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エンコサイヨウ・外伝集  作者: 霧原菜穂
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2019年倫子生誕祭小話:過去を始めるスタートライン

 2019年の倫子誕生日は、彼女が小説第6幕の中で、どうして人前で自分の経験を語ろうと決意したのか……を、追いかけてみました。

 人前で辛い過去を語るって、勇気が必要だと思うんです。彼女なりの決意、その始まりを見守ってやってください……!!


主な登場人物:倫子、櫻子、伊達先生

「そこで、私が体験したことを、ですよね……」

 阿部倫子がその話を聞いたのは、残暑が厳しい8月下旬、夏休みを終えた後のことだった。


 夏休み明けの平日、時刻は間もなく18時30分になろうかという頃。

 学校帰りで制服姿の彼女は、JR仙石線・中野栄駅に隣接するコンビニの前で、ある人物と待ち合わせをしていた。

 空の色がゆっくり変わっていく黄昏時。目の前の国道は多くの車が行き交い、駐車場が広いこのコンビニへも、年令や性別を問わず色々な人が出入りしている。

 倫子はなるだけ邪魔にならないように、建物の脇へ身を寄せつつ……1人、空を見上げていた。

 すると……彼女へ向かって歩いてくる人の気配がある。倫子が視線を前方へ向けると、軽自動車から降りてきた彼――伊達聖人が、少し早足で彼女へと近づいてきた。

 白い半袖のワイシャツに黒いスラックス、足元は黒い革靴。白衣を着用していないので見慣れないが、こちらに向けられた笑顔は倫子自身がよく見ているものだった。

 そして、彼の後ろからもう一人、長い黒髪が印象的な女性が、車に施錠をしてから彼の半歩後ろに続く。

 倫子が2人へ向けて軽く会釈をすると、2人も同様のアクションを返して……コンビニの傍らで改めて向かい合った。

「倫子ちゃん、疲れてるのに呼び出しちゃってごめんね」

「いえ、私は大丈夫です。あの……そちらの方が……」

 倫子が統治の隣にいる女性へと視線を向けると、彼女は改めて深く頭を下げた後、倫子へ向けてこう名乗った。

「初めまして。透名櫻子と申します」


 その後、落ち着いた場所で話をするために、3人は櫻子が運転する車で移動を開始する。

 今日の倫子は、聖人からのメールで先程のコンビニ前に呼び出されていた。倫子に頼み事をしたい人がいるから、その人物の――櫻子の話を聞く時間を作ってくれないか……と。

 メールの本文中にある程度の内容も記載されており、倫子はそれに目を通した上で、聖人からの呼び出しに応じてあの場に立っていた。正直、二つ返事で引き受けられるような内容ではない、だからこそ、当事者からの話を直接聞いてみたかったから。

