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第三章<イルベッザの闇> 第十一場(2)

 すっかり暗くなった部屋の中で、ローイはゆらりと立ち上がり、小さな火の玉を飛ばして所在を確認したランプに灯りを点した。部屋の空気が、ほっと暖かくなる。

 その、ほのかな明りの中で、ローイは、取り出した背負い袋に、僅かな身の回り品といくらかの金と小さな楽器を投げ込むと、少し考えて、部屋の隅に立てかけてあった弓と矢筒を背負った。ごちゃごちゃした狭い町中で間近な物陰からふいに飛び掛かってくる魔物や物盗りには、弓矢はあまり役にたたないだろうが、ナイフしかないよりはましだろう。

(今日は月が無いからな……。さぞや魔物がうろうろしていることだろう。俺も、ちょっとした剣くらい用意しておけばよかったかな。ま、いいか、火の玉があるさ。魔物は火に弱いんだ)

 そう、胸の中で呟いて、ローイは腰のベルトに手をやり、ナイフの柄を握りしめてドアに向かった。

 彼は、里菜のもとへ駆けつける決心をしたのだ。魔王に言われた通りにそうすることには、進んで罠にはまるようで不安があったが、だからと言って、魔性のものに見込まれてしまったらしい里菜を、放っておけない。

 背負い袋を背負って、ローイはドアを開けた。

 そのとたん、また目を丸くして素っ頓狂な声を上げた。

「あれェ、リーナちゃん!」

 ドアの向こうで、突然開いたドアに驚いた里菜が、同じ様に目を丸くして突っ立っていた。

「ローイ! よかった……。無事だったのね……」

 頬を紅潮させ、息を弾ませてローイを見あげた里菜は、必死で走ってきたのと、ローイの姿を見て安堵したのとで、その場にがっくりと膝をついた。

「こりゃあ、まさしくリーナちゃんだ。……お、おい、今度は本物だよな? ちょっと、その短剣、見せてみろ。あの悪魔野郎、さすがに御神体は畏れ多くて偽造できなかったみたいだからな」

 ローイも里菜の前に膝をついて、きょとんとしている里菜から取りあげた短剣をためつすがめつ眺めた。

「うん、本物だ。念のため、ちょっと本体のほうも触らせろ。どうせなら、この辺……。俺、さっき触ってないからな」と、いきなり里菜の胸のあたりに手を伸ばしたローイは、

「な、なにすんのよっ!」と突き飛ばされて尻餅をついた。

「うん、うん、よかった、こりゃあ本物だ……」

 突き飛ばされておいて、なんだか嬉しそうに頷いているローイを、里菜は怪訝な顔で眺めた。

「どうしたの、ローイ、本物って……?」

「いや、なに……。あんたのほうこそ、どうしたのさ、そんなにあわてて……。走って来たろ? アルファードは?」

「一人で来たの。なんだか、急にあなたのことが心配になって。……悪い夢を、見たから。でも、ただの夢だったみたい。やだ、あたし、まるで寝惚けて、ただの夢を本当だと思い込んだみたいで……。バカみたい」

「……夢って、どんな夢だ?」

「魔王があなたを北の荒野に攫って行こうとする夢。夢の中に、魔王が出てきて、言うの。これからあなたを連れに行くつもりだって」

「そりゃあ、あながちただの夢でもないみたいだぜ。……さっきさあ、来たんだよ、その魔王とやら、ここへさ。最初は、あんたのニセモノが、一緒に北へ行こうって俺を誘いにきたんだ。もちろんつっぱねたけどさ。そしたら、ご老体自らがお出ましになって……て言っても声だけだったけどさ、悔し紛れにあれこれ適当なことをほざきまくって帰ってった」

「よかった、ローイはニセモノに騙されなかったのね!」

「ああ。いくら同じ顔してたって、あんたのニセモノくらい、見破れるさ。なにしろニセモノのやつ、俺を色仕掛けで誘惑しやがったからな。あんたにそんな上等な真似ができるもんか」

「い、色仕掛け? あなたに? や、やだ、そのニセモノ、あなたに、何言ったの? 何したの? ローイ、そのニセモノに、何か変なことしなかったでしょうね!」

「変なことって……。あれはあんたじゃなくて、ただの作り物の、でく人形みたいなやつなんだから、俺がそれに何しようとあんたが心配することないじゃん」

「だ、だって、だって、あたしと同じ顔してたんでしょ!」

「ああ、顔だけじゃなく、声も話し方も身体つきも、みんな同じだった。胸のちっちゃさかげんも同じだったな」

「む、胸って、ローイ、まさか、見たり触ったりしたわけじゃ……」

「だから、なんであんたが、そう焦る必要あるんだよ。俺は何もしてないよ。指一本触れてない……こともないけど、とにかく別に変なことはしちゃいないぞ。それに別にあんたの胸じゃねえんだから、俺が見ようと触ろうと、あんたにゃ関係ないだろ」

