表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
JK LOOPER  作者: ネコのうた
2nd STAGE/ループには別の種類があるみたいです。
119/317

119.試しておくみたいです・起こり

私たちは、AM11:35頃に、和を基調としたお店に到着しました。


やはり、こういうご時世なのと、お昼にはエネミーらが出現するので、訪れている人は少なめであります。


椅子に腰掛けた私達は、それぞれに、親子丼/きつね丼/木の葉丼/きぬがさ丼や、並ライス+せいろそば/並ライス+冷やしそば等と、サイダーやジュースを、頼んだのです。


注文の品が届くまでの間に、【トラッパー(罠師)】であるマサさんがSNSで調べたところ、ここ(・・)は〝通常であれば行列が出来るほどの人気店〟との事でした…。



届いた料理を美味しく頂きながら、神岳穂積(かみおかほづみ)さんが、


「正午に湧いてきやがる人外どもは、当然、倒していくとして……。」

「どうする?」

「“特殊依頼のバトル”に参加するメンバーで、戦い方を確認してみるか??」


と、尋ねたのです。


これに対して、


「ん?」

「〝スキルや魔法を使わない〟ってこと??」


神澤真守(かんざわまもる)さんが聞き返しました。


「いや、エネミー相手に、それは難しいだろうから、〝五人で連携を取っていく〟みたいなイメージだな。」


穂積さんが提案したところ、


「そうだな。」

「なにせ、俺たちは“即席チーム”だから、ぶっつけ本番で浮足立って、簡単に負けちまわないように、少しでも慣れておこう。」


団長さんが同意したのです。


それに、【シーフ(盗賊)】のヒデさん・神澤紗凪(さな)さん・最神壱紀(もがみかずき)くんが頷きます。


方針が決まったタイミングで、琴音(ことね)が、


「ねぇー、おじちゃんって、なんていう名前なの?」


ずっと気になっていたらしい疑問を投げかけたのです。


「あー、そういや、神里町(かみさとちょう)の自警団以外には、

まだ自己紹介してなかったな。」

「俺は…、“神原光沖(かんばらみつおき)”っていうだ。」

「皆、改めて、よろしくな。」


このように述べた流れで会釈する[団長]こと光沖さんでした……。



時刻はPM11:59です。


お店の外では、左から、紗凪さん/穂積さん/団長さん/ヒデさん/壱紀くんが、スタンバイしております。


その他は、【結界】が張られている安全な店内で見守る事になりました。


ちなみに、〝ピンチに陥った際には、すぐに建物に避難する〟〝あるいは、待機している者たちが加勢する〟との話しになっているため、扉は開けっ放しにしてあります。


お店の方に、きちんと許可をいただいて。



PM12:00となり、皆さんの左側に、いろんな種類のエネミーが〝シュンッ! シュンッ!シュンッ! シュンッ!〟と、登場しました。


満場一致でリーダーを務めてもらうことになった光沖さんの、


「いくぞッ!!」


との合図にて、攻撃が開始されたのです―。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