 水族館近くにあるファミリーレストラン、4人がけのボックス席で2人と向かい合うように座った倫子へ、櫻子がメニューを手渡す。

「注文するものが決まったら、教えて下さいね」

「ありがとうございます」

 ここで断るのは相手方に悪い気がしたので、倫子はとりあえずメニューを開き、デザートが並ぶページを見ることにする。

 一方、聖人と2人でメニューを見ていた櫻子が、とあるページを見て目を輝かせた。

「伊達先生、タピオカがありますよ、タピオカ。抹茶ミルクと黒糖だそうです」

 そう言いながら彼女が指差す先に、彼も視線を向けた後……特に表情を変えることなく口を開く。

「今はどこに行っても、みんなタピってるね」

「黒糖が美味しそうですね……伊達先生もタピオカにしますか?」

「ううん、自分はコーヒーが飲みたいから、パンケーキとドリンクバーにしようかな」

「そうですか……」

 どこか残念そうに視線をそらした櫻子は、倫子が自分を見ていることに気づき、慌てて笑顔を作る。

「阿部さんは、決まりましたか?」

「えっ? あ、そ、そうですね……」

 何も考えていなかった倫子は、慌てて手元のメニューに視線を落として……。

「じゃあ、タピオカドリンクの抹茶ミルク味を、お願いします……」

 場の空気に流されるようにオーダーを終えた倫子は、メニューを所定の位置に戻しながら……何とも言えな居心地に襲われ、とりあえず背筋を伸ばすことにした。


 その後、注文した飲み物をそれぞれの近くに置いた後……居住まいを正した櫻子が、脇に置いていたレザーのトートバックから紙を1枚引っ張り出す。

 そしてそれを倫子の前に差し出して、本題に入った。

「既に伊達先生から、少し聞いていらっしゃるかと思いますが……9月に、学生さん向けのワークショップを開催したいと考えています。テーマは、4年前の災害について。学生さんが体験したことを同年代の人たちと共有して、当時のことを改めて考える場にしたいと考えています」

「……」

 倫子は櫻子が出してくれた手書きの書類を目で追いながら……彼女を見て、素直な疑問をぶつける。

「透名さんは、どうしてこの会を開催しようと思ったんですか?」

 その問いかけに、櫻子は「そうですね……」と思案しつつ、ストローで中身をすすった。そして、少し口を動かした後……顔を上げて言葉を続ける。

「私は今も当時も、登米(とめ)市に住んでいます。登米は内陸部ですので……あの時には目立つ被害も、親しい犠牲もありませんでした。ただ、私の実家が病院ということもあって、沿岸部の患者さんを多く受け入れていたんです。その時の院内の空気は……よく、覚えています」

「そうなんですね……」

 倫子は頭の中で県内の地図を思い描き、櫻子なりの思いを理解しようと思いを巡らせる。

 宮城県でも北方部にある登米市は、海に面していない。隣接する石巻市や南三陸町、気仙沼市は三陸海岸沿いの漁業が盛んな町だが、一歩奥に入った登米市は、米どころとして栄えていた。

 彼女の実家は、市内でも有名な大規模の病院だと心愛から聞いたことがあるような気がする。だからこそ、4年前のあの日……壊滅した沿岸部の重症患者を一手に引き受けたのだろう。


 同じ県内で発生した、当事者ではない災害。

 目の前で命が消え、泥だらけの人が涙を流し続ける。

 彼らの目から溢れている水はまだ、心の傷を洗い流すには至らない。

 

 ――父親と『対面』したときのことが脳裏をかすめ、倫子は一度息を吐いた。

 あの時の無機質な静寂は、何度思い出しても慣れない切なさがあるから。


 倫子が無言で俯いたことに気づいた櫻子は、あえて饒舌に言葉を続ける。

「時間の経過とともに、県内での報道も少なくなっているように感じます。とりわけ、若い世代の人に関しては……対岸の火事、と言ったら語弊があるかもしれませんが、どうしても『ニュースの中の話』で終わってしまっていることも往々にしてあると思っています」

 櫻子の言葉に、倫子は無言で頷いた。


 4年前の災害で、倫子は大切な人を……父親を失った。

 だからこそ、彼女にとってあの災害は、今でも続いている『現実』だ。

 父親が生きているなんて甘いことを考えているわけではないけれど、ふとした瞬間に思い出して――例えば自分の進路を考えた時、相談したかった、なんて思ってしまって――隣にいてほしいと、今でも焦がれてしまうから。

 死を理解しているけれど、納得はしていない。

 決して……決してまだ(・・)、『過去』ではない。


 けれど……同じ学校に通っている生徒の中には、何の被害も受けていない、あの災害そのものを一切経験していない人も多くいて。

 言葉や態度ではっきり示されたわけではないけれど、何となく感じた『違い』を無視出来ず……自分から話す機会もなくて、父親について口を開くことがなくなっていた。


 口が乾いてきたので、とりあえず飲み物をすする。抹茶ミルクの甘さの中で、不意に口内へ飛び込んでくるタピオカをゆっくり咀嚼しながら……ザワザワする心を落ち着かせようとした。

