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希望
『
【恋】
「人間の上に誰かいると仮定したところでなに……?これから一体何すんのさ?」
【巫太郎】
「突拍子もないことかよ。んなもん 誰だってとっくにやってることだろ」
【巫太郎】
「現実を創るなんてことは」
【恋】
「………」
【巫太郎】
「よく考えてみろ。現代でできて 神代にできないなんてことがあると思うか?」
【恋】
「だからまわりくどいって」
【巫太郎】
「現実にすればするほど黒幕に近づける」
【巫太郎】
「黒幕が神だろうが魔王だろうがオレにとっちゃどうでもいいッ!」
【巫太郎】
「世の中が優等になればなるほど 神代は裏付けられるんだからよ」
【巫太郎】
「そういう見方をすると 何だかワクワクしてこないか?」
【巫太郎】
「現実にしちまえば それはもうただの現実なんだぞ?」
【巫太郎】
「ならどえらい現実を創ってやろうじゃんッ!」
【巫太郎】
「つまらなくしてやろうぜッ!」
』