319.ごぉほーむ③
およそ10分後、人外たちを倒しました。
そこへ、[もう1つのチーム]が合流してきます。
こうしたところに、[大修道院]の裏側から、約20数の“天使”が飛来したのです。
ま、我々のほうが多いのもあって、早めに殲滅できましたが……。
[橋のパーキングエリア]に【テレポート】しています。
そこにもエネミー達がいて、内輪もめしていた次第です。
これらに勝利し、車に乗って、“魔王&ワイバーン集団”や“聖騎士グループ”と戦った場所へと戻ります。
途中にも人外らがいたので、戦いつつ…。
目的地では、残っていた10名のお仲間さんと、エネミーグループが、バトルを展開していました。
停めた車からすぐさま降りて、参戦する私たちです。
敵は、“帝釈天/サラマンダー/ワイバーン/ミノタウロス/プラントトリケラトプス/飛縁魔/雪女/大入道”が、ざっと4体ずつであります。
それらの群れを一掃してゆく我々でした……。
全員が[私服モード]になっています。
ちなみに、聖騎士などの“ボスキャラの配下”は、既に警察が連行したそうです。
お亡くなりになられた方々は救急車で運ばれたとも。
現在、フランスはPM23:40あたりになっています。
日本はAM07:40頃です。
このため、私達は帰宅することにしました。
討伐組の方々に「いろいろありがとう」と再び感謝されるなか、[転移の宝玉・通常版]を用いる私です…。
玄関の近くにて、葵月ちゃんが、
「防具が破損している人は、琴晴ちゃんたちの“お父さん”と“お母さん”に修理してもらったがいいよね?」
そう尋ねてきました。
皆が理解を示したので、お家に入る一同です……。
朝食を済ませたあとらしく、台所から母が、
「あら、お帰りぃー。」
笑顔を覗かせます。
各自で「ただいまぁー」と返事しながら、[居間]へと向かったところ“祖父・祖母・父親”がくつろいでいました。
私などの両親に説明すると、快諾してくれたので、[装備品]を託します。
更には、[ボスの武器と防具]に[150gの金塊]を庭に置いていく我々です…。
屋内で、
「今日は、休もう。」
「余程のことが無い限り。」
そのように聡真くんが述べました。
これを受け、暁斗くんが、
「じゃ、次どこ行くかは、追々決めるか。」
そう提案します。
誰も反対しなかったので、解散する運びになったのです……。
“私/利勇/琴音”は、朝ご飯をいただきました。
ここから、[お土産]を配っていったのです。
家族が喜んでくれるのを見た私は、[自室]へと向かいました…。
“神澤紗凪さん&神岳穂乃歌さんに“フランスの蘇生術士”に関して[スマホのメッセージ機能]で報告します。
そうして、眠気に誘われた私は[ベッド]で横になったのです。
ふと目を覚ましたところ、正午になろうとしていました―。




