十二 セラフィア国 殲滅(せんめつ)
楓がセラフィア国から脱出して程なくして、スミス少佐の毒殺と楓の逃亡がセラフィア国の知るところとなる。その状況を把握し重く見た江田大将が独断でガルマイン帝国に陸海空それぞれ三十機のレヴァンティスを含む軍隊を派遣することを命令し、今まで小康状態だったものが完全に戦争状態になった。
ガルマイン帝国軍は海上を即座に封鎖し、セラフィア国軍に対抗した。ガルマイン帝国軍は、セラフィア国軍を力で封じ込めた。このままではセラフィア国が完全に負けてしまうところまで追い込まれる程に、戦況が思わしくないと考えた江田大将は会議を開いた。しかし、時すでに遅く、理性を失ったガルマイン帝国が核弾頭付きミサイルを数発発射したことが、セラフィア国軍の分析ですぐに江田大将の知るところとなる。不幸中の幸いで、セラフィア国の軍事施設は全て核シェルターにもなっているため、基地内にいる江田大将を含む軍人はミサイルが飛んできても全員一応は助かった。しかし、ガルマイン帝国軍はやがてセラフィア国軍の軍事施設に押し寄せてくるだろう。セラフィア国にいたガルマイン帝国のスパイや捕虜たちはすで全員、自決しているため、ガルマイン帝国軍はセラフィア国を殲滅するまで容赦なく叩きのめしてくるだろう。
江田大将は地球上のセラフィア国の領土をガルマイン帝国に明け渡すことを決断し、もはや地上での戦いに未来は無いと考えた。江田大将は基地内に隠しておいた巨大な宇宙船に乗り月まで行ってそこで生きていくことを決めた。セラフィア国は念のため秘密裏に月の裏側に基地を建造していたのだ。江田大将は宇宙軍創設を宣言し、自分が軍事顧問になるとした。そしてIQが百三十以上ある兵士だけ宇宙軍に加わることができるとした。ちなみにIQが百三十以上あるのは全国民の約2.2%である。
江田大将は、一般国民と基準に合わない兵士を置き去りにして巨大宇宙船で月へ向かった。
つづく
最後までお読みいただき、ありがとうございました。評価等の方も宜しくお願いいたします。
また、二章三章がぐだぐだな 旅する猫の占い師、勢いで書いたNagasaki Daydream Rhapsody.、
R18のカトリーヌの胸も宜しくお願いします。




