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スキルと称号と脱出の決意

データ一回消えた…何とか戻せた。

あれから一週間が経った…俺はあてがわれた自室で本を読んでいた。今さらなが、この世界の文字は書けないけど、読める、喋る事が出来るという不思議な事になっていた…神様効果か。

王の謁見?とっくに終わったよ!…あれは酷かった。


あの日、鑑定士が俺たちのステータスを鑑定していきその過程で俺が勇者ではない事が判明した。

重鎮ぽい人達は慌てふためき、召喚を執り行った姫さん…ソフィアからは泣いて謝られ、王からはゴミを見る様な目で見られたし、今では腫れ物扱いである…まぁ日本と何も変わらないな。


この一週間はスキルなどの検証をしていて、今は情報収集も兼ねて本を読んでいる。因みに俺のスキルと称号はやはり酷かった。検証した結果は、


まず加速状態アクセルスタンスについてだ。

これは30秒間移動速度を二倍にするスキルでクールタイムは1分…これはとても役に立つスキルで戦闘にも逃走にも使える良いスキルだ。


上級神の祝福は、ステータス補正と、レベル上昇時のステータス強化補正、スキル習得難易度の低下である……頭おかしい。つまり、常にステータスが強化され、レベルが上がるとステータス上昇が他の人よりも多く、スキルも他人より簡単に習得出来る、馬鹿なの⁉︎…なんか主人公見たい俺。

※大丈夫あなたは主人公(笑)です。


…今何か聞こえたけど幻聴だ。きっとそうだ


あと???については何も分からなかった。詳細すら開けない。きっとまだスキル自体が無いんだろうな。


そして、問題の混沌騎士は目を逸らしたくなる様な能力だった。まず詳細を見たところ

『呪い無効、状態異常無効、呪い破棄、身体機能上昇、直感強化、魔導加速、騎士覇道、武術強化、聖域作成・破壊、魔力防御、転移』

の事だった。もう意味分からん。これ以上詳細も開けないため実践して見るしか無いのだが…

使ったら魔力?で作られた黒をベースにした白と紫、赤の色をした甲冑を身に纏う事になる。甲冑はその見た目からは考えられない程軽く、身体の一部の様な感覚を感じる…木刀を借りて庭で振るってみた事をしてみたが、ヤバかった。

振るったところ持っていた木刀は消滅して、庭にクレーターが出来て、甲冑は解けた。その後急いで逃げて部屋に辿り着いた所で意識を失った。


何度か試して(剣は振るって無い)見たところ甲冑纏いは10秒が限界で自動で解けるようになっている。恐らく、剣の一振りでも甲冑は消えると思われる、多分身体が耐えられないんだろう。

人に使うべきでは無いな、流石にな。


称号は詳細を確認した為だいたいは理解している。


簡単に纏めると

『究極の騎士』は武術の早熟度上昇、スキル習得が容易になりやすい。

『上級神に祝福されしもの』は自然に愛されるのと直感を獲得し気配察知が出来る様になる。

(直感のスキル自体は獲得出来ない。)

『トラブルメーカー』は運が高ければ高いほど問題を引き込みやすい、ただしその結果は運の倍率に補正される。

『巻き込まれし転校生』は一般人と基本的に同じ

ただし、名前を一般人に変える事が出来る。


ここで危惧したのは間違いなく『トラブルメーカー』である、他はもう諦めた。

トラブルメーカーは俺に問題を与え続ける、俺の運は常人より高いらしく頭が痛くなる話である。

………もしかしてあの事故も?俺のせいで、俺の家族は、……いや違う、違う、違う絶対に違う!

そんな訳が無い!……無いよ。


………取り乱した。今はそんな事を考えても仕方ないし分からない、頭を切り替えていくしか無い…まぁこんな感じだった。


今は情報収集の為に本を読んでいる。歴史、文化、種族、伝説、常識、武器、魔法、道具、流行、衣服、環境、状勢、技術、法、そして他の国の事。

あの王が統治しているこの国に居座る理由は無いからな、帝国とかあるみたいだしどっかの国に転がり込むしかない。


勇者組は戦闘訓練やスキルの訓練を基本的にしている。待遇はかなり良いためか、かなり信用している感じがするがダメだなあれは。

俺達はこの世界の事を何も知らない。どんなに強い力を持っていようがそれを覆す搦め手なんて幾らでもある。

だからこそ、情報は大切なのだがVIP待遇に天狗になっている奴らが多すぎる。ストッパーになれる奴もいるみたいだが、其奴らも自分の事で手一杯みたいだ。…まぁどうでもいいけどな、力に溺れるかそうで無いかは自分の気持ちの持ちようだから、助ける義理なんて無いし、興味も無い。


え?非情だって?アイツらの名前も知らないし同じ同郷の人間以外接点がない。中には勇者では無い俺をバカにする視線も感じる。アイツら全員の目を覚まさせる方法なんて俺は知らないし面倒だ。結局はあの王が欲しかったのは強力なスキルを持った異世界人であって勇者ではないだろうな、多分本物の勇者なんて居ないと思うし。


まぁ…しばらくは情報収集してときを見てこの城を出るか、そう思いながら次の本に手を出して伸ばした。


この夜に自分の今後を大きく左右する出来事があり起きるとも知らずに。…だから当たり前だ!








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