いつも
いつも心に広がるのは
都会の高いビルを下から見上げる
風景じゃない
派手な服装の人達が行き交う
風景じゃない
騒音と色気が混じり合う
風景じゃない
いつも いつも
心から離れないのは
四方を山に囲まれ
清流が流れ
見渡す限りの
田畑
茅葺きの家が点在する集落
そこで生まれ育ったわけじゃない
けど
心にはいつも
そこの風景が広がっている
四方を山に囲まれているから
遠回りして
車を半日以上
走らせないと集落には
たどり着けない
最寄駅には1日3回電車がくる
電車だと
たどり着くのに1日かかる
最寄駅からは、集落まで
移動手段が歩くしかない
歩くと半日かかる
かろうじて電機は通ってる
水道は沢の水を引き入れてる
信号機は無い
不便だけど
便利な物は都会にあればいいし
不便なのがこの集落の
魅力




