きゅうあいシステム 求愛システムが必要だ。
神様 「おい名主、わしはりっぱな椅子がほしい。」
名主 「おい、大工、神様が立派な椅子を御所望だ。作ってくれ」
大工 「どんな椅子がよろしんで?」
神様 「きゅうあいシステムの椅子だ。qiシステムだ、解るな。qiシステムだそ、アマゾンに注文したから、届いたら取り付けるように。」
村人 A 「神様が若い娘を探しているようだぞ。きゅうあい、求愛とおしゃっている。おめえんとこの娘を差し出せ。」
村人 B 「おれんとこの娘は、好いた人がいる。いまさら、別れさすわけにはいかねえだ。」
村人 A 「どうすんだ。きゅうあいだぞ、求愛する椅子が必要だと神様がおしゃっているんだぞ。」
村人 C 「俺に任せてくんろ。町さに行って、かわいい娘っこ探してくるから。まってろや。名主さん、町にいってくるんで、少しばっかし、あっしに、お金を出しておくんなせい。」
名主 「仕方あるまい。なんでも、すごい、ご利益と祟りがある神様ということだからな。せっかく町にいくんなら、殿様に合って、神様の話をしてこい。」
村人 C 「町にいって、帰ってくるには、一月はかかるな。それまで、まっていてくんろ。かわいい娘っこと殿様を連れてくるから、それまで、まっていてくんろ。」
名主 「天存大明神から、荷物が届きました。なんでも求愛椅子というものだそうです。」
神様 「そうか、そうか、届いたか。これで、ゆっくり、qiできるぞ。よかった、よかった。これで、すこしは生き返ったぞ。」
名主 「神様が喜んでおられるようだ。よかった、よかった。」