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 第十九章 北の国は粉雪が舞う

 営業の仕事は以前と変わりなく過ぎた。変わったのはぼくだ。

 どんなに忘れたい思い出すまいと努力してもつぶされたプロジェクトが頭のど真ん中に居すわって去らない。ああすればよかったこうすればよかったと後悔がぼくをせめる。

 分析を開発室の先輩にたのんだばかりにプロジェクトそのものをつぶされた。ツテをたどって大学の後輩にたのめばよかった。なんて。

 乗り気だった開発部も上司ににらまれるのを恐れて腰を逃がす者が続出して一向に同志がふえない。一進一退の中ぼくは日々しのぶを思う。

 接待に疲れると左ポケットの壺にふれてしのぶを夢見た。沼柿本部長は『去るも勇気。残るも勇気。自分の選択に後悔しないことも勇気』だと言ったがぼくにはそのどの勇気もない。

 ぼくはだめな男だ。気が弱くて泣き虫で小学校のころとちっとも変わっていない。しのぶががっかりするわけだな。

 つもる悩みについに仕事が手につかなくなってぼくは係長の机の前に立った。一枚の書類を提出した。

「岡野こりゃ? いや。なんだ。休暇ねがいか」

 辞表じゃないのかと係長がホッとぼくを見た。

「係長」

「ああ。いいいい。みなまで言うな岡野。気晴らしに旅行に行くんだろ? いいさいいさ好きなところに行って来い。ただしだ。かならず帰って来いよ。くれぐれも悲観するんじゃない。命を大切に。注意一秒ケガ一生だ。変な気だけは起こすんじゃないぞ」

「変な気?」

 ぼくが係長に訊き返すと課内の全員が息を飲んだ。ふり向くと課長が『係長。岡野を刺激するんじゃない』と口パクをしていた。

 どうやら全員ぼくが飛びこみ自殺に走るんじゃないかとピリピリしているらしい。一大プロジェクトを横やりでつぶされて悪あがきにあがいたが光が見えずついに最終決断をと。

 その選択肢は考えなかったなとぼくは反省した。係長にいやがらせをするちょうどいい口実なのに。

 係長が深刻な顔をぼくに向けた。

「あ。いやその岡野よ。旅行に行くのはいいが足摺岬や東尋坊はやめるべきだぞ。大雪山もいかん。青木ヶ原の樹海なんか最悪だ」

 こらこら。忠告はうれしいけど各観光地の人が聞いたら業務妨害で告訴されるぞ。

「大丈夫です。中央線沿線もさけますから」

「そ。そうか。ま。とにかく無傷で帰るんだぞ。ネクタイやベルトは身からはずしとけ。不意にそういう気になったとき凶器が手元にないと助かるものだ。旅行にはアロハシャツとバーミューダパンツで行け。サングラスと花輪も首からさげろ。堅苦しいカッコをしてるとその気になりやすい。笑いを取りながら旅行すべきだ」

 どういう休暇だそれ? そうぼくは眉をひそめた。

 けど係長は大真面目な顔で休暇ねがいにハンコをついてくれた。残暑が終わってかき入れ時のピークをすぎたせいで休暇を出すのに抵抗がないらしい。

 次のピークは来年五月だからそれまで有休が取り放題なんだろう。大学に勧誘に来た先輩の言葉もあながちまちがいじゃないらしい。

 というわけでぼくはふたたびデンマークの土をふんだ。十一月のヨーロッパはすでに冬将軍が到来中で空港を出たぼくはコートのえりを立てた。

 こんな寒い土地にアロハシャツとバーミューダパンツじゃそっちが無事に帰れない。サングラスと花輪をさげていたら空港に足をつけたとたん精神病院に収容されるんじゃないか?

 テロリストとまちがえられるのといい勝負だぞそれ。むしろ精神病院だと釈放不可能かも。

 今度の休暇は五日しかなく気ばかりあせるぼくにしのぶのアパートまでの道のりは遠かった。

「ああ。あの子。引っ越しましたよこないだ」

 アパートの管理人があっさり笑った。

「どうしてなんです? いったいどこに?」

「私にそれをたずねられてもねえ。行き先も聞いてませんよ。ああいう人は最近多くてね。フラッと来てフラッと行ってしまう。ここだけの話ですけどどこの誰とも追跡できない場合も多いんですよ。こっちゃおカネをはらってくれりゃいいだけなんでね」

 ぼくは執拗に食いさがった。でも管理人はしのぶの行き先を本当に知らないようだった。テロリストが偽造パスポートで部屋を借りていても気づかないだろうなこれじゃ。

 ぼくはフレンスブルクのホテルに入って頭をかかえた。なんて結末だ。

 しのぶは転居先すら告げて行かなかった。引っ越し先を教えたくないほどしのぶはぼくらをにくんでいたんだろうか? あるいはぼくを? 金持ちの日本人が道楽からかつていじめた同級生をまたいじめに来たとでも思ったんだろうか?