 櫻子もまた、タピオカドリンクをすすって口内を潤し、言葉を続ける。

「今回は会場が富谷市なんですけど、内陸部の学生さんに同年代の人が経験したことを聞いてもらって、まずは『知る』ことから始めてもらいたいと思っているんです。何事も、はじめの一歩を踏み出さないと変わらない……些細なキッカケであっても、まずは知って考える時間を作って欲しい、そう考えています」

「そこで、私が体験したことを、ですよね……」

「阿部さんは今年の県内弁論大会で、お父さんのことについて発表なさっていましたよね。あの時と同じ内容で構いませんから……もう一度、阿部さんの口から語っていただきたいんです」

「……」


 櫻子の言葉を聞いて……倫子の中に、ある不安が去来する。

 父親の話をしなくなった、原因の一つでもある不安。


 『災害で家族を亡くした可哀想な子』だと思われ、同情されて終わらないだろうか。

 そんなことがあって大変だった(・・・)ね、それだけで終わらないだろうか。


「倫子ちゃん、櫻子ちゃんや自分に聞いておきたいことがあったら、何でも教えて欲しいな」

「伊達先生……」

 聖人からの助け舟に、倫子は少し口を閉ざした後……膝の上で両手を握り、櫻子を見据えて口を開いた。

「その……私は、父との話をすることで、周囲から同情されるようなことになりたくないんです。『可哀想』だけで終わってほしくなくて……上手く言葉に出来ないんですけど、生きていた時のことを、ちゃんと、聞いて欲しくて……」

 倫子の言葉に櫻子が静かに頷くと、倫子の手元の資料を指差して言葉を続けた。

「私も、1回では終わらないようにしたいと考えています。今回は9月から11月まで、月に1回の計3回の構成を考えていて……初回に同年代の体験談を聞いて、2回目には過去の災害も含めて防災について考える時間設けます。そして3回目に自分たちの学校や地域で実践出来そうなことをプレゼンしてもらいます。伊達先生以外にも、スクールカウンセラーの先生や防災の専門家にも入ってもらう予定です」

「そうなんですね……」

「可能であれば、秀麗中学生徒会の皆さんにもご参加いただきたいと考えています。もしも阿部さんが語り手としてご参加いただけるということであれば、私から中学校の方へお話して、活動の一環として実績に加えていただけるようにします」

 そこまでする必要があるのだろうか、と、倫子が首をかしげると、聖人がコーヒーを飲みながら笑顔で情報を補足した。

「今回みたいな災害に関する校外活動は、秀麗中学の母体でもある学校法人が割と好きみたいでね。活動実績に入ることで、倫子ちゃんや勝利くんの内申点が上がるんだよ。2人とも、高校は特別進学コースを目指しているんだよね。学力が拮抗した時、ライバルより頭ひとつ飛び出た実績があると有利ってことになるんじゃないかな」

「そう、ですか……そういうこともあるんですね……」

 急に現実な話になり、倫子は困惑しながら言葉に困ったのでとりあえずタピオカを咀嚼した。

 確かに自分には、スポーツ系の部活のような実績はない。生徒会長、弁論大会学校代表、と、人前に立つ機会には恵まれているけれど……こういった地道な活動は、多いの越したことはないだろう。

 それに、この活動が勝利の実績作りにも役立つのであれば……受けたほうがいいと思うけれど。

 本当に……それでいいのだろうか。

「あと、事業の継続には実績が必要だから……色々なところから人を集めたいんだ。近隣の中学校だけじゃなくて、仙台圏の学校から参加してもらえることで、こちらの実績作りにも繋がるんだよ。勿論、倫子ちゃんの気持ちを最優先にして考えて欲しいけれど……こんな付加価値があることも、頭の片隅に置いておいてね」

