19.恋愛
カマホモとの距離を詰めながら俺は拳を握りしめる。
俺のモットーはいつだって先手必勝、オープニングヒットは絶対に俺がもらう。楽しそうに笑うカマホモにイライラしつつ、俺は拳を振り上げて叫ぶ。
「おいカマホモ! 靴紐があわじ結びになってんぞ!」
「え?」
俺の指摘に、カマホモの野郎は視線を自分の靴へと向けてしまう。戦闘中に視線を切る馬鹿発見。
その余裕綽々の顔を余裕ぐしゃぐしゃに変えてやるわ。くらえ、これは上司に騙されてカマバーに連れて行かれた新入社員の恨みじゃ!
「その綺麗な顔面をゴルフボールに変えてくれるわ! 正義の鉄拳、ジャスティスデストロイヤー!」
「正義を破壊してしまってるじゃないですか!?」
背後から律儀に突っ込みを入れる詐欺眼鏡を余所に、俺のパンチがカマホモの顔面へと吸い込まれたかに思われた。
だが、カマホモはせまる俺の拳に慌てることなく、ゆっくりとした動きで対処した。まるで流水のごとく、流れるようにそっと俺の拳を人差し指で押さえたのだ。
「な……にぃ!? 俺の拳が、指一本で止められるだと……!?」
「残念だったね。良いパンチだったよ」
「上から目線で俺を見下すんじゃねえ! 俺が上でてめえが下なんだよ! てめえは俺の下で無様に這いつくばってひぃひぃあへあへもう許して下さいって言ってろや! おらあ!」
こんなテレフォンパンチ最初から当たるなんて思ってねえよ。俺の本命は右拳じゃねえ、左の拳だ。
大きく振り抜こうとした右拳とは正反対に最短距離を突っ走る俺の左拳。雷光のごとき俺のマッハナックルを止められる奴なんぞ、近所のポメラニアンのぽめ子くらいしか存在しねえ。
解き放たれた俺の左拳に対し、カマホモは慌てねえ。右拳を軽く指で押し返した後、再びその指で止めようとするが――かかったなボケ! 俺は迷わず左拳を開き、中に握り込んでいた砂をカマホモの顔面目がけて投げつけた。
「おおおっ! まさか砂を握り込んでいたなんて! 不意打ちで目潰しなんて、まさに卑怯の塊だね!」
「うるっせええええ! 勝てばいいんだよ勝てば! どんな手を使おうが最後に立っていればいいんだよ! 強い奴が正義なんじゃねえ、俺が正義なんだよ! がっはー!」
「イキイキし過ぎですよ!? なんでそんなに嬉しそうなんですか!?」
「ハッハァー! 必殺内蔵殺しだ! 死に晒せカマホモォ!」
カマホモの鳩尾目がけて、俺は自慢のひざ蹴りを解き放つ。一時期K-1にはまって死ぬほど練習した飛び蹴りだ、これをくらって死なねえ奴はいねえ。
俺の飛びひざ蹴りを、カマホモは笑顔を崩さず見つめながら無様に受け入れ……あれ、なんでこいつ目開いてんの? 目潰しは?