 レナのうそつき! なにが『ぼくに惚れてる』だ!

 ぼくは落胆した。けど日本に帰ろうなんて思わなかった。

 どこかに絶対に手掛かりがあるはずだと信じた。逃げたりあきらめたりしたくない。

 たとえしのぶがぼくを毛ぎらいしてようが言うべきことはきっちり言ってやる。中途半端な生き方はもういやだ。

 ぼくのパンドラの箱の底に残ったたったひとつの希望はきっとしのぶなんだ。欠陥パンドラの箱じゃなかったんだ。昔話って正しい。

 スマートな生き方でなくていい。みっともなくていい。ぼくはあたりさわりのない生き方にもどりたくない。

 しのぶの言葉でヒントはとぼくはしのぶにもらった壺をながめながら考えた。観光地から観光地へわたり歩いているって言ってたな。ヨーロッパの夏が終わったから南のリゾート地へ行ったんじゃ?

 そんな類推をしたときふとしのぶのお母さんの墓がヒエタニエミにあるって言葉を思い出した。ヒエタニエミってどこ?

 ぼくは必死で探したがドイツにもデンマークにもスウェーデンにもそんな地名はなかった。いったいこれはどこにある?

 ぼくは森崎の言葉を思い出した。しのぶは最初ドイツに行ったんじゃないと説明したのを。

 けどどこの国だったか国名が出て来ない。ドイツばかりを気にしたせいらしい。忘れっぽいにもほどがある。

 ぼくはきゅうきょ森崎に国際電話をかけた。藁にもすがる思いで。

『岡野。あんたしのぶになにを言った?』

 森崎が電話に出るなりぼくをしかりつけた。

「なにってなにさ。なんの話? 委員長?」

 ぼくはわけがわからず訊き返した。

『彼女ずいぶんなかんちがいしてるわよ。あたしに『あゆむくんとお幸せに』なんて書いてるわ。しのぶにでたらめを吹きこんだでしょあんた』

「うーんたしかにそれはぼくが悪いんだ。えっ委員長? しのぶから手紙が来たの?」

『うん? 来たわよついおととい。それがどうかした? 同窓会には出席できたらするって書いてあるけど』

「それどこから来てるの? こっちじゃしのぶの引っ越し先がわからなくて途方に暮れてんだ。なんとかしてよぉ委員長」

『なんだ。そうなの。じゃ待ちなさいよ。ハガキを取って来るから』

 森崎がいったん席をはずしてすぐにもどって来た。

『フィンランドからだわ。いい? 言うからメモしなさいね』

 ぼくは必死の思いでメモを取った。

「さすが委員長。感謝するよ」

『恩に着たなら訂正しといてね。『あゆみちゃん』があたしの恋人じゃあたしの立つ瀬がないじゃない』

「あゆみちゃんはやめてよ委員長」

『やめてほしけりゃ男らしく告白することね。このハガキの感触じゃ彼女あんたにお熱だわ。このどんかん男』

「委員長もそう思う?」

『ええ。まずまちがいなし。しっかりやりなさいよ』

「そうか。ありがとう委員長!」

 ぼくは電話を切ると一路フィンランドを目ざした。フィンランドはヨーロッパ北端の国でサンタクロースの現住所だって話だ。

 サンタは本籍地がトルコだそうだけどラブレターをフィンランドに送ると返事が来るし毎年世界中の幼稚園にサンタが宅配でとどく。フィンランドはサンタ以外に名物がすくない辺境の国でオーロラと湖と森ばかりだとガイドブックに書かれていた。裏読みすると都会派には向かないド田舎だと言いたいらしい。

 ぼくは取りあえず首都のヘルシンキに飛んだ。前回に首都ではないフランクフルトに入ったせいでドイツ全土の鉄道網をうまく把握できなかった。

 地方の巨大都市は首都への対抗意識が旺盛なためにどうしても自分の街を中心に説明を書くくせがあるらしい。一国の交通体系を理解するにはやはり首都が望ましいようだ。

 ヘルシンキはさすがにドイツやデンマークより北だった。うすく雪におおわれていて午後三時なのに陽が落ちた。北上をさらにつづけると白夜の反対で一日中夜だそうだ。

 ヘルシンキ中央駅でたずねたしのぶのハガキの住所はヘルシンキから汽車で五時間かかる湖に建つ古城の近くらしい。

 けど一日に二本しかない汽車のせいでヘルシンキに一泊をよぎなくされた。ロシアのサンクトペテルブルグから入るほうが近いし列車の便数はあるという説明だった。ヨーロッパってこんなのばっか。

