密Ⅲ


 (畑) 

 ピー太郎。

 そしてオラ達の森の守護精霊。

 「ハナコ」について話すには、オラ達の村のここ30年の歴史を話さねばならね。

 ちょっと長くなっかもやけど。

 まあ、楽にして聞いてくんろ。



 そう話すと、畑さんは自分達の応援席に設置された椅子に腰を下ろした。

 その姿に呼応するように、俺も舞台上で息をはき、話に聞き入るため、姿勢を整えた。


 畑さんは俺の様子を確認し、それからゆっくりと話を始めた。


 

 (畑)

 したら…。

 話をさせて貰うかな…。

 時間を貰って悪いけど。

 ピー太郎と戦う兄ちゃんには、知っておく権利があるように思うしな~。



 そう言ってこちらを見る畑さんに対し。

 俺は無言でフムフムと頷いた。

 そして、話を進めるように。

 手を畑さんに向けて差し出し、会話を促した。



 (畑)

 ホントにあんがとうな~。

 では…。

 ごほん!

 あ~…。


 話は今から30年ほど前…。

 オラ達はまだ子っこだった頃にまで遡るんだ。


 その頃の村は、沢山の自然に囲まれ。

 それはそれは美しい村だったんよ…。

 

 村の周りは一面の森。

 知らない人が入り込んだら、そりゃもう絶対に迷っちまう位に深く。

 そして…。何よりも豊かな森だ。

 

 村の周りには、畑と森しかね~。

 旅人が来ても、な~んにもやる事もね~。

 だから、村人以外に近付く奴なんて、ほとんど居なかった。

 み~んな知り合いで、皆家族みたいなもんさ。

 そんな環境は、今の若い人には。

 想像も出来んのかもね~。


 村の主要産業はもちろん農業。

 それか鵜骨のトコみてーに、酪農。

 これだけは今と変わらんやね。 

 昔から変わってないのは、村が貧乏な事だけ。

 ホントに皮肉な話だね~。


 

 畑さんは俯き、悲しそうな顔をしていた。

 話を聞いていたグランファーマーズの面々も、俯いたまま頷いている。

 この人達の村で一体何があったのか。

 俺の興味はどんどん大きくなっていった。


 

 (畑)

 ええと…。

 まあ、それでな~。

 昔っから、村人の数も少なく。

 さっきも言ったけど。

 とにかく、貧乏で技術も何にもない村やったからさ。

 オラ達村の住人は、正直今でも恥ずかしい位。

 ホントに貧しい生活を強いられていたんだ。


 まあ、村の建物はボロボロやし。

 畑も全部人の手やから。

 量もそれほど作れんかったのよ。


 村人はほとんど自給自足に近い形で。

 毎年、皆で出来た食べ物さ分け合って。

 余った分を、近くの町に売り歩く。

 それでホントに小さな利益を作り出し。

 何とか一年間を乗り越える。


 そんな生活を何世代にも渡り。

 ただただ、繰り返してきた村だったんよ。

 都会の人から見たら、何が楽しくて生活してんだって笑われっかもしれんね~。

 アハハハハ~。


 

 そう言って畑さんは、頭を掻きながら恥ずかしそうに笑っている。

 しかし、恥ずかしいと言う言葉とは裏腹に。

 故郷の話をする畑さんの表情は、どこか優しげで、彼の村への愛情が伝わってくる様だ。

 彼にとって、生まれ育った村がどれ程大切なのか。

 その表情を見ていれば、一目瞭然であった。


 (悠)

 『あ~。いいな~。うん。やっぱりいい。』

 『やっぱりいいな。この人達は。』


 『他人には決して左右されない。』

 『自分にとって大切な場所を、きちんと持っているんだ。』

 『人に何と言われようと。どう思われようと。』

 『この人達は、自分の故郷を愛し。』

 『何よりも誇りに思っている。』

 『貧乏であろうと。周りに笑われようと。』

 『自分にとっては、大切なんだと。』

 『この人達は、心からそう考えている。』


 『周りの評判や、他人の目ばかりを気にしている自分が恥ずかしくなる。』

 『俺もこんな大人になりたいな。』

 『何にも変えられない。自分にとって大事な物』

 『俺も胸を張ってそう言える物が、いつか出来るといいな~…。』


 『…。』

 『まあ、今もこんな恥ずかしい大スターの格好で!』

 『大観衆の前に立たされてる事は気にしてるけど!』『恥ずかしさに震えてるけど!』

 『これは、あの光った玉のセンスだから!』

 『恥ずかしがっても罪はないよね!』


 そう考えながら、俺はマザーに対して睨みをきかせた。


 (リナ)

 あり?悠兄なんかこっち睨んでるよ?

