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天才兄弟が名門進学校をプロデュースしてみた 作者:たぬき倶楽部
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プロローグ・春休み

プロローグ 『ある兄弟』


「いやぁ、息子共の高校受験もどうなることかと思ったけど、まさか有名な六角に兄弟ふたり揃って合格するとはなあ。母さん。」

「あらやだお父さん、この子たち中学の頃から頭だけは良かったじゃないの、全く誰に似たのかしら」


「父さんと母さん、二人共盛り上がってるな、二階の俺らの部屋まで会話が聞こえてくるぜ」
と亀戸家双子の兄、早太(そうた)が言う。

弟の慶太(けいた)は若干不安な面持ちで、
「いや合格の余韻に浸ってる場合じゃないわよ兄さん、これ見てよ」
とスマホの画面を差し出す。

「え、なになに…六角高校の評判…お前エゴサかよ…信用していいんだろうな…はやく読めって?うるせえなわかったよ、はいはい
“県立六角高校は全国でも屈指の進学校で毎年東大の進学者数が50名程である。
生徒の自主性を重んじる校風で、生徒による独特の学内自治が行われているという…”
へえ、そうなんだ。んまあそれよりディズニーが期間限定で学生割引らしいぜ、行こうや」

すると慶太は
「その続きだよ見て欲しいのは!」
とせかす。

「なに…まあ急ぐな慶太…ン?えっと…
“その独自の学内自治は成績上位順のカースト制度のようなもので、詳細は不明だが内外から批判の声が多数ある。
しかしその制度下で卒業した生徒のなかに、現文部科学大臣の今野洋介氏がいることから、その制度は政府レベルで黙認されており、
改善は今のところ難しい”
ははん、なるほど、学内の成績順カースト制?くだらねえ、つまり1番とっときゃ問題ねえってことよ」
と早太は心配げな弟を突き放すように言う。


しかしこの制度は、ネットの評判よりももっと残酷で、これから何も知らない兄弟を苦しめることとなる…
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