允痲廼訛餌
落ちていく、墜ちていく、堕ちていく。
漆桶たる黒闇闇とした暗闇の中へと。
深く、深く沈んでいく。
闇──闇──また闇。
心地良い。
闇に、闇に、闇に、闇に、闇に──包み込まれる。
やがて、闇の中に火が灯った。
今にも消えてしまいそうな。
今にも潰えてしまいそうな。
そんな──幻のような燈。
赤に燃え上がり。
紅に燃え立ち。
朱に燃え盛り。
緋に燃え尽きる。
そんな儚さ。
そんな──淡い焔。
それを『私』は──眺めていた。
ずっとずっとずっと眺めていた。
だけど──それじゃだめなんだろう。
それだけじゃ、だめなんだろう。
眺めているだけでは──
やがて、その灯の元へと歩み寄る。
瞬くその灯を静かに手に取り、自分自身へとその火を移すと、その炎は瞬く間に全身を包み込む。
熱い、熱い、熱い、熱い。
泣き出したくなる程に。
その火に照らされて──私が闇へと浮かび上がる。
ああ──そうか。
これが私だったのか。
私はこれだったのか。
漸く──見つけた。
「………初めまして、『私』」
と、『私』は見渡す限りの闇の中、静かに燃える灯火の側に立っていた。
その灯火の間近、目の前で『私』に背を向け、一人座り込んでいる女性がいる。
背は女性としては結構高め、『彼女』の単位で表すならば180㎝近い。
艶やかな長い黒髪が、踊る火の光にどこか妖艶に照らされている。
そんな彼女の黒髪をより際立たせるかのような──赤い服装が、印象的だった。
「………おっす、『私』」
と、振り向かないまま『彼女』は手を挙げて応える。
「ごめん、遅れちゃったかな?」
「んにゃ、『私』も今来た所だよ──ってカップルかっての」
「あははははは」
つまらない。
などと思いつつも、灯火を挟んだ対極に座り、『私』達は向かい合う。
『私』の瞳には二十歳程の女性の姿が映り。
『私』の瞳には金髪の十歳程の少女の姿が映っていた。
ただ。
それを映す瞳だけは互いのかつての姿とは異なり──赤く染まりきっていたが。
「確かに一応ははじめましてになるんだろうけども──全然そんな感じ、しないよね」
『私』は肩をすくめて言う。
その長い黒髪が、サラサラとひらめいた。
美容には、気を遣っているらしい。
「そうだね、なんだか昔からの幼なじみみたいな感じかなあ。気心の知れた仲って言うか」
「そりゃあそうでしょ。これ以上無いってくらいに、お互い知り尽くしてんでしょ。なんたって自分自身なんだし」
「違いないや」
クスクスと『私』は笑みを溢す。
それとは対称的に、『私』はずいぶんと浮かない顔をしていた。
「変な責任、感じてるみたいだね。あはは、これがホントの自己責任かな」
「んー。責任ってのとは違うかもだけど………うん、後ろめたさ、かな?『私』としては終始自業自得だったワケだけど、『私』は………あんたは全っ然んなことない。理不尽不条理この上無い。歩いてたら隕石に潰されたって位の………ううん、それ以上の不運だよ」
「あははははは!それは良いね、天文学的確率だ」
「いや、どうだろうねえ。宝籤で一等当てるよりは高いって聞いたことあるよ」
「ふうん、だったら………つまりむしろ順当な結果ってヤツなんじゃないの?少なくとも『私』は貴女を恨んだりしてないし、これからもしないよ。なんたって自分自身なんだから」
「うっはー………言ってくれんねえ。『私』はなんならあんたを恨みそうだったんだが」
「別に良いけどね、それぐらい。自己嫌悪ぐらい誰だってするだろうしさ」
「………頼むからもうちょい頼り無くしてよ。十歳年下の自分に劣等感抱きそうだ」
「だから、抱けばいいと思うんだけどね。そういうのはお互い様ってヤツだよ」
「いや、全然互いじゃないでしょ。『私』からあんたへの一方通行でしょ」
「構わないよ、ドーンと来い!」
「………うっはー、器の違いを思い知らされるわー。『私』と『私』で全っ然釣り合い取れてないじゃん。おもっくそアンバランスじゃん。マジであの神様見る目ないなあ………仕事しろや」
