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君に祈る

作者: 銀月

名も知らない誰かでも 僕を知る人でも 

もし祈りが届くとするのならば

だれかが見ていてくれるとするならば



ボクは 心から願うことがある



それは 生きてほしいということ


もし不本意に誰かの命の灯が消えようとしているならば

ボクの命をあげる


だから その誰かには 生きていてほしい

生きて その命で 何かをしてほしい


生きたいと何処かで願って それで人生を閉じてしまおうと思うのなら

残り時間を告げられたのなら


その残りを超えてほしいんだ


だから 生きて 生きて 生きてよ

誰かにあげられるなら あげるから

だから生きてよ…







僕以外の誰かには、生きてほしい。


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