表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
31/53

31

・・・来ない。

デカい成功報酬受け取ったあとだから、狼族はギルドには寄り付かないんだろう。その事に気付いた俺はガクリと肩を落とした。どうして依頼達成出来たのか聞きたかったが、それはまた別の機会になりそうだ。あるいは一生分からずじまいかもしれない。


まあ、いいか。

終わった依頼はどうでもいい・・・。うう、でも知りたかったな。しかし深追いはろくな事にならないと決まってる。これでいいんだ。依頼達成出来てるんだから。そう自分を納得させて、宿屋に帰ると、ベッドには1人分のふくらみがあった。


また狐族が入り込んでいるようだ。ヅカヅカと俺はベッドに近づくと、毛布を剥ぎ取った。そこにはやっぱり狐族がいた。いい加減に俺のベッドに入り込むな。尻尾を撫でるぞと脅せば、お尻を向けてきた。フサフサの尻尾が眼前にユラユラと揺れている。俺は触ってしまいそうな右手を左手で抑えた。獣人の尻尾は胸以上の扱いを受けている。だから配偶者以外触ってはいけない。耳は別だけど。


俺はなんとか狐族をベッドから追い出すことに成功すると、眠りについた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