気付いた時には遅く、俺の飛び蹴りをカマホモはすっと体を横にずらして簡単に回避する。当てる対象を失った俺の蹴りは空を蹴り、そのまま大地に着弾。膝からダイレクトに。そして絶叫。
「ぐあああああああああ! お、俺の膝の皿があああああああああああああ!」
「うわ、痛そう……陽太、頑張れ! 立ち上がれ陽太!」
「無茶言うんじゃねえよボケええええ! 無理、もう無理これ、選手生命終わった絶対終わったこれ、ホント、死ぬ」
大地を転がって悲鳴を上げ続ける俺。その俺の膝に治癒魔法をかけ続けてくれるカマホモ。あ、すげえ楽になった。
しかし、魔法は痛みなんてねえのに、今みたいなのはマジ泣きするほど痛みがでるってどういう原理なんだよ、意味分かんねえよ。
ようやく立ち上がれるくらいに回復したので、俺はカマホモから距離を取って再び戦闘へと戻る。
「治療してもらったことには感謝してやる。だが、ぬかったな。テメエは敵に塩どころか金銀パールを送っちまったことに気付いていねえようだ。死の淵から舞い戻った俺は以前とは比べ物にならねえほどに強くなってしまっているというのによ」
「ふふっ、それは楽しみだね」
「なんだその反応は! てめえはあれか! 五歳児の子供のやんちゃな姿を見守る母親か何かか! いつもいつも俺の行動を微笑ましそうに笑いやがって、むかつくんじゃ! 俺の部屋に勝手に入るんじゃねえよ! ノックしろババァ!」
「途中から自分のお母さんへの愚痴になってるじゃないですか!? しかも反抗期真っ盛りな反応ですよ!?」
「いいか河合、俺の二つ名を教えてやる――人呼んで『終わらない反抗期』それがこの俺、斉木陽太様よっ!」
「格好良いように言ってるけど、滅茶苦茶格好悪いですからね!?」
再びカマホモへ突撃し、拳に蹴りに次々に繰り出していくが、当たらねえ。
まるで闘牛士のごとく、カマホモは悠然と笑ったまま俺の猛攻をひょいひょいとかわしていく。くそ、レベルが同じになっても、やっぱりこれだけの技量の差があるのかよ。
当たり前と言えば当たり前だ。俺は喧嘩のけの字もやったことのない超絶善良一般市民で、こいつは軍だの異世界魔物だのと戦い抜いた化物なんだ、経験が違い過ぎる。
こいつにとって、俺の攻撃なんぞガキの遊びにしか感じねえんだろう。
ああ、畜生。くそが。認めるよ、カマホモ。てめえは強え。俺如きじゃ何もできねえくらい、遊ばれるくらい差があるのは認めるよ。
だがよ、認めねえ。テメエ如きに、テメエ如きに――上から見下ろされて、舐められ続けるのだけは勘弁ならねえ。
カマホモの指に流され、拳が今日何度目とも分からない空を切った瞬間、俺は待っていたとばかりにそのままカマホモの両肩をがっしりと掴み取る。少し驚いたような表情をするカマホモを抑えつけながら、俺は胸に溜めこんだ怒りを暴発させる。狙っていたのは、カマホモが俺の単調な攻撃のリズムを体に染みつかせてしまったその瞬間。
「あんまり俺を舐め腐ってんじゃねえぞ、カマホモォ! くらいやがれ!」
咆哮と共にスキルを発動。俺が唯一会得している顔面崩壊ハンマー、これなら俺の技量の未熟さに左右されねえ。
全力で顔面をカマホモへと近づける俺。体もロックしているから、これなら逃げられねえ。やっとこいつの余裕綽々の顔に一発きついのを叩きこめる。
カマホモの様子からどうやら逃げることは出来ないようだ。やっと掴んだチャンス、絶対逃さねえ。顔面に強烈なのを叩き込んで地べたに這いつくばらせてやるわ。死ねよや! カマホモ!
俺の顔がカマホモの顔へと近づくコンマ数秒前、俺の胸に突如として嫌な感じが擡げた。あれ、なんだこれ。
更に距離が近づいていく中で、俺はあることにきづいた。あれ、そういやこいつ、瞬間移動できるんじゃん。魔法避けた時にしたよな。あれがあるなら、拘束なんて無意味じゃね?
更に更にカマホモとの距離が近づく中、俺の視界に映る瞳を閉じるカマホモ。あれ、凄い色っぽい顔してる。何でこのカマホモ逃げねえの? 受け入れる気満々なの? 俺の顔面崩壊ハンマー怖くねえの? 距離もうすぐゼロだよ?