 (マザー)

 ホントですね?

 今の話のなかで、何か気に入らない事でもあったのでしょうか?

 (マリエ)

 何かしらね?

 畑さんの故郷への気持ちは、スゴく素敵だと思うけど…。



 我がクランの面々と話す、当の本人は。

 何故睨まれているのか理解出来ないらしい。


 (悠)

 『あのやろ~…。』

 『今に見てろよ!』

 『俺が本当の大スターになった暁には!』

 『お前に同じ衣装を着せて、メインのバックダンサーとして大衆の前に晒してやる!』

 『この格好で、どれ程の羞恥心に晒されるのか!』『その身を持って知るがいい!』 


 『アディオス!謎のピカッとボール!』

 『一生消えない羞恥心を抱いて眠るがいい!』 


 俺は頭の中で、マザーへの復讐をやり遂げ、若干満足して拳を握りしめた。

 

 そんな俺の様子を不思議そうに見つめながら、畑さんは話を再開する。


 (畑)

 ええ~と…。

 まあ、本当に貧乏で何もない村なんさ。


 けんどな。

 けんど、そんな風に経済的には恵まれてはいなくても。

 オラ達村の人間は、村の豊かな自然を愛し。

 そして何より、今まで自分達のご先祖が守ってきてくれた。

 豊かな森と、村の生活を愛していたんだ。


 そして…。

 その豊かな森がもたらしてくれる。


 動物達の肉や毛皮。

 清らかな水。多種に渡る植物。

 そのすべての恩恵に。

 皆が心から感謝をしていた。 

 

 貧乏暇なしと言うけれど…。

 農業やって、水汲みやって、狩りやって…。

 大人も子供も一日中働いてよ~。

 ホントに毎日生きるのに精一杯さ!


 体も年々キツくなるし。

 ホントにこれからオラ達の村さ。

 どうなってしまうんやろな~。


 ……。

 まあ、今兄ちゃんに愚痴を言っても仕方ないか。


 そんでな、話は最初に話した森の精霊。

 「ハナコ」に繋がるんやけど。

  

 村の人達は、村にそんな大自然の恵みを与えてくれ。

 自然の中でも安全に生活を送らせてくれている。


 森と村の守護精霊。


「ハナコ」への感謝の気持ちを。


 何代にも渡り、ずっと持ち続けていた…。


 まあ、カッコつけて言うとな~。

 経済的な貧しさよりも、心の豊かさを大切にしている村やったって事やね~。 


 だから大人も子供も。

 誰一人として、貧乏な事について文句は言わなかったよ~。


 ただ、日々の恵みに感謝し。

 炎の精霊様。

 そして身近な精霊である。

 ハナコに感謝の気持ちを示す。  


 毎日朝と夜は、必ず村の四方にある、ハナコを祭った祭壇に誰かが手を合わせていたもんだよ。


 ハナコ様、ありがとうございます。

 日々の恵み。

 一日の暮らしに感謝します。

 って具合にな~。



 そう言いながら、畑さんは両手を合わせて頭を下げている。

 信仰の対象に対する敬意の表現は、この世界においても変わりはないらしい…。 


 一つ勉強になったと、俺は感じていた。



 (畑)

 まあ、今思うと…。

 オラ達にはそれだけで十分やったはずやね。

 そんな生活でも、十分幸せやったはずなんさ…。


 毎日一生懸命生きて。

 恵みをもたらす精霊様に感謝して。

 皆で協力して日々を生き抜いていく。 


 昔はそれが当たり前で。

 それで十分なはずやったのに…。

 それだけで、十分幸せなはずやのに…。

 十分恵まれていたはずなのに…。


 なしてあの頃は、そんな単純な事に。

 誰も気が付かなかったんやろな。 


 目先の豊かさに目が眩んだんかな。

 自分達も富を得たいと。   

 身に余る欲に、手を出したんやろな…。


 ホントに…。ホントに唯々。

 バカな村の。力のない人間の。

 愚かで情けない話しさ。

 

 

 畑さんは話をしながら、悔しそうに拳を握りしめた。


 察するに…。

 どうやら、今の話が。

 この話題の核心であるのだろう。


 豊かな自然に恵まれた村。

 村人はその自然と。

 そして、恩恵をもたらす精霊。

 「ハナコ」に感謝し、日々の生活を送っていた。

  

 しかし、そんな村で「何か」が起こった。

 そして今では…。 

 その恩恵が失われた?

