異世界に転生させられたんだけと毎回毎回の戦いがギリギリすぎる超絶ハードな異世界でした。
エピローグ
目が覚めると、周りにはとても広い草原があった。ここは自分のもといた世界とは違う次元の世界に行ってしまったことを目が覚めて一瞬で気がついた。
「何処だよ、ここ。」
周りには何もないし、真っ白の世界。
そして、立ち上がったあと、ある異変が起きた。
「あれっ?動けない、どうして?」
そう、動けなかった。
とりあえず、落ち着いて、状況を整理しよう。
「取り敢えずどうしてここに来てしまったのか?」
そして、一息ついたあと、記憶を思い出すことに成功した。
「あーそうだ、俺死んだんだったわ。」
1幕
あれは確か、お昼前頃だったと思う、人助けをしていた。
子供が川で溺れていた。それを見て見ぬふりは出来ず、俺は助けに行った。
あのあと、どうなった?あの子は?気を失ったと思ったらここにいた、そんなことある?
すると、ピカッと光のようなものが俺の目の前に現れた。
「大丈夫です、あなたが助けたあの子は、死んではいませんよ、死んだのはあなただけです。」
光から天使を創造させるような声が聞こえてきた。
「えっと、失礼だと思うのですが、もっと別の言い方は無かったんですか?死んだのはあなただけですって、あなたは何者ですか?僕には、光にしか見えません。」
「えっと、そうですね、私の正体は天使です、姿を現すのがめんどくさいので、光ですが、あと、あなたの助けた子供は無事です、ですが、お亡くなりになったのはあなただけです。」
「良かった、俺の死が無駄になるところだった、では、俺はこのあと、どうすればいいですか?ここは天国なのですね。」
「まぁ、天国ではないですが、あなたには二つ道があります。このまま異世界に転生するか、記憶をすべてなくして、また日本に帰るか、どちらもあなたには人助けで命を落としたボーナスがついているので、最高の人生を歩めます。」
「はぁ、命を落としたボーナスって物騒な、まぁ、いっか、じゃあ俺に普通をやめろと言いたいんですね。」
「そうですね、はい」
「では、異世界に召喚されることにします。」
と俺はもといた世界で最高の人生を捨てて、異世界へ転生をする道を選んだ。
「いいのですか?本当に、最高の人生を捨てるのですね。」
「はい、もしももといた世界へ帰ることが出来たとしても、俺は今の家族がいいし、この自分でもう一度人生をやり直したいです。」
「分かりました。ナルシストなのですね、では、あなたを異世界へ転生させることにします。目をつぶってください。」
はい?誰がナルシストだって?今の俺の言った言葉感動するところだと思うんだけど?まぁいっか。
そう心のなかで呟き目を閉じた。すると、ピカッと瞼を閉じているとは思えないくらい明るい光が瞼の奥の目に攻撃してきた。
すると、
「あっ待って待って与えるスキル間違えちゃった。」
と天使を名乗る人がそう言ってきた。
そして、ずっと我慢してきた、言葉が口から漏れた。――――――
「ドジ天使が!ふざけぇぇぇんなぁぁぁあ」
と言い残して、天国?を去った。
目を開いてみると、何年も生きていろんな所に出掛けていた、どんな場所でもないような、景色と少し遠いが、西洋風の建物が見えた。
「おっすげぇ、異世界だ、あれは?街かな?かなり広そう。」
よしっ、まずはあの街にいこう。と第一の目標を決めた。
そして何時間か、森の中を歩いていると、背中に一本の剣があることにきずいた。
「気付かなかった、まぁこれだけでもね、あれば充分生きてけるでしょ」
そう呟いた瞬間。
――後ろから視線――
はっと、背中にある剣を引っこ抜いた。
いや、体育の剣道以外で剣をつかったことないんだけど。しかも真剣だし、
そう思って剣を構えて、後ろを振り向いた。
すると、自分の体二まわりくらいデカイ、熊?見たいな怪獣がいた。
「えっと、がちか、ヤバすぎる。」
すると、先に攻撃してきたのは怪獣だった。
凶悪な爪が襲ってきた、
ガキィンとギリギリで攻撃を防ぐことができたが、次から次へと繰り出される攻撃を防ぐことが出来ず、ドカッと後方へと、飛ばされた。
「がはぁ、痛い過ぎる、生きてきた人生の中で一番痛いかも、ふざけんよ、あの天使、これは、最高の人生か?」
と天使に腹が立った、その怒りで怪獣がに立ち向かった。
ズバァ、
と剣は意外に切れ味が良かったのか、それとも、柔らかい所だったのか分からないが、効いたらしい。
すると、怒ったのかまた、爪の攻撃がズガズガときた。
ガキィンガキィンガキィン
と馴れてきたのか、受け流すことに成功した。
そして、思いきってジャンプをすると、思ったより高く飛ぶことができて首を取ろうとした瞬間。
ガンッ
攻撃が来て、近くにあった木にぶつかった、
ごはぁ、と汚い声と吐血をした。
「ヤバイ、目眩がしてきた。」
と、状態異常を起こしてしまったが、冷静だったので、木の影に隠れたりして、少しの休憩をとった。
息をすると、変な音がする、血を拭い、大量の小枝を持った。
「頭を使う。もう限界」
と、怪獣の背中をとるために、集めていた小枝を投げた。
すると、うまく行ったのか、背中を向かせることができた、だから、最後のチャンスだと思い、力一杯に走って翔んだ。
ズバァ
そして、作戦は成功し、首をとることに成功した。
「よっしゃゃゃゃゃあ倒したぁぁぁ、てか、モンスター○ンターかよっ、」
と、言い残して、気を失った。