二人の距離があと僅かというところで、俺は最悪の未来を理解した。近づく二人の顔、顔と顔が正面衝突するって、これ、もしかしなくてもキス――
しばらくお待ちください。
「斉木君! しっかりして下さい、斉木君!」
なんか河合が俺の体を揺すってる。大地に無様に転がった俺の体を必死に揺すってる。声が遠いや。お空綺麗。
口から涎を垂れ流しながら、俺は何も答えられない。なんか色々と終わった気がした。
必死に声をかけ続ける河合、お腹を抑えて大笑いする先輩、複雑そうな表情を浮かべてる結城。そして満足そうにうっとりしながら自分の唇に触れてるカマホモ。涎だらだらで放心の俺。鳥になりたいね。
必死に呼びかける河合に、俺は震えるような声を絞り出しながら胸の内を伝える。
「俺さ、夢があったんだ……ファーストキスは、好きな女の子と三回目のデートの最後にするんだって……」
「しっかりしてください! 何いきなり乙女チックな夢を語り始めているんですか!?」
「俺のファーストキスの相手が女の子どころかカマホモなんて……もう駄目だよ、ファーストキスでカマホモ相手に舌入れられたもん……文字通り舐められまくりだよ……べろべろだよ……悔しいけど気持ちよかったよ、感じたよ、興奮したんだよ……もういいや、俺もうそっちの人でいいよ、どうにでもなれよ」
「僕にとってもファーストキスだったよ、斉木陽太君」
「知らねえよ……」
完全に再起不能になった俺。男として、男子高校生としてもう無理だ。この背負わされた十字架は一生モノだ。
ただ、そんな俺やカマホモの反応に河合の不機嫌さは上昇を止められない。なんでこいつが不機嫌になるんだよ、俺は不機嫌通り越して心折れてんだけど。怒るくらいならそっとしてくれよ、俺は豆腐メンタルなんだよ。
戦意喪失した俺に、カマホモは未だ楽しげに笑って語りかけてくる。さっきより艶々してんなこいつ。
「さて、僕の主人公様はこうして完全に気力を失ってしまったみたいだけど……彼なしで僕と戦うのかい?」
「……無理です。私たちは正攻法しかゲームの戦い方を知りません。それで愛理さんに勝てるなんて思えない」
「だろうね」
「あなたに勝つには、斉木君が必要なんです。斉木君の度を越した破天荒さが、無茶苦茶さだけがあなたに勝つ可能性を生み出せると私は思っています」
「しかし、当の本人の心が折れてしまっていてはね。もう彼は戦えないよ。彼の心は折れてしまった」
いや、折れてしまったって、折ったのお前じゃねえかよ……ありえねえよ色々と。
河合の期待は嬉しいけど、俺はもう応えられる体じゃない。悪いな、河合、俺の冒険はここでゲームオーバーだ。
そんな精も魂も尽き果てた俺の上半身を無理矢理起こして、河合は意を決したように顔を赤く染めて強い口調で語りかける。
「きっ、キスが原因なんですね! 愛理さんにファーストキスを奪われたから戦えないんですね!?」
「やめろよ、心の傷口に荒塩すり込むのマジ勘弁して下さい……やめてください、死んでしまいます……」
「さ、さ、斉木君! あなたは私のこと、そ、そ、その、嫌いじゃありませんよね!? 顔とか褒めてくれましたよね!?」