「どうだろうね?少なくとも神様相手にそんな口利ける貴女も大概だと思うけどなあ。釣り合って無いっていうか、対極、なんじゃないの?二人揃って一人前!ってさ」
「わかってないねえ、+と-は足したら零になるんだよ?」
「ネガティブだなあ、もう………あっと」
そこで。
『私』達の間で燃え揺らめく灯火が、小さくなり始めた。
「もう、起きる時間みたいだね」
「そだねー………ま、短い間だったけど、話せてよかったよ」
「そうだね。けど、きっとまた会えるよ。その時が来たら、もっと沢山お話しよう。」
「ん………また会えたら、ね。結構大変そうだけどさ」
「もう、自分を信じてあげようよ。「私」ならきっと大丈夫。零になんか決してなったりしない。『私』達とは違って、きっとその手で何かを掴み取ってくれるよ」
「ポジションだねぇ………自分を信じろ、かあ。良く聞くセリフだよ全く。そんなことができたなら──こんなことには、ならなかったかもなあ」
「後悔してるなら、託そうよ。「私」自身にさ」
「………そう、だね。わかった、そうしてみる」
「うん、よろしい」
『私』は笑みを浮かべて、最後の挨拶をした。
「じゃあまたね、朱緋。一緒に頑張ろう」
「………そうだね。頑張ってみるよ、■■■」
そういった直後──目前の灯火が消え、再び闇は闇に塗り潰された。
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──酷く、暖かい夢を見ていた気がした。
「………うっそだあ」
声に出す事なくそう呟いた。
目は堅く閉ざしている、全身の僅かな筋肉も動かす気にならなかった。
死んでなかった。
終わってなかった。
この期に及んでまだ──
いや、違うのか。
私は──死にたくなかった。
私は──終わりたくなかった。
多分、そうだったんだろう。
そういう事だったんだろう。
なのに、生きている事に──続いている事に──まるで喜べなかった。
畜生。
全部夢なら良かったのに──とは思わなかったが。
あれだけは。
自分を見失った事だけは。
夢だったなら良かったのに、とそう思わざるを得なかった。
私は──私は──私は──
と、そこまで考えた所で──私はそれどころではなくなった。
何故なら自分のすぐ側から、声が聞こえて来たからだ。
「──ようやく起きたか」
飛び起きた。
『私』としても「赤紅朱緋」としても、つまる所は私としても基本的に寝起きが悪かったし、今現在も悪いままなのでこんな起き方は記憶に──全ての記憶に──新しい、ひょっとすると全ての人生において生まれて初めてかも知れなかった。
そして自分の体がベッドの中にあることを知る──道理で寝心地が良かった筈だ。
「長い間眠りこけてた割には随分と元気そうだな──まあなんというか、結構な事だ。んー……まあとりあえず」
そんな声が聞こえて来たのは私のいるベッドのすぐそばにある椅子からだった。
「おはようさん」
彼はそんなどこか気の無い返事を告げたのだった。
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とりあえずはベッドで話すのは失礼に当たるかと思い、ベッドから出ようとしたが。
「まだ寝てろ」
との言葉を貰ったので大人しくする事にする。
少しの間待っていろ、と言い残すと彼は梯子を降りていった。
どうやら私のいるこの部屋は屋根裏部屋のようである、お陰で真っ暗闇と言ってもいい暗さだったが私としてはありがたい事だった。
しばらく呆けているとやがて彼が戻ってきた、片手に皿を持っている。
「ん」
と、その皿を突き出される。
中には何やらシチュー的な料理が湯気を上げていた。
………吸血鬼の主食は言うまでもなく血液である。
それ以外の食物も食べられない訳ではないが、どれだけ食べても腹は満たされないし、それに味も何というか満足のいくものではない。
いや、美味しいものを食べれば美味しいとは感じるのだがそれによる感動がいまいち稀薄というか──言ってしまえば駄菓子みたいなノリなのだ。美味しいなー、と思ってそれでおしまい、みたいな。
