8月24日(トーナメント)
トーナメント決勝戦に勝ち進んだのは、ここまで全試合ホームで戦った大阪と、全試合ビジターだった岡山。決勝も大阪のホーム、京セラドームでの開催だ。きょう行われるのは、この試合のみ。1日に1試合しか予定されていないのは、プレーオフを除けばこのときだけなので、自然にバーチャル野球ファンの注目を集める。
ここまで、どちらの球団もトーナメントでは僅差の試合で勝ち抜くことが多かった。今回も接戦になるだろうというのは、試合前から多くの解説者が予想していたことだ。18時ちょうど、試合は始まった。
初回は両チームとも3者凡退。やはり0対0の睨み合いが続くのかと思われた2回裏、大阪の7番打者が強烈なセンター返しの打球を放った。2塁ランナーはホームベースに頭から突っ込み、ゲームの均衡を早くも破る。さらに8番、9番の連打でもう1点を追加した。
2点を追うかたちになった岡山は5回表、投手の打順で代打を起用。先発を4回2失点で降板させる大胆な采配に打って出た。すると代打で打席に立った打者がレフト側フェンス直撃の当たりを放つ。ホームを踏んだのは、きのう先制タイムリーを打った女子高生だった。きょうからアバターがマイナーチェンジされたらしく、髪の色が銀に変わっている。
岡山の2番手としてマウンドを託された投手は、現実では野球未経験者。私と同じように、もっぱら観戦するだけの人生を送っている男らしい。女子高生捕手のリードもあり、5回裏と6回裏をそれぞれ8球、9球で抑えた。
2対1の大阪1点リードで迎えた9回表。大阪は4番手となる抑え投手をマウンドへ送った。ところがきょうに限り不調で、ノーアウト満塁という絶体絶命のピンチを招いてしまう。ここで大阪の監督が動いた。ここまでチーム最多セーブを記録している抑え投手を下ろし、前回登板から1週間も空いている投手に代えたのだ。
交代して緊急登板した投手は見るからに華奢な体つきだったが、その印象とは裏腹に魂のこもった投球を披露する。1人目をフルカウントから空振り三振に打ち取ると、2人目はファウルで粘られながらも内野ファウルフライ。3人目にはピッチャーゴロを打たせ、自ら1塁に送って試合を締めくくった。彼の投じた16球と燃えるような瞳は、しばらくの間は大阪ファンだけでなく、野球ファンの語り草になるだろう。
この勝利で大阪はトーナメント優勝とともに、ウエスト1位の神戸とのゲーム差を1.0に縮めた。明日から京セラドームで行われる直接対決3連戦を控える大阪にとって、大きな意味を持つだろう。一方で惜しくも敗れた岡山は、試合のなかったサウス同率2位の高松と福岡が0.5ゲーム差に迫ってきている。
大阪 vs 岡山 トーナメント決勝
(京セラドーム)18:00
岡山 /000 010 000/1
大阪 /020 000 00X/2
[ノース]
1/仙台/12勝1分9敗/.571/-
2/新潟/10勝0分12敗/.455/2.5
3/埼玉/8勝1分13敗/.381/4.0
4/札幌/6勝2分13敗/.316/5.0
[イースト]
1/横浜/14勝0分7敗/.667/-
2/東京/14勝0分8敗/.636/0.5
3/静岡/10勝0分11敗/.476/4.0
4/千葉/10勝0分13敗/.435/5.0
[ウエスト]
1/神戸/13勝0分10敗/.565/-
2/大阪/12勝1分11敗/.522/1.0
3/京都/7勝1分13敗/.350/4.5
4/名古屋/7勝0分14敗/.333/5.0
[サウス]
1/岡山/14勝0分10敗/.583/-
2/高松/12勝0分9敗/.571/0.5
2/福岡/12勝0分9敗/.571/0.5
4/広島/11勝0分10敗/.524/1.5
[トーナメント]
札幌 ┐
岡山 ┐
岡山 ┘ |
岡山 ┐
東京 ┐ | |
東京 ┘ |
京都 ┘ |
岡山 ┐
新潟 ┐ | |
新潟 ┐ | |
福岡 ┘ | | |
千葉 ┘ |
千葉 ┐ | |
千葉 ┘ |
名古屋┘ |
大阪 トーナメント優勝
埼玉 ┐ |
埼玉 ┐ |
高松 ┘ | |
神戸 ┐ |
横浜 ┐ | | |
神戸 ┘ | |
神戸 ┘ | |
大阪 ┘
仙台 ┐ |
仙台 ┐ |
広島 ┘ | |
大阪 ┘
静岡 ┐ |
大阪 ┘
大阪 ┘




