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勝者と敗者(仮)  作者: 敗者
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 人間は、決めつけたがりだ。

いや、人間は決めつけないと判断できないのだ。

しかし、時々、人間の範疇を超えた、突然変異個体が現れる。

それが「天才」だ。

我々は日々、色々な場面で「天才」を使う。優れたアイデアに対して、優れた人物に対して、あるいは友人同士の褒め言葉として。

しかし、「天才」はそんな軽いものではない。優れているというのは、利用価値があるかないかということだ。

その人にとって価値がある優れたものも、ある人にとっては、価値がないがらくただ。

しかし、そんなことで価値が揺らいでは困る。発展するには、価値が皆の間で一致していないと駄目なのだ。

お金なんかはその代表だ。

みんなが、

「お金には価値がある」

と信じているから使えるのであって、

「お金には価値がない」

と思う人が多いと、途端にお金はただの紙切れに降格される。

お金はその瞬間、敗者になったのだ。

続く

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