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空っぽの袋をかついで、スラム街を後にしようとしたとき、好意的ではない人達に絡まれたが走って逃げた。俺は走るのが遅いが、いつも逃げきれるんだ。不思議なことに。余裕でスラム街を出たら、鷹族の彼女に出会った。


「あら、偶然ね」


鋭い目つきを和らげて艶然と笑う鷹族。そして俺はそのまま酒場に連行された。そこで本当に私よりムササビ族が良いのかしつこく訊かれた。俺は何度もムササビ族が良いのだと言うと、普段雄々しい尾羽が垂れ下がった気がした。

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