 隠すことなく語った聖人は立ち上がると、空っぽになったカップを持ってドリンクバーの機械が並ぶ方へ歩いていった。櫻子は苦笑いでその背中を見送りつつ……倫子を見つめ、肩をすくめる。

「ごめんなさい、此方側の事情があることは事実です。ただ、私は……阿部さん自身がお話をすることで、ご自身の気持ちの整理にも繋がると考えています」

「私の、気持ちを……」

「人はどうしても、思いを内に秘めてしまうことが往々にしてあります。それは羞恥心であったり、周囲への気遣いであったり……色々な理由があると分かっていますが、それでも、自分の口や言葉、文字で伝えなければ、自分の気持は絶対に伝わらないんです」

「そうですね……」

「この場ですぐに結論を出さなくても結構です。少し、考えていただけると嬉しいです」

 そう言って優しく笑う櫻子に、倫子が「ありがとうございます」と会釈をしたところで、カフェオレを持った聖人が戻ってきた。


 その後、飲食を終えた倫子は、櫻子に送ってもらって帰宅した。

 時刻は間もなく19時30分になろうとしている。周囲の家々には明かりが灯っており、人の声が聞こえることもあるが……まだ自宅に明かりがついていないことから、母親が帰宅していないことは一目瞭然だった。

 通学カバンのポケットから鍵をとりだし、解錠して玄関に入る。軒先や廊下などの明かりを順々に灯しながら、倫子はリビングの床に荷物を置くと、手を洗うために洗面所へ向かった。

 廊下を歩くのは自分だけ。床板を踏むと足音が妙に響く。

 洗面所で手を洗い、鏡にうつる自分を見つめて……一度、浅く息をついた。


 どうしよう。

 誰かに相談した方がいいだろうか。

 でも……。


「……これは、自分で決めなきゃ駄目よね……」


 頭を振って、倫子はその場を離れる。

 鏡に映る背中は、当然だが彼女一人だけだった。


 翌日、いつも通り登校した彼女は、授業を受けながら……昨日、櫻子から聞いた話を改めて考えていた。

 あまり悩んでも結論は変わらない気がする。それこそ学校を巻き込むのであれば早めに決めなければならないだろう。踏ん切りがつかない、あと一歩が踏み出せないのは……どうしてだろう。

 昼食後、5限目の移動教室への道すがら……廊下で立ち止まった倫子は、ぼんやり窓の外を見つめていた。

 すると……。


「……会長、何してるんすか?」


 前方から歩いてきた少年――森環(もりたまき)が、倫子を見つけて首を傾げていた。

 倫子は慌てて悩みを表情から取り払うと、環へ向けて笑顔を向ける。

「森君、こんにちは。次の授業書道室だから、移動していたの」

 そんな倫子へ、環が冷静に言葉を返す。

「書道室だったら、反対側っすよ」

「そ、そうね……そうよね……」

 彼の指摘に倫子は愛想笑いを浮かべつつ……ふと、彼の経歴を思い出していた。


 彼はかつて、石巻市に住んでいた。

 石巻もまた、先の災害で壊滅的な状況になったけれど……彼は災害直前に仙台市へ引っ越しをしており、直接の難を逃れている。

 もしも、彼が石巻に住み続けていたら……今こうして、会うことはなかったかもしれない。


「森君は……」


 そう思ったら、言葉が口をついていた。


「森君は……あの災害の時、石巻に住んでいたらって……考えたこと、ある?」


 唐突な問いかけに、環が珍しく軽く目を開いた。そして、静かに窓の外を見つめると……静かに首を横に振る。

「考えたことは、あります。ただ……どれだけ考えても、俺はあの場に居なかった(・・・・・)、それが全てです」

「森君……」

「俺は石巻にいなくて、生き残って……前のクラスメイトには死んだ奴もいます。でも、俺はあの場にいなかったんです」

 そう語る環の目には、いつもとは違う、少しだけ強い意思があった。

「もしもを考えだしたらキリないんでやめました。正直、後ろめたくて石巻を避けてたこともあります。けど……それはなんか、違う気がして。あの場にいなかった俺がどうしたいのか、生きている俺が何を出来るのか……少し、考えてみたくなってますね」