「あ、あるわよ! あたしのと同じなんでしょ! やだ、やだ、やだ!」

「やだって言われてもなあ……。とにかく俺、何もしなかったんだよ。でも、考えて見れば、ニセモノをつっぱねる前に、胸くらい、ちょっと触ってみるんだったなあ。本物は絶対触らせてくれないもんな。あーあ、損した」

「バカ、バカ、バカ、バカ! ローイのバカ!」

「バカって、俺、何もしてないのに……。安心しろよ、俺、色仕掛けに引っ掛かるほど、女に不自由しちゃあいねえから。だいたい、あんた、自分と同じ姿かたちのニセモノに、男を色仕掛けで誘惑できるような、そんな色気、あったと思う?」

「……へえー、そうなんだ。ローイはあたしに誘惑されても、なびかないんだ。そうよねえ、あたし、ちっとも色っぽくないし、ローイはあんなにモテてモテてしょうがないんだもんね!」

「な、何だよ、その冷たい目は……。じゃあ何か、あんた、俺に、あのニセモノになびいて欲しかったわけ? 俺が誘いに乗って、あんたのニセモノを抱いてやればよかったわけ?」

「だ、だっ、抱っ……!?」と、里菜は目を白黒させた。

「ローイ、何てことを……。やだ、やだ、やだ、やだ、そんなの、絶対、ダメ! ニセモノでもダメ!」

「じゃあ、俺、どうすりゃよかったわけ? なびくのとなびかないのと」

「どっちもイヤ! ローイのバカっ!」

「これだもんなあ。女心は複雑だよな。……と、まあ、こんなところであんたをからかって遊んでる場合じゃねえんだよな。あんたって、からかうとほんとに面白いけどさ。実は俺、今からここを出るとこだったんだ。俺、やっぱ、軍に入るわ。女遊びもいいかげん飽きたし、最近、店の客の入りもさっぱりだし、毎日毎日一人ずつあんたのニセモノがここに訪ねてくるなんてことになっても面倒だしな。さすがに、あんたのそばにいれば、あんたのニセモノが出てくることもないだろうさ。鉢合せしたらまずいもんな」

「えっ、ほんと? 本当に、ローイ、来てくれるの!?」

「ああ。今から行くよ。この部屋をちゃんと引き払うのは、そっちに落ち着いてからでいいだろう。入隊の手続きは明日にしても、今夜泊まるところくらい、なんとかなるよな? もう暗いけど、どうせあんたを送らなきゃならないし。あんたをここに泊めたなんて言ったら、アルファードに殺されちまうからな。そういえば、あんたがここに来たこと、アルファード、知ってんの?」

「……ううん。今日は仕事休むって伝言だけ人に頼んできたけど、どこへ行くかは言ってこなかった」

「そりゃあ、きっと、心配してるぜ。あんたも走ってきたばかりで疲れてるとこ悪いけど、すぐ行こうや。なんか俺、これ以上、ここにいたくないんだ……。さ、行こう。もし魔物が出たら、しっかり、向こうの魔法を消してくれよ。短剣も、抜いて持ってな」

 ローイは里菜を促して、すっかり暗くなった街の中へと、さっさと歩きだした。


 月の無いこの夜、街は常にも増して不気味な静けさに覆われていた。油断なくあたりに目を配り、それぞれの刃物を抜き身で握りしめながら、ふたりは息を殺して街をすり抜けた。幾度か、遠くで悲鳴を聞いた。そこここの暗がりに、時折、何かが潜む気配を感じ、灰色のマントの端が視界の隅で翻るのも何度か見たような気がする。

 後で知ったことだが、この夜、市内のあちこちで異常な数の魔物が暗躍し、人々を恐怖に陥れたという。

 それにもかかわらず、ふたりは、なぜか魔物に出くわすことなく、イルベッザ城の跳ね橋を渡りきった。

「おかしいわ、ローイ……。なんだかずっと妙な気配がしてたのに、魔物が出ないなんて……。今夜は月が無いし、そうでなくても、最近、すごく魔物が多いの。あたしとアルファードは、毎晩、特に探さなくても、何体もの魔物に出くわすのよ」