 ここはまだ確証がもてないな。

 理由も分からないしな。


 まあ、とにかく。

 畑さん達は、村の現象を嘆き。

 村を以前の様な状態に改善させようと。

 この大会に参加しているんだろう…。

 

 そして、その村で起きた「何か」が。

 

 畑さんの村の現状と…。

 あそこで俺を喰わせろと叫んでいる猛獣が、「人間」であると言う根拠に繋がるって訳か…。

 

 う~ん。

 少しだけ話が見えてきた様な気がするな。

 畑さんは今。大好きな村の為に頑張ってるんだ。

 応援してあげたいよな~。


 でも…。


 (ピー太郎)

 グアアアア~!!!

 いつまで待たせる!!!

 腹が減った~!!!

 早くそいつを喰わせろ~!!!

 それは飯だ!俺の飯だ!誰にも渡さんぞ!



 ガシャアン!ガシャアン!

 ピー太郎は、檻を掴み破壊しようと揺さぶっている。

 そして何故だか、対戦相手(おやつ)の俺に。

 異様な執着を見せはじめている。


 (悠)

 い~や、ダメだ!!

 どんなに大変な状況でも!

 やっぱり協力は出来ません!


 どうやってもアレと戦うのは無理だよ!!

 話は見えてきたけど!!

 まだ、納得する訳にはいかない!!

 

 だってやっぱりこの話には!

 俺の命かかってるもん!

 アイツ本当に俺食べる気だもん!

 そんな人間、俺が知ってる世の中には存在しないもん!

 

 アレは獣!モンスターなの! 

 人を食べ物と認識する人間はいません!


 この結論だけは譲ってはいけない!

 話を聞いた上で、絶対にこの結論に持っていく!


 じゃないと確実に!

 俺は明日の朝、アイツのお尻から排出される事になる!

 

 そんなの絶対嫌だ~!!

 やり残した事が沢山あるの~!

 まだ三十路なの~!

 後50年位は期待してたの~!

 まだまだ心は子供だし!

 全然大人になりきれてないし!

 これからやっと、それなりに自分の人生が始まるはずなのよ~!  

 家や車だって欲しいんだよ~!


 よし!決めた!

 やっぱり最悪の場合は…。

 伝家の宝刀クレーマーを…。


 俺は畑さんの話に聞き入りながら。

 自分が生き残る道を、必死にさがし続けていた。


 目の前でコロコロと表情を変える俺を見て。


 畑さんは不思議そうな表情を浮かべている。



 (畑)

 ちょっ。兄ちゃん? 

 あんた大丈夫~?

 なんかさっきから、顔色が何回も変わってるだよ?


 流石に畑さんも心配になって来たらしい。

 あらやだ。ホントにやさしい人だよね。


 (悠)

 いえ、大丈夫です!

 俺にはまだ、奥の手がありますから!

 まだ抜いていない。

 宝刀がありますから~!


 だから……。

 だからどうぞ…。

 話を続けて下さい…。

 

 俺は涙目になりながら、両手を地面につき。 

 畑さんに何とか返事をした。



 実はこの時。

 薄々気づき始めていたのだ…。

 


 恐らく、俺は畑さんの話を聞いた後に。

 納得をしないという選択肢を、選ぶことは出来ないのだろうと…。


 だってこの人のいいオジサン。 

 これからきっと、スゴい大変な話すると思うんだもん。それが分かるんだもん。


 村の将来とか。

 ピー太郎の正体とか。

 きっとかなり複雑な事情があるんだもん。 

 

 もう分かっちゃったよ。

 この人、本当にいい人だから。

 きっと村を昔みたいに戻したいんでしょ?

 ピー太郎も、それに関わるんでしょ?

 だから、大会に勝たなきゃならないんでしょ?

 

 全部分かっちゃったよ!

 そういう話、沢山見たもん!

 テレビとか、漫画とか映画とかさ!

 そういう人、いっぱい見たことあるもん!


 どうせ背負ってるんでしょ!?

 このオジサンさ!!

 村の期待を背負ってるんでしょ!?


 人が良いだけが取り柄だけど、村の為になら頑張るんでしょ!?

 後ろの皆も!ピー太郎もそうなんでしょ!?


 僕知ってるよ!

 そういう美談は沢山知ってるよ!

 

 そういうの聞いてさ!

 俺もいつか、そんな男になりたいって思ったことあるもん!

 多くを語らず、平然と影で人の役に立つ!


 憧れるよね!男のロマンだよね!


 だからさ…。


 聞いたらもう!

 逃げられないんでしょ!?

 会場もしんみりしてさ!

 頑張れって応援するんだよね!


 その話を聞いて!そんな空気の中でさ!

 やっぱり認めませんってさ!

 言えないよね!

 言えないよ!


 言える人さ!

 ちょっと手ぇ挙げてみてよ!


 今挙げてる人!スゴいね!

 オジサンには無理だな~! 