「そうだったのね……」

「会長は、お父さんが生きていたらって……考えること、あるんすか?」


 この問いかけに、倫子はしばし考えて……首を一度、ゆっくり横に振った。


「そうね、勿論あるけれど……父はもういない、それが全てなのよね」


 全てが『過去』になっていく中で、置いていかれたような気がしてしまう。

 周囲が前を向いている中、自分だけ父親に固執しているのは、気を遣わせるようで申し訳ないと思うこともあるけれど。


 過去は、変えられない。

 『今』を生きる以上、どれだけ時間がかかっても受け入れるしかないのであれば。


 今がその、スタートラインに立っているのかもしれない。

 過去を過去にするため、理解を納得に変えるための、長い長い旅の始まりだ。


 そしてきっと、昨日の櫻子の提案は……環にも必要だと、直感で思った。


 倫子は深呼吸をすると、環を見つめて苦笑いを浮かべる。

「変なことを聞いてごめんなさい。ちょっと考え事をしていたけれど……森君のおかげで答えが見つかったわ。答えてくれてありがとう」

「そっすか。それは良かったっす」

 どこまでも飄々とした物言いの彼が、どこまでそう思っているのか確証は持てないけれど。

 ただ……今の倫子に必要な言葉だった、それだけは間違いない。


 その日の夕方、自宅に帰った倫子は、電話で櫻子に参加の意思を伝えた。

 そして、語る内容に関しては……春の弁論大会の原稿をベースに、今の気持ちも書き加えて調整した旨を伝えると、櫻子が「ありがとうございます」と謝辞を述べる。

「今の阿部さんが感じたことを、聞かせてください。学校へも正式にお話をさせていただくので……お手数をおかけすることもあるかと思いますが、宜しくお願いします」

「はい。こちらこそ……宜しくお願いします」

 電話を切った倫子は、自室の勉強机に座って……棚差ししているクリアファイルから、弁論大会の原稿を取り出した。意欲がある時に作業を進めておきたくなったのだ。

「あの時大変だったことも、書き足しておきたいわね……」

 とりあえずルーズリーフを1枚取り出して、4年前、災害後に大変だったことを箇条書きにしていく。今でも覚えているのは、祖母と一緒に給水所へ水を汲みに行っていたことだ。

 伝えたいことは、出来るだけ具体的に。

 聞いてくれる人が、頭の中で思い描きやすいように。

「あまり情報が多いと、何を伝えたいのか分からなくなりそうね……」

 災害時の経験を思いつく限り書き出してみた倫子は、この中からどれを採用するかを思案しつつ……改めて、弁論大会時の原稿用紙を読み返した。

 そこに並ぶ、過去の自分が書いた文字を読み返して……思いを、馳せる。


 知ってほしい。

 聞いて欲しい。

 最期まで人のために生きた――大好きな、父親のことを。


 そのために……過去をちゃんと、過去にしよう。

 誕生日だというのに、ある意味ではとても残酷な物語になってしまったような気がします。

 倫子自身に「父親は死んでしまった」と納得させるための物語でした。こういう感情の処理はもっと時間をかけてもいいと思っています。倫子自身もこれから時間をかけて、ゆっくりと落とし所を見つけていくんだろうなぁ……と、書きながら思っていました。

 そして、彼女に気付かせる役割は環が良かったんです。勝利じゃなくて、災害を結果的に回避した環だからこそ、色々と思うことがあるに違いないと感じました。環も第4幕を経てより視野が広くなっているといいなぁ……どうかなぁ……。(ヲイ)


 倫子、誕生日おめでとう。これからも色々と思うことがあると思うけど、その度にちゃんと立ち止まって結論を出せる、そんな貴女でいてください!!

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