「ああ……。何かありそうだな。嫌な感じだ」と、囁き交わしながらも、ふたりは、安全なはずの構内に入ったことでほんの少し警戒を解き、里菜はローイに問われるままに、これまでの魔王とのいきさつをかいつまんで語った。

「ねえ、ローイ、あたし、どうしたらいいの? これまで魔王の夢を無視してきたけど、そして今までは本当に、魔王はただの夢みたいなものだったんだけど、とうとうこんなふうにローイにまで迷惑がかかるようになったんじゃ、もう、無視できないわ……」と、途方にくれて問い掛ける里菜に、ローイはあっさりと答えた。

「これまで通り、無視すりゃいいんじゃねえの?」

「だって、あなたにまで危険が……」

「いや、危険ったって、俺は別に、こうしてピンピンしてるぜ。俺が思うに、魔王ってのは、自分から進んで来るものしか連れ去れないんじゃないかな? だって、昔からそう言われてるし、実際、今まで、あんたにも、何も手出しはしてねえわけだろ? 俺のことも、力づくで攫わないで、あんたのニセモノで誘惑して、自分から北へ行くと言わせようとした。たぶん、やつは、俺をそうやって連れ去って人質にして、あんたを北の荒野におびき寄せようとしたんだよ。あんたが俺を取り戻しに、自分から北へ来るようにしむけたかったのさ。だから、あんたが進んでやつのところへ行こうと思わなければ、やつには何もできないんだ。リーナちゃん、あんた、魔王の嫁になんか、なりたくねえんだろ? 魔王っていやあ、バケモノだぞ。身の丈三メートル、醜くねじくれた角を生やし、真っ赤な目玉ぎょろぎょろ、耳まで裂けた大口に、人間の赤ん坊を次から次へと放り込んでは丸飲みに……」

「ちょ、ちょっと、ローイ、何、それ? あなた、魔王を見たの?」

「い、いや、見ちゃあいねえが、ガキのころ姉貴から聞いたおとぎ話の中じゃ、そういうことに……。いや、待てよ。北部から来た旅芸人の物語の中じゃ、魔王は、まともに見たら神々しさのあまり目が潰れるような絶世の美青年って話だったなあ。案外、そっちが本当だったり……? そういえば、あの悪魔野郎、あんたが自分に惚れてるだのって、いやに自信たっぷりだったからなあ。リーナちゃん、あんたは、魔王の顔、見たのか?」

「ううん、全身をフードつきの黒マントですっぽり覆い隠してて、どこも見えないの」

「ははあ、そりゃ、やっぱり、ふた目と見れない醜いケダモノなんだ。それに、どっちみちリーナちゃんは面食いじゃねえもんな。何しろ、この美わしい俺様よりも、あんなブサイクなアルファードがいいっていうくらいだ」

「アルファードはブサイクじゃないわ!」と、里菜は、思わず、それどころではないのも忘れて叫んだ。

「そりゃまあ確かに美男子っていうんじゃないけど、客観的に見て、けっこういい線いってると思うわ!」

「リーナちゃん、そりゃあ、あんたの欲目だぜ。……まあ、それはともかくとしてさ、もし魔王が途方もない美形だとしても、あんたは、そんな、綺麗な顔なんかに釣られやしねえよな?」

「あたりまえよ。でも、あたしがここにいるために、あなたやアルファードや、それからもしかして大勢の罪のない人に災厄が降りかかるとしたら……」

「へっ。罪のない人間なんて、この世にいるもんか。あんたがバケモンのエジキにならなきゃいけないほど罪深い人間なんだとしたらね。あんたが何をしたっていうんだ」

「だけど、あたしひとりが犠牲になって、それで解決するんなら……、それがわかってて何もしないでこうして知らんぷりでいるって、それだけで罪なのかも知れない」

「じゃあ、あんた、生贄になろうってのか? 英雄的自己犠牲ってやつか? 俺はそういうの、嫌いだね。だいたい、それじゃ、魔王の思うつぼだぜ。魔王はこうして、まわりの人間をダシにあんたを脅して、兎みたいに穴から燻し出すつもりなんだ。そんな脅迫に屈しちゃいけない。それに、もし明日、何か災いが起こるとしても、それはあんたと何の関係もないのかもしれないし、関係あったとしても、あんたのせいじゃない。魔王のせいだ。あんたは悪くない。あんたが自分を犠牲にする必要はないんだ。あんただって、そうしたくてそんなこと言ってるんじゃねえだろ。俺があんたに、じゃあ魔王の嫁になれよって言ったら、あんた、やっぱり、嫌だって言うだろ? 俺だって嫌だね。あんたをそんな目にあわすのは。それくらいだったら、俺が先にあんたをかっさらって逃げるさ。あんたをあんなバケモンのクソジジイなんかの好きにさせるくらいならさ」

