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JK LOOPER  作者: ネコのうた
3rd STAGE/海を越えねばならぬのです。
184/317

184.勇者さん達との旅路⑥

エネミー達を倒した我々は、車内で待機していた“一般職”の方々と共に、ある飲食店へと歩いていました。


時刻はPM12:40ぐらいです。


お店は、石段を登った途中に在り、〝照れ屋さんが経営しているのかしらん?〟といった感じの名称です。


古民家をリノベーションしたカフェは、なんだか落ち着く雰囲気で、テラス席も用意されていました。


ご時世からでしょう、私たち以外にお客さんの姿はありません。


ちなみに、ここまでのバトルで、私と月媛(ひかり)ちゃんは、レベルが一つずつUPしています。


それはさておき。


各自、オムライスや、カレーライスに、パスタ料理を、注文したのです。


琴音(ことね)や月媛ちゃんは、ケーキも欲しがりましたが、


「あとで、喫茶店とかに行くから、そのときにしよう。」


と、ユウジさんに言われて、素直に従いました。


いつも、運転しているサトシさんを気遣って休憩を挟むようにしているのです。


いずれにしろ、飲食を済ませた私達は、PM13:20頃に、次の目的地へと出発したのでした…。



およそ1時間40分後に、やって来たるは、一軒家ふうの外観をしたCAFEE(カフェ)であります。


こちらは、笠岡市の住宅街に佇んでおりました。


(なか)は、喫茶店らしい造りで、キッズスペースや、ベビーベッドも、設置されています。


他に、いろんな漫画が棚に並べられていました。


現在はPM15:00あたりで、まだ人外が現れるまで余裕があるためか、お客さんがチラホラ存在しています。


椅子やソファに腰掛けた我々は、それぞれ、コーヒー・紅茶・バナナジュース・ジンジャーエール・フレーバーソーダ・スムージと、プリンやチーズケーキなどを、頼んだのでした……。



PM15:30に、お店を出て、再び西へと向かいます。


30分後に登場したエネミーらを倒しつつ進んでいき、私たちは広島県に入ったのです。


なお、これによって、琴音と壱紀(かずき)くんも、一つずつレベルが上がりました。


勇者さん達は、誰もアップしておりません。


そんなこんなで、PM17:45ごろに、竹原市の旅館に辿り着いたのです。


これは余談になるかもしれませんが、今朝から夕方にかけて、【錬金術師】のマリナさんが、順番で皆の武器を研いでくれました♪



まずは、入浴です☆


大浴場/ジェット風呂/露天風呂といった温泉に、サウナを、個々に楽しんでいきます。


アケミさん・琴音・月媛ちゃんの三人組が、はしゃぐ度に、代わる代わる注意しつつ。


ま、人見知りの月媛ちゃんが、勇者さんパーティーに打ち解けている点に関しては、ひと安心です。



PM19:00に、食事を摂ることになりました。


“四季会席料理”なるものがあるそうですが、我々は、離れの山荘にて、掘りごたつ式の囲炉裏(いろり)をチョイスしたのです。


そんな宿泊施設は、日本庭園や能舞台も有しており、かなり(おもむ)きがあります。


貸し切り状態のなかで、焼き上がった品を(しょく)しつつ、


「明日は、山口県を目指すんですか??」


私が勇者さんに伺ってみたところ、


「いや、広島の廿日市(はつかいち)駅で仲間と合う約束になっているから、そこに訪れたい。」

「君たちが先を急ぎたがっているのは承知しているのだが…、付き合ってもらって構わないかい?」


逆に尋ねられてしまったのです。


「はい、大丈夫ですよ。」

無料(タダ)で車に乗せてもらっているのですから、反対などせず、ご一緒させていただきます。」


このように述べた私に、


「すまないね、ありがとう!」


笑顔で返すアケミさんでした―。


現時点での最神(もがみ)イトコーズ


【剣士】の琴晴 = LV.12


【巫女】の琴音 = LV.20


【戦士】の壱紀 = LV.19


【魔女】の月媛 = LV.14


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