「ああ……? 何言ってんだよ……もうそんなのどうでもいいよ、お前は美少女だよ、文句無しの学校一の美少女だよ、今更言うのも癪だけど相坂より上だよ、最高にめんどくせえけどお前は良い女だよ、マジ詐欺眼鏡だよ……何で俺、カマホモに唇奪われた後に女褒めてんだろ……女より男褒める練習しなきゃな……」
「そ、そこまで言ってくれたんですから、後で文句言わないで下さいね! お、女の子をそんな風に期待させた斉木君が全部悪いんですからっ!」
「お前、さっきから何を――」
俺が言葉を紡げるのはそこまでだった。俺の声を遮るかのように、河合の唇が俺の唇へと重ねられたからだ。
目の前に存在する河合の赤く染まった顔、伝わる熱。何が起きてるのか理解できず、驚き過ぎて目を見開いたまま固まる俺。そして俺以上に驚く他の面々。
その時間はいったいどのくらいだったのだろう。一秒のようにも思えたし、一分のようにも思えた。
優しく触れるだけのキス、だけどそれはどこまでも胸を焦がすほどに熱くさせて。激しく心臓が鳴り響く俺に、そっと顔を離した河合は目を潤ませて小さな声で語る。
「……私の、ファーストキスです。私が初めてなんですから、斉木君の初めては私に塗り替えられました。だから、さっきの愛理さんのは無しです」
「河合……」
「こんなときでも、最後まで河合って呼ぶのが本当に斉木君らしいです……元気、出ましたか? 一応、斉木君の褒めてくれた女の子からのキスです……出てもらわないと、困るんです」
河合の言葉に、俺の心が奮い立つ。こんだけの美少女に、これだけのことを言わせて、立ち上がれねえ男なんているのかよ。
自分の顔を叩き、俺は気合を入れ直した。何やってんだ俺は。無様に這いつくばって、最高に良い女にこんだけのことをやらせて、格好悪過ぎるだろうが。
戦う意思を取り戻した俺は、河合を見つめ返しながら、きっぱりと言い放つ。
「約束したからな。お前を絶対に元の世界に帰すってよ」
「そうですよ。約束は破らないでください。信じてもいいんですよね?」
「――当たり前だ。お前は俺を信じてりゃいいんだよ。良い女との約束は必ず果たすのが、最高に格好良い男ってもんだろうが。元の世界に戻ったら、胸を揉ませる約束忘れんなよ。全力で揉みまくったるわ、勝負ブラつけとけや」
「最後の最後でムード台無しになる台詞吐かないでください! 勝負ブラなんて持ってません!」
ゆっくりと立ち上がり、俺は軽く河合の頭を撫で、カマホモへと向き直る。
俺たちの会話を満足気に見つめていたカマホモは、そっと俺に声をかける。
「待たせたな、カマホモ。そういう訳で、俺は負ける訳にはいかねえんだわ」
「僕にダメージすら与えられないと分かっていてもかい?」
「そういうんじゃねえだろ、この戦いはよ。勝てる可能性とか、勝機とか、戦術とか、そんなもんはもうどうでもいいんだわ。俺が地に這いつくばると、超格好悪いだろ? 後ろで河合が見てんだよ、期待してんだよ俺が格好良くお前を倒す瞬間をよ。河合だけじゃねえ、先輩も結城もそうだ。俺の勝ちを信じてくれる女たちがいる以上、負けられるわけねえだろ。俺は良い女の前ではどこまでも格好つけてえんだよ。今、この瞬間だけはお前ですら相手にならねえくらいに、最高に最強の男でいてえんだよ。文句あるか?