「ローイ……。でも、じゃあ、あたし、どうすればいいの?」

「うーん、要するに、魔王に嫌われればいいんだよな。わざと嫌われるようなことをしてみるってのは?」

「えっ? それってたとえば、鼻くそほじるとか、下品な言葉を使うとか、そういうこと?」

「だめ、だめ、リーナちゃん、そんなんじゃ全然インパクト弱いよ。例えば、一日中逆立ちしてるってのはどう?」

「ええっ?」

「手に靴履いてさ。そいで、メシも逆立ちで食べるの。俺だったら、そういう奇態な女だけは、絶対、嫁にしたくないね」

「あ、あの、あたし、逆立ちできないの……」

「そうかあ。じゃあさ、一日中よつんばいで歩くってのは? そいで、何か食う時も、手を使わないで、皿に顔突っ込むの。あと、鼠を追っかけ回したりとかさ。とにかく、何かそういう、百年の恋も冷めるような妙なことを一日中やってるわけ。いや、でも、悪魔野郎の好みが、普通の人間の男と同じだとは限らないからなあ。案外、それで、ますます気に入られちゃったりしてな」

 どういうものか、ローイにかかると、深刻な話も、すぐにこういう、妙に緊迫感のない方向に行ってしまうのである。そこへもってきて、里菜も結構ズレたところがあるので、話はどんどんバカバカしくなっていく。

「……じゃあ、じゃあ、一か月、お風呂に入らないっていうのは、どう?」

「それじゃ駄目だよ。魔王は一ヶ月も待っててくれないぜ。明日までに汚れなきゃ。今すぐ、その辺を転げ回って、泥だらけになるとかさ。おっ、でも、それって面白そうじゃん。これからどっかの田んぼにでも行って、一緒に泥遊びしようか?」

 思わずその光景を想像してしまった二人は、顔を見合わせて吹き出した。

 その時、ローイが、ふと、里菜の短剣に目を止め、急に真顔になった。

「リーナちゃん、それ……。シルドライトが光ってない?」

「え?」

 里菜は短剣に目を落した。緑の宝石が、突然激しく脈打ちだした里菜の心臓の鼓動に応じるかのように、せわしなく明滅した。

 はっとした里菜が顔を上げたとたん、里菜の視界に、灰色の影が飛び込んだ。

「リーナ、危ない!」

 声と同時にローイの手から小さな火の玉が飛んで、里菜に飛び掛かろうとしていた灰色の魔物が、不自然な青白い炎をぱっと発して紙のように燃え上がり、たちまち燃え尽きた。

 けれども里菜は、魔物が燃え落ちるところを見とどけてはいなかった。

 ふいに、闇の中からもう一体の魔物が里菜の目の前に飛び出したのだ。

 ふうわりとマントを広げ、魔物は里菜に向かって片手を差し伸ばす。

「キャーッ!」

 間近に迫った魔物の姿に、反射的に固く目をつむって立ちすくんだ里菜は、半ば麻痺した意識の中で、自分の悲鳴と、自分の名を叫ぶローイの声を同時に聞きながら、短剣を握った自分の右手だけが意志とは関係なく持ち上がろうとするのを感じた。

 そのとたん、何か大きなものが横からドスンとぶつかってきて、里菜の身体は吹っ飛ばされ、石畳の上に叩きつけられた。痛みで息が詰まる。

 一瞬、なにが起こったのか分からず、里菜はそのまま地面に横たわっていた。

 が、次の瞬間、ふいに空気に満ちた邪悪な哄笑に、里菜ははっとして目を見開いた。

 目の前に見たものは、石畳に倒れているローイの姿だった。

 仰向けになったローイの、シャツの胸の辺りが赤く染まっている。

 その赤い染みがみるみる広がっていくのを呆然と眺めながら、里菜は小さく呟いた。

「うそ……」

 そして、我に返って飛び起きた。

「いやーッ! ローイ、ローイ、死なないで!」

 よろめくようにローイに駆け寄ろうとした里菜は、自分の右手に、まだ、短剣がしっかりと握られているのに気がついた。

 そして、その短剣に、血がついていることに。

 里菜の手から、短剣が落ちた。短剣は石畳に当たり、カランと音をたてて倒れた。

 あたりの闇を震わせて、魔王の哄笑が響き渡った。

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