あらすじについて
前話で少し触れたので、今回はあらすじについて書き殴っていく。
突然で申し訳無いが、少し自分語りをする。
私も小説を書いていた時期があった。現在はなろうの読者に落ち着いているが、なろうを始める前はE☆エブリスタで小説を書いていた。なろう作品に移行してからも暫くは小説を書こうと踏ん張っていたし、なんならその残骸も「投稿済み小説」として残っている。
そんな私の言いたいことは、あらすじは難しいよね!、だ。
私は子供の頃、夏休みの宿題の読書感想文が大の苦手であった。本を読むのはすきなのだが、いざ読書感想文を書こうとすると感想文ではなくあらすじ文になってしまうのだ。
なんか言ってることが矛盾したんじゃねーかと思うが、私もそう思う。
ようするに、自分の考えていること、思っていることを上手にアウトプットできなかったのだと思う。
小説のあらすじは、その作品が本筋に入るまでを要約して書くべきなんだと思っている。
名探偵コナンなんかが分かりやすいのではないだろうか。名探偵コナンの本編はコナン君が事件に遭遇してから解決するまでであり、東の高校生探偵がコナン君になるまでがあらすじ、というわけだ。
なんとなくイメージを掴んでもらえればと思う。
ここでなろうのあらすじの話に戻るが、私はまずタイトルを見て面白そうだと思ったらあらすじを読む。この作品はどんな作品なんだろうかと期待を寄せて。
あらすじが短かったり、分かりにくかったりするのは、私も気持ちが分かるから何も言わないが、あらすじで「〇〇編開始!」「〇〇編開始!」と並べるのはやめてくれ。
ドラゴンボールを初めて読む奴があらすじで「フリーザ編開始!」とか「魔人ブゥ編開始!」とか読んで何を思えと?意味わからんだろうが。
同様に、あらすじにナントカ賞ナントカカントカとか書いてるのも意味わからん(と私は思っている)。いや、気にしたことないから。そりゃ、応援してる作品が受賞したり、書籍化されたら嬉しいが、初めて読む作品でそこを気にするかと言われれば、疑問を呈する。そもそも、あらすじに書くこと?
この殴り書きを書いてみて、そういうのを書く場所がないっていうのは分かったけど。
わざわざあらすじにまで書くこと?
必死に書いた作品が受賞して嬉しいのは分かる。とても良い。だけど、あらすじに書くことか?
前話でタイトルは顔だと例えたが、あらすじは例えるなら体型だと思う。無駄な脂肪のついていない引き締まった作品を読ませてもらいたい。
以上で、あらすじについてを終わりたいと思う。また、何か思いついたら書き殴っていく。