俺の言葉に、やがてカマホモは笑みを抑えられなくなる。
まるで壊れたように、これまでの貼り付けていた穏やかな表情が崩れるように、心から愉しげに笑った。
「そうだ! それでいいんだ! 素晴らしい、実に素晴らしいよ僕の主人公様! 常識にとらわれない、そんな君を待っていたんだ! 滅茶苦茶に蹂躙される、こんな瞬間を待っていたんだ! 空虚な時間を壊してくれる存在を待ちわびていた! 強さじゃない、太陽のように眩い在り方をする人を待ち焦がれていた! 僕の物語を終わらせてくれる救世主をずっとずっと待っていたんだ!」
「おら、何子供みたいに急に泣き出してんだ。いきなり泣くんじゃねえよ、弱いものイジメ始めるみたいで凹むじゃねえか。ラスボス気取るなら、最後まで格好付けんか。男の子だろうが」
「泣く? 僕が?」
いや、思いっきり泣いてんじゃん。涙零してんじゃん。情緒不安定なカマホモだな、おい。
軽く溜息をついて、俺は手をくいっと挑発するように動かしてカマホモに語りかける。
「心配しなくても、今からテメエにきっちり初めての敗北をこの最強たる俺が叩き込んだるわ。さっきみたいにワザと攻撃しないような配慮もいらねえよ、全力で俺を殺しにこいや。後悔残したくねえだろ?」
「本当に――本当に君こそが僕が探し求めていた主人公様だよ、斉木陽太君!」
「うるせえよ。何度も言うが、もう俺に負けはねえ。先輩が、結城が――そして河合のおっぱいが俺の背中を支えてくれてんだよ!」
「なんで私だけ胸限定にするんですか!?」
紫の闘気を纏って俺に襲いかかるカマホモ。それを迎撃する俺。不思議だな、マジで微塵も負ける気がしねえ。
悪いな、カマホモ。マジでお前の勝ちはなくなったわ。最高の女の期待を背負って戦う今の俺は、間違いなく世界最強の男なんだからよ。
神の石が淡く光り輝きました。
属性『恋愛』を石に記録します。
神の石に記録される属性が上限に達しました
クエストコンプリートの条件を満たしたことにより、アイテム『神の石』は『神の意志』へと変更されました
あなたのプレイヤーキャラは最後のボスのイベント戦闘において、以下の能力が解放されます
エラー。当該クエストが存在しません。ゲーム内で対象クエストが未クリアとなっています
システム強制介入
当該クエスト内容および解放される能力が強制的に上書きされました
執行者『チート』『遠野愛理』→対象者『破天荒』『斉木陽太』
あなたのプレイヤーキャラは最後のボスのイベント戦闘において、以下の能力が解放されます
『主人公最強』 → 「俺が最強過ぎて異世界を無双し過ぎた件について」主人公、氷上暁の能力
『ハーレム』 → 「世界が変われば愛の形も変わる」主人公、エリスト・グレストラードの能力
『チート』 → 「ある日神の力に目覚めた私が軍や異世界を蹂躙する」主人公、遠野愛理の能力
『成り上がり』 → 「没落悪徳貴族による領地経営のススメ」主人公、バルドス・フォン・メルギドールの能力
『精霊と契約』 → 「フェアリークロニクル・ティエラ」主人公、滝沢秀人の能力
『転生』 → 「神の子とちやほやされた結果、最強になりました」主人公、レクス・アルバドラの能力
『復讐』 → 「漆黒の刃~断罪する者~」主人公、刹那の能力
『TS』 → 「まじしゃんがーるっ」主人公、トワエラ・アリエステラの能力
『NTR』 → 「婚約者を寝取られたのでもっと良い男をつかまえてみせます!」主人公、ミリア・ラティーシアの能力
『成長』 → 「魔法? スキル? そんなものより俺の筋肉を見ろ」主人公、マッスルボマー・ハリケーンの能力
『召喚術』 → 「天を貫く神竜使い」主人公、天城刀真の能力
『異世界』 → 「ノスティレシアより」主人公、山田裕彦の能力
『テイマー』 → 「世界の危機? そんなことよりモフモフだろ!」主人公、ダイチの能力
『勇者』 → 「クラスメイトで俺だけ能力がゴミでしたが空気を読まずに世界を救います」主人公、川上一の能力
『内政』 → 「メイルギア建国繁栄物語」主人公、ビスメル・クーバーの能力
『ハッピーエンド』 → 「ヤンデレな彼女とツンデレな妹に虐げられるこの生活から逃亡したいです」主人公、西野光の能力
『王道』 → 「緋色の翼と竜の英雄」主人公、グレノア・シディリアの能力
『覚醒』 → 「こちら世界おっぱい管理局」主人公、ミナモトタケカズの能力
『恋愛』 → 「天の邪鬼なあなたに送るメッセージ」主人公、大山優子の能力
(`・▽・´)
次の更新が、最終話とエピローグになると思います。
ラスト一話、最後までしっかり頑張りますっ。




