表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

5/6

【幕間ッ!!】 それは高周波ブレードッ!!

 【伝説の勇者】イブセマスミ、王女フローラル、姫騎士クッコロ、そしてエルフのビッチ(略したッ!)。


 四人はちょっとしたクエストを完了させていたッ!


 それは……戦争により混乱した物流が原因の、物資不足を補うためのものッ!


 【土】と【火】の属性を苦手とするエルフ族、それをサポートする魔道具の動力源、【火の魔石】【土の魔石】の調達だったッ!!


 エルフたちの協力の条件としてその調達を依頼され、快諾したイブセマスミッ!!


 だがそこで魔王軍の尖兵【ダークエルフ】に遭遇し、ラノベ一冊分、二十万文字くらいの大冒険をしたのだがここでは割愛するッ!!


 見事大量の魔石を獲得した一行ッ!!


 そしてエルフたちの協力を取り付けることに、ほぼ成功していたッッッ!!


 そのクエストの帰りだった………人里離れ、またエルフの里からも離れた山奥に、湖があったッ!!


 その水は清く、湖底まで見通せるほど澄んでいた……そのまま沐浴しても差しさわりがないほどにッ!!


 そう、沐浴……つまり水浴びであるッ!!


 だがしかぁぁぁしッ!!


 この四人は……全員が全員、見事なまでのアスリート体系であったッ!!


 つまり………見事なまでの絶壁が四連ッッッ!!!!


 よって………キャッキャウフフなシーンは割愛するッッッ!!!!


「よかったー……セーソケービッチさんがエルフなのに巨乳だったら……誘拐して元の世界に連れて帰って、ギリシャの【ロードス島】に埋めてくるところだったよー」


「?????。


 なんだかよくわかりませんが、ありがとうございます……?」


 そんな物騒な会話がキャッキャウフフ中に語られたことだけ記しておくッ!!


 で、沐浴後……湖畔から撤収しようとしていた時のことであるッ!!


「当代さま? 少々魔剣をお借りしてもよろしいですか?」


「当代……あ、私のことか。 魔剣って……これ、【聖剣】て聞いたけど?」


 請われるままに、剣を鞘ごと渡す【当代】伝説の勇者ッ!!


 その日本人的平和ボケ的素直な反応に、ビッチは苦笑を見せる……見せながら、静かに応じる……ッ!!


「ああ、三〇〇年の間に、そんな風に伝わってしまいましたか……違いますよ?


 その剣は……魔剣ブイバー。


 初代勇者自らが作成した【こうしゅうはぶれえど】……私にはよくわかりませんが、高速で振動し、対象の切断を容易にする特殊効果があるそうでして。


 私はそれに何度も助けられて……あら、どうしました?」


 当代勇者は、無言のままビッチから聖剣を奪取すると……柄の部分に鼻を近付けたッ!!


 そして、何度も何度も匂いを確認する………ッ!!


「何よ魔剣ブイバーって………それエロゲかエロマンガに絶対出てくるやつやーつじゃないの!?


 私 の 【聖 剣】 に 何 を す る ! ?


 ああ、なるほど、【せいけん】ってそういう………使ったの?」


「……え?」


「……え?


 だ、だから……この柄の部分でこう……」


「………は?」


「え、えと……その……何でもない!!」


「えぇと……どういうことでしょうか?」


「な、な、何でもないって言ってるでしょ!! 私が悪かったから、忘れてよ!!」


 むっつり勇者、今日も正常運転の赤面であったッ!!


 その様に、ビッチが柔らかい笑みを見せるッ!!


「ああ、その太くて固い柄部分を振動させて、私の生殖………」


「わかってんじゃないの!! ねえ、いじめないで!! 私が悪かったからさあああ!!」


 むっつり勇者、今日も正常運転の赤面が、さらに加速していたッ!!


 それに……ビッチが微かに微笑む……ッ!!


「大丈夫ですよ、当代。 私は、初代の御身一つあれば十分ですから。


 一生分の思い出はいただきましたので……もう十分ですから」


「あ、あぅ……そ、その……そうですか。


 あ、あ、愛情たっぷりでいらっしゃったったったんですね……」


 三国志の武将【徐庶じょしょ】の名前によく似た特徴を持つ当代勇者は……真っ赤な顔でしどろもどろになりながら、目の前の……三百年ほど前に未亡人となったエルフに言葉を返していた……ッ!!


「……はい、私は自分に正直だったもので」


「そ、そっすか……素直に、尊敬するっす。


 ホント……尊敬っす」


 以上……当代勇者が先代勇者のパートナーに頭が上がらなくなった瞬間であったッ!!

 なお高周波ブレードを使って……このあとメチャクチャ湖の魚を捕獲した。


 ヒント:高周波発生装置 共振 水中衝撃波

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
cont_access.php?citi_cont_id=278180604&s
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