 フィンランドって言っちゃ悪いけどガイドブックがほのめかしていたとおり本当に田舎の国だった。日本よりすこし狭い国土に人口が五百万人強しかいない。

 東京都の半分の人が日本中に分散して住んでいる割合だ。そのせいで交通網はスカスカだった。自家用車がないととても不便な国だろう。

 ヘルシンキの街はこれから長くつづく冬にそなえて商戦を盛んにしていた。大安売りの貼り紙があっちこっちで目についた。

 ぼくはヘルシンキの街を歩きながらイチゴが食べたいと渇望した。森崎の『年中イチゴ食べたい病』が伝染したらしい。ふたり目の感染者だ。

 しのぶと海を見降ろす丘公園で食べた味が思い出されていても立ってもいられなくなった。ぼくはヘルシンキのデパートでイチゴを探してケーキに乗せる高級品を無理にわけてもらった。

 フィンランド人はフィンランド語が主言語だけど英語もけっこう通じるので会話にはこまらなかった。そのときにデパートの女の子からヒエタニエミは市内の共同墓地だと知らされた。戦没者専用の墓所だと。しのぶのお母さんの再婚相手が戦争関係者だった模様だ。

 翌日ぼくはイチゴを手に汽車に乗った。汽車は森と湖をぬってまっ白な迷路を突き進んだ。

 走るにつれて太陽が低くなった。岩と雪と苔がうす明かりに浮く。

 鉄路はあんがい起伏に富んでいた。ぼくが調べたフィンランドは標高の最高点が千メートル強だけど日本のように平地がつづかない。でこぼこ道の丘あり谷ありで酔いそうだった。富士山の溶岩台地に線路を敷いたみたいな光景がつづいた。

 荒涼とした窓の外をながめてぼくはしのぶに思いを馳せた。最北の大地できみの瞳はいまなにを映している?

 車窓からは畑も田んぼも見えない。針葉樹の森と湖面と岩だけだ。

 雪も日本の雪とちがってうっすらとしかなく風が吹くと地肌がむき出しになる。砂丘の砂が流れるみたいにサラサラと微粉末の雪が舞った。

 家々は駅の近くにしかなかった。しのぶはこんなさびしい地で暮らしているのか。日本とちがいすぎる。

 ぼくは汽車の中であせった。一分でも一秒でも早くしのぶに会いたい。初恋病のとき以上にしのぶに焦がれた。

 湖の鉄橋を汽車がわたって窓の外に古城が浮かんだ。しのぶと入ったデンマークの城より小さい。こじんまりした博物館なみの大きさだった。

 ぼくは車掌から『城の赤レンガの塔が見えてすぐの駅で下車するといい』と説明を受けていた。

 汽車を降りたぼくは駅を離れて町の中心を探した。駅では満足な英語のできる人間がいなくて話がかみ合わなかったからだ。

 駅舎をあとにしたぼくは町の右を見ても左を見ても湖ばかりでとまどった。どうも夏のリゾート地らしくほとんどの店がシャッターを降ろしていた。真冬の軽井沢にまよいこんだ気分だった。

 雪の広場にひらかれた市場でしのぶの住所を片手に露店を片っぱしから訊いて回った。フィンランドは人口がすくないせいで僻地に来ればほとんど人と会わない。特にここは夏場しか人がいないようで人の集まる場所を探すのが厄介だった。

「こりゃ湖周辺のロッジだね。けど夏しかやってないよ。泊まるんなら温泉宿へ行きな」

 ぼくのメモを見たインテリっぽい魚屋のおじさんがニコッと笑ってすすめてくれた。ぼくはまたかと思いながら食いさがった。

 たずねる人のみんながみんな『宿なら温泉宿しかなく温泉へ行きな』と親切に教えてくれた。ぼくがどんなにこのメモの住所に行きたいと主張してもロッジは冬は休みで温泉宿にしか泊まれないとがんばるんだ。

 おたがいに英語が母国語ではないせいで詳細な会話はすぐにつまる。ぼくがいら立って来ると向こうもなんてわからずやの外人だって顔をした。どんなに安宿に泊まりたかろうがロッジは夏しか営業してないんだ。外人向けガイドブックにゃそこまで説明してないのかいと。

