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期待なんてしない

「はぁ、、」

俺は気づいたらベッドに横になっていた。

これはただの夢なんじゃないか。夢であって欲しい。

めんどくさい。どう考えてもめんどくさい。

「いや、これは夢だ、何も考えるな。」


コンコン

「失礼致します~」

スウィーン


「烏ノさん無事に退院出来ますよ」

「・・・了解です。ありがとうございました。」

はぁ、また明日から大学。嫌な予感がしている気がしている。

誰か、助けてくれ。


そんな言葉は誰も聞いてはいないのだ。だから言っているのだ。


「はぁ、、だりぃ。」

俺の思考はドブの中に浸かった方がましだ。

ごみごみとした、迷路がうざい。とてつもなくうざい。

こうも人生上手くはいかない。

では、何処に行くのか。

答えは否。わかるはずもない。

テキトーに単位とって、就職して、結婚して、俺はそれでいいんだ。

何も期待なんてしない。

するだけ無駄なんだ。きっと、

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