前へ目次 16/16 十六 タイムスリップ 楓が目を開けると、ゲストルームに明かりが灯った。楓はゲストルームにバトルスーツ内臓の通信機で江田を呼び出した。そして太ももあたりにあるポケットのファスナーを開け、タイムマシンを取り出した。 「セスナが墜落してちょっとしてから、タイムマシンであの頃に戻ろう」 「そうね、そうしましょ、そうすれば私たちがもう一組の私たちと時が重なり合わなくて済むものね」 楓は、江田が自分を中心に見て三メーター以内にいることを確認し、タイムマシンのダイヤルを回した。 おわり