表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/7

ナイトが現れた日。

 直接のメールじゃなく、メッセージだなんて、一体誰だろう?


 そんなことを思いながら、メッセージボックスを開いてみた。


 メッセージボックス、着信1件。


――久しぶりです。小学校一緒だった、天野(あまの) 優星(ゆうせい)です。覚えてるかな……。同級生検索で見つけて、懐かしくなってメッセージしてみました。――



 うそ!……信じ……られない。

 メッセージをくれたのは、紛れもなく、初恋の彼からだった。



 私は急いで返信した。



――久しぶり! うん! 覚えてるよ! 元気してた?


――あーよかった。メッセージとか送っといて忘れられてたら、すげぇカッコ悪いなあって思ってた(笑) 元気だよ。春に、地元に戻って来たんだ。


――え、そうなの? 高校は?


――××高校だよ。


――あ! じゃあさ、○○君と、一緒じゃない!?


――そうそう、そうなんだよ。あいつ、昔と変わってないよなぁー!





……信じられない。久しぶりなのに、どんどん会話が弾む。

 それはまるで、離れていた時間がどんどん埋まって行くような感覚だった。


 何時間も、時間が立つのを忘れてやり取りをして、もうすぐ夜中の0時になろうかという時。


――あ、ごめん、話しの途中だけどこれだけは今日中に言わせて。……誕生日、おめでとう……


 なんでかな。彼からのそのメッセージを見た途端。今までもらったどのおめでとうよりも、嬉しい気持ちが込み上げてきた。


――え? 覚えて……くれてたんだ?


――うん。だって、語呂がいいから(笑)


――あ、そっか、“納豆の日” だもんね(笑)


 メッセージを送りながら、彼からおめでとうを言ってもらえたから、誕生日が覚えやすい“納豆の日” でよかったなぁって思った。 けど、彼からの返信文は、意外なものだった。



――え? あ、そっか。確かに “納豆の日”か(笑) 俺は“ナイト(剣士)の日” って、覚えてた(笑)



――えー? ナイトの日? あはは。その語呂合わせは、苦しいよー?(笑) でも、ステキ。いつかの私の誕生日、私だけのナイトと、一緒に過ごせたらいいなぁ。なんてね(笑)


 そんな、少し恥ずかしいメッセージを送った。すると彼の返信文に、私の心がまた、ドクンと跳ねた。



――あ、あのさ。笹原、今、フリーか? もし……もしよかったら、今度の河川敷の花火大会、一緒に行かないか?



 私は、考えるよりも先に返信してた。


――うん! 行きたい!





本日7月10日、夜7時に、予約投稿にて完結します!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