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シュレーディンガーのかーくん

 我が家の新プリンス、かーくん。彼は生後5ヶ月にして、何事にも応じない『どんとこいマインド』を備えている。寝入ったが最後、掃除機をかけようが、うっかり椅子を倒そうが起きないのだ。




 そんなかーくん、うんちをしても起きない。そもそも起きていたとして、泣きさえしない。ただひたむきにまっすぐに、うんちとの共同生活を送っているのだ。




 なんならかーくんは夜もすごくよく寝てくれるので、パパやママが寝落ちすると一晩うんちとランデブーなんてこともある。この場を借りて謝罪したい。ごめんね。




 だからパパもママもオムツチェックはマメに行う。さもなくば、かーくんのお尻はカピカピになってしまうのだ。




 彼は泣かないので、オムツの中を観測するまで中の状態は分からない。これはいわゆる、『シュレーディンガーの猫』というやつではないか(違う)。




 今日はどうだろう。かーくん、開けるね……。





 カピカピだ……。

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