表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/12

たーくん、貼り付ける

た「さんさい、ぺた」




 最近たーくんは、パパの肩あたりに何かを貼り付けてくる。曰く、さんさい。なんのこっちゃ、と思っていたら




た「パパに、さんさいぺた、したから、赤ちゃんになって!」




 なるほど、『さんさい』は3歳のことか。確かにさっきパパに年齢聞いてきたもんなあ。




パ「ほんぎゃあ〜、ほんぎゃあ〜」




 とりあえず泣いてみる。たーくんは満足したようで喜んでいる。ふぅ、と思って気を抜き泣き止んだら




た「パパ! さんさいやって!」




 いや3歳になったらもう赤ちゃんちゃうぞ、なんなら君まだ2歳やぞ。ちょっと疲れてしまったので




パ「さんさい、ぺり」




 と言って肩から剥がすマネをすると、たーくんは鬼の形相へと変わり




た「さんさいーー!! つけてー!!!」




 と、逃げるパパに対して鬼の追走を見せる。結局、ご飯の時間になるまで執拗にパパを狙ってきた。『どうしても、パパを3歳にしたい』。何が彼を突き動かすのかは、未だ解明されていない。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