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VTF 運用戦術機一覧


VTAF(ヴォータルタクティカルエアフォース)


FA-181

 ヴォータル連邦戦術航空軍主力制空戦闘機。大型でクリップドデルタの主翼、双翼の垂直尾翼を持ちエンジンは双発である。強力な火器管制レーダーとエンジンによる距離を選ばない高い航空戦闘能力を持つ。開発当初は高度な電子化により単座での運用が可能とされたが、状況確認の優位性から機体設計は複座となった。反面、空対地攻撃任務などは想定されておらず、その能力は極めて限定的である。現在、主力機として運用されているのはFA-181Bタイプの改良型、FA-181Dであるが、更なる発展型として推力偏向ノズル、カナードを装備する格闘戦型、大量のミサイルを携行するミサイルキャリアーとするタイプの開発も進められている。愛称は「ルーラー」(支配者)。全てのタイプを含めた総生産数は961機。



FAM-181

 FA-181の機体設計を基にマルチロール化を図った戦闘爆撃機。機体の約半分が再設計され、搭載量の大幅な増加や多様な任務に対応する電子システムへの換装が行われた。重量増加による運動性能の低下から純粋な空対空戦闘能力はオリジナルに劣るが、それでも一線級の能力を保持している。また、オリジナルにはない多種多様な兵器を運用可能であり、その数は戦術航空軍が運用する航空機搭載兵器(ミサイルや誘導弾等)の約8割にも及ぶ。総生産数は245機。愛称は「パンチャー」(穴あけ機)。


FA-137

 防空を主任務とする高高度迎撃戦闘機。広大な国土を防衛する為の大きな機内燃料搭載量を持つ大型の機体である。目標に素早く到達する為の高速性能と武装運用能力に特化した性能で戦闘機同士の格闘戦は想定されておらず、その攻撃目標は後方の管制機や領空に進入する大型の爆撃機である。地上からの誘導を受けて超長射程AAMを運搬するミサイルキャリアーとしての性質が大きい。愛称は「クロノマン」(ロードレースに於けるタイプの一種)。総生産数は243機。その高速性能を生かした強行偵察機として運用される事もあり、専用のカメラポッドが同時開発されている。


FAM-184

 元は防空格闘戦闘機として開発された軽量戦闘機。優れた空力特性と軽量の機体、単発ながら高出力のエンジンにより優れた運動性能を持つ。度重なる改良が行われ戦闘攻撃機として運用された。安価ながら高い信頼性と高性能を併せ持ち、現在はマルチロールタイプのE型が主力戦闘攻撃機として戦術航空軍の主力航空戦力を担う。総生産数は2098機。愛称は「クレイオ」(物語り)。初期生産型のA型を制空任務用に強化延命改良した「FAR-184AAEH」は生産数こそ非常に少ないものの、FA-181並みかそれ以上の高性能制空戦闘機として「ノーフェイス」(顔なし)と通称されている。


FA-194

 FA-181の後継機となる連邦戦術航空軍の新鋭機。高度な電子機器とステルス能力を重視した設計で先制発見、先制攻撃、先制撃破を可能としている。ひし形の主翼に上半角を持つ尾翼が一対のみと言う極めて異色の設計であり、推力偏向パドルの採用により高い旋回効率を持ち格闘戦能力も高い。武装は基本的に全て機内に格納する。非常に高性能な制空戦闘機だが、FA-181三機分と揶揄されるほどの高コストが仇となって導入は進んでいない。愛称は「アブソリュート」(絶対的)。


FAM-194

 FA-194の主翼をデルタ翼化、尾翼を廃し、機体下部の兵器倉武装搭載量を増加させ多種多様な任務を行えるようにマルチロール化を図った機体。FAR-181の後継機としての側面も持つ。ステルスウェポンポッド、同様のガロンタンク等のモジュール式ユニットを使用、ユニット交換によるマルチミッションに対応する。現在、少数が試験導入されて運用が行われているが正式採用されるかは未定である。非公式な愛称は「トップヘビー」(頭でっかち)。


FAM-201AF

 FAR-184の後継機として開発された最新鋭機。FAR-184をサイズダウンしたような外見ながら単発エンジン、通常型の尾翼、推力偏向パドルを持たないなどの差異がある。運用思想としては高度なデータリンクによる可視化した視界外戦闘を行う事にあり、従来の運用思想とは全く異なる性質を持つ。格闘戦はそれほど考慮されておらず、電子化された戦場に於いて適切な火力投入を行う事を目的とする。既に低調達率生産に入っており、空軍型のAFタイプは「エゴ」(自我)の愛称がつけられている。


EFA-181

 FAM-181をベースとした電子戦機。主翼両端のミサイルステーションが電子戦ポッドに変更、胴体下と両主翼下の三カ所に妨害ポッドを懸架する。機体構造も変更が行われ、コックピットが並列複座となり固定武装は撤去されている。反面、FAM-181譲りの戦闘能力は継承しており、電子戦任務を行わない任務であれば同程度の任務は可能。もっぱら、運用としてはエスコート、スタンドオフジャミングやSEADに投入される。総生産数は52機。愛称は「スネーキー」(陰湿)。


R-45SP

 超極音速による強行偵察を行う事を目的として開発された偵察機。最大速度のM5.0以上で目標上空を通過する事で迎撃を振り切る事を目的としており、隠密性はそれほど考慮されていない。驚異的な性能を有する一方で運用には制約も非常に多く、生産された28機全てが同一の飛行隊で運用される。愛称は「ストリーキング」(裸で走り回る人)。


VTN(ヴォータルタクティカルネイビー)


FAM-181N

 空軍のFAM-181をベースに開発された艦上機型。降着装備や各部の強化、翼の折り畳み機構追加等の変更がされ、ASM運用能力の追加等も行われた。着艦時の進入速度を可能な限り低下させる為に海軍の要望によって主翼形状が若干変更されており、低空、低速時の運動能力が増加している。空母戦闘攻撃群が運用する主力戦術機。生産数は513機。愛称は「オルカ」(鯱)。


EFA-181N

 空軍のEFA-181をベースとした艦上機型。基本的に空母運用を可能にする為のFAM-181と同様の改修が行われている。愛称は「オクトパス」(蛸)。


FAM-201N

 FAM-201の艦上機型。艦上運用に適する各部の強化に加え、翼面の増大により機内燃料搭載量が増加、航続距離、並びに戦闘行動半径が向上した。運用思想の面から空軍型とは異なり固定武装は搭載しておらず、任務に応じてガンポッドを携行する形式を取っている。愛称は「BB」(ブラックバード、黒鳥)。

最近多忙で更新できていませんでした。更新と言うのにはおこがましいですが、メモがまとまったので投下します。

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