「でもぼくはそのロッジに行きたいんです。どうやって行けばいいんですか?」

「だからロッジはいま休業中だってば。行ってもむだだよ」

 おじさんが熱心にくり返してぼくはまただめかと肩を落とした。そこへ奥さんらしいおばさんがあらわれておじさんのあごをつかんだ。

 ぼくとおじさんがスモークサーモンをまけろまけないでもめていると見たようだ。スモークサーモンより名物のザリガニをすすめなさいとおばさんが指をさしておじさんがちがうちがうと腕をふり回した。

 ふたりはしばらくフィンランド語で話をかわした。けりがついたようでおじさんがぼくに向いた。

「おいきみ。ひょっとするとロッジのバイト学生をたずねて来たのかね? キツネよけに雇われた?」

 おばさんの指摘を受けたおじさんが英語でぼくに訊いた。

 ああそうかとぼくは納得した。しのぶはロッジの冬の管理を引き受けたのか。

「ええ。きっとそうだと思います。ぼくの友人はたぶん留守番をやってるんだと」

「なるほどそういうわけか。ここしばらく景気が安定してあんな退屈な仕事を引き受けるやつがいなくなってたからすっかり忘れてたよ。キツネが入りこんでの巣作りを阻止するだけの退屈きわまりないバイトだからな。バイト料が雀の涙のくせに点在するロッジを一日中見回ってなきゃならん。ロッジまでのバスは夏季限定だから車で行くしかないがレンタカー屋でちゃんと事情を説明すりゃ道を教えてくれる。最初に宿を求めて行くんじゃない友だちを訪ねて行くんだとことわるのを忘れるなよ。このあたりの人間はすぐ親切の押し売りをしたがるからな」

「ありがとう」

 ぼくはお礼のつもりでスモークサーモンを買ってレンタカー屋に向かった。名物のザリガニは食べにくそうだったからだ。

 レンタカー店は夫婦でやっていてかかあ天下らしくおばさんがてきぱき采配をしていた。温泉宿を拠点にオーロラ見物の観光客が車を借りるようで明らかな外人が先客としてならんでいた。

 事務所の壁にポスターが見えた。湖とオーロラを背景にトナカイのソリがサンタを乗せて走る絵でいかにも旅情をそそられた。

 オーロラがこの土地の冬の目玉らしい。ぼくに温泉宿をすすめてくれた人たちもぼくがオーロラ見物に来たとふんだようだ。ぼくはヘルシンキで買ったトナカイの毛皮の防寒具で全身をがっちりと武装していたから。

 ぼくの番が来ておばさんが車のリストを示した。ぼくはなれた右ハンドル車をえらんだ。フィンランドは右側通行だけどチェンジレバーが左右逆に来るととまどうかもと思ったせいだ。

 おばさんはぼくが北国の素人だと知ると一から十までていねいに指導をはじめた。親切の押し売りが好きだというのは本当らしい。

「あんた日本人だって? たずねて行く友だちも東洋人かい?」

 おばさんが雪道でのブレーキのふみ方の注意を終えてぼくの国際免許証のコピーを取りながら顔をあげた。

「はい? そうですけど?」

 東洋人差別でもあるのかな? 東郷元帥の顔のついたビールはまずいというからそのせいか?

「こないだうちの近所の女児が橋から湖に落ちてね。そのとき東洋人っぽい女の子が半分凍った湖に飛びこんで助けてくれたんだってさ。まわりで見てた男どもはすぐに飛びこめなかったって言ってた。ふがいない男どもだよ。子どもを助けるなんてあたり前の行為だろうに」

「そのあたり前ってやつがなかなかできないのがいまの世の中なのさ」

 旦那さんが横から口をはさんだ。ここはふたりとも英語が話せるらしい。冬に車を借りるのは外人が多いせいだろう。おばさんが旦那さんに口をとがらせて釘を刺した。

「だったらよけい立派じゃないか。自分の命だって危ないかもしれないってのにさ。ねえあんた。もしその東洋人ふうの女の子が知り合いだったら『助けられた子どもがお礼を言いたがってる』と伝えてくれないか。その女の子はなにも告げずに行っちまってどこの誰ともわからないんだ」

 ぼくはよくわからないままもしそうなら伝えると約束した。

 おばさんが書きこんだ契約書をぼくに示して最後の確認に読みあげた。

「以上だけどもう一度注意しとくよ。その機種はアンチロックじゃないからブレーキを強くふむとかえってとまらなくなる。雪道のブレーキは女の子をあつかうようやさしく柔らかくね。あんたあんまり経験がなさそうだけど女の子に乱暴にしちゃだめよ。ブレーキもいっしょ。わかった?」

「は。はい。わかりました」

 なんでぼくがそういう経験不足だってわかるんだといぶかりながらしのぶがいると思われるロッジに車を向けた。ぼくってどこでも子どもあつかいかい?


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