 結局俺にもさ!プライドがあるんだよね!

 カッコいい姿を!

 周りに見て欲しいんだよね!


 だから、きっとこの後の話はさ…。 

 スゴく素敵な話だからさ…。


 聞いたら終わりなんだよね!

 もう引けないよね!

 運命のカウントダウンだよね!


 明日の朝、俺はきっとピー太郎のお尻から出てきてさ!

 きっと葉っぱか何かで拭かれるのかな!?

 紙はきっと使わないよね!?

 あんな野性味溢れちゃってるしさ!

 きっと豪快に拭き取る事だろうね!

 それでポイってされてさ!

 土に返るのかな!?

 村の豊かな自然の、一部に成れるかな!?  


 それとも意外にも水洗トイレでさ!

 浄水場で綺麗な水になるのかな!?

 そしたらさ!

 海に返るのかな!?

 大きな海の一部にさ!

 俺はなれちゃうのかな!?


 …。

 ……。

 ………。


 嫌~~~~~~!!!!

 絶対聞きたくない~!!!


 聞いた後に、

 「仕方ない。そういう事情なら。戦ってきっちり決着をつけてやるよ!」

 とかカッコつけて言うもん!!


 分かるよ!

 俺絶対言うよ!!

 かけてもいいよ!!


 だってそういう流れになるの分かるもん!!

 その流れには、絶対逆らえないもん!

 そんな度胸は俺にはないもん!!

 

 もう嫌だ~!!

 カッコつけて話し聞くなんて言うんじゃなかった~!

 あぐらかいて、どうぞ的な顔なんてするんじゃなかった~!!

 誰かあの頃に戻して~!!

 あの頃の俺をぼこぼこにして、十字架に張り付けて海に投げて~!


 誰か助けて~!


 お母さ~ん!!!!



 俺は両手で顔を隠し、舞台の上をごろごろと転がり、悶えていた。


 (リナ)

 ねえ。さっきから、あのオジサンは一人で何をしてるの?バカなの?

 (マザー)

 分かりません。

 ですが大抵の場合。彼はバカですよね?

 (マリエ)

 そうね。確かにバカね。

 バカだから仕方ないのね。

 (リナ・マザー・マリエ)

 まあ、仕方ないね。

 バカだからね。


 俺の仲間は、人の命の危機をバカだからで片付けたようだ。

 アイツら、いつか絶対同じ衣装で大観衆の前に立たせてやる!

 例え土や海に返っても、夜な夜な枕元でスターの代表曲をメドレーで歌ってやる!


 俺の復讐の対象が、3人に増えた瞬間であった。



 (畑)

 ちょっ!ちょっと兄ちゃん!

 ホントに大丈夫かい!?

 話が長すぎて、どっかおかしくなったんかい?

 すまんね!

 年を取ると、どうしても話しさ長くなってな!


 もうすぐ終わるから! 

 もうちょっとだけ我慢してくれんかえ!?


 畑さんは俺の様子を心配し、優しく声をかけてくれる。

 ウチの連中とはえらい違いだ。

 彼の爪の垢を煎じて飲ませてやりたい位だ。


 だけど、畑さんも畑さんだ。

 貴方の話がもうすぐ終わると言うことは、俺の命ももうすぐ終わると言うことだ!

 自分の言葉をわきまえて貰いたいものだね!


 自然と俺は畑さんを睨んでいた。


 (畑)

 に、兄ちゃん。本当に大丈夫かい?

 やっぱり無理だって言うなら。

 オラ達棄権してもええんだよ。

 村の事はオラ達の責任だし。

 ピー太郎を上手く抑えられないのも、オラ達の責任だ。  

 だから、兄ちゃんが嫌だって言うなら…。


 オラ達は村に…。


 

 バッ!!

 俺は手のひらを畑さんに差し出し、話を遮った。


 (悠)

 畑さん。何を言ってるんですか?

 僕は彼と戦いたくない何て言っていません。

 ただ、ピー太郎と戦う。

 それに辺り、彼が戦う理由が知りたいだけです。

 彼がどうして、あんな姿になってしまったのか。

 対戦相手として、知っておきたいのです。


 取り乱してしまい、すいません。

 ちょっと色々考えていたものですから。

 もう大丈夫です。

 さあ、話を続けて下さい。



 自分にできる限り、最高に爽やかな表情を浮かべながら、俺は畑さんに話を促す。 


 そして、心の中でこう呟いた。


 『うん。やっぱり皆が正しいみたい。』

 『僕ちゃん、やっぱりバカみたいで~す。』


 これから伝えられる話の結論は。

 自分の人生のフィナーレに続いている。

 俺はそれに気付きながら、精一杯の明るさを保っているのであった…。

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