これもまた吸血鬼の性質なのだろうか、「人間の本能」がどこか鈍くなっている──いや、人間じゃないのだから当たり前と言えば当たり前なのだが。
例えば痛覚、今まで麻痺している、みたいな表現をしていたかと思うがちゃんと痛覚はある、傷を負えばちゃんと痛みを感じる。
しかしそれによっては動揺しない、と言えばいいのか──殴られようが斬られようが焼かれようが私としては「で?それが?」みたいな感じなのだ。
痛いとは感じる、熱いとも冷たいとも感じる、しかしそれに心が動かないというか──
なんというか感覚という感覚にフィルターを張った気分なのだ。
だから不思議だった。
今自分が謎のシチューもどきを臆面もなく掻き込んでいることが。
「……もう少し落ち着いて食ったらどうだ?味がわからんだろう」
「……………」(バクバクムシャムシャモリモリパクパク)
………いや、マジで不思議だ。
さっき言った通り吸血鬼(私)としての食事とは当然ながら吸血なワケで、つまりこういう通常の食事には何の意味も無いわけで。
いやいや、ていうかそれ以前にコレあんまし美味しくない、マズいとまでは言わないが何かビミョーな味だ。
だというのにシチューもどきを掻き込む手は結局皿の中がキレイに空になるまで止まる事はなかった。
「………ゴ、ゴチソウサマデシタ」
何故にカタコト。
「ん、お粗末様」
空になった皿を手渡す、皿はすぐそばの机の上に置かれた。
「……………」
「……………」
「…………………………」
「…………………………」
うわ、気まずい。
何話していいのかわっかんねえ。
何故だ、私には別にコミュ症という設定はなかった筈………
「………………………………………」
「………………………………………」
………そのまま数時間が経過した。
いや、数時間かどうかはわからない、私の感覚でいえばそれぐらいの時間が過ぎたように思えたというだけであり、案外十分かそこらしか経っていなかったかも知れない。
この屋根裏部屋には時計も無いし窓も無いしで時間を確かめる手段が皆無なのだった。
「………え、えーと」
「ん、なんだ」
と、リアクションはとってくれるらしい。
しかし何から話すべきか……さっきのドカ食いを見られた事は普通に女子として恥ずかしいのだが。
「今私としては何が何だかわからない、って感じなんですけども……」
「……ふむ、そうか。では俺の方から質問させて貰うとしよう。構わないな?」
「あ、はい。それでいいです」
そうしてなんとなくベッドの上で居住まいを正した。
なんというか、この人の目線を受けるとそうしなければならない気がしてしまったのだ。
これもまた恐らくは初めての体験だろう………いやはやこの私が他人に対して恐縮する日が来るとは人生とはわからないものだ。
………あ、いや、もう『人』生じゃないのか。
まあそれはともかく、なんだか不思議な雰囲気の人だなあ……
身長は160前後といった所だろうか、チビと呼んでいいのか悩む高さだ。
髪、服装、共に真っ黒け、髪型はポニーテールにしている。
それに比べて肌の色は雪のように白く、その中で翠色の瞳がエメラルドのごとくに煌めいていた。中性的な顔立ちはどこか幼く見えさえするが、凜とした雰囲気がそれを忘れさせる。しかし目つきだけが遠くを見つめているかのようで、どこか幻想的に揺らめいていた。
まあかいつまんで言うと、何というか、目の保養になる人です。
少女漫画に出てきそうなオーラを発している………ような気がしないでもない。
いや、何考えとるんだ私は。
「まずは自己紹介から入った方がいいか。お前、名前は?」
自己紹介から入った方がいい、って言っておきながらこっちに名乗らせるんかい。
てゆーか名前か………
吾が輩は吸血鬼である。名前はまだ無い。
………はあ。
つーか人に名前を尋ねる時はまず自分から、という言葉を知らないのか。
「人に名前を尋ねる時はまず自分から名乗るもんでは?」
思った事を言ってみた、この辺が私らしさである。
「それもそうだな」
あっさり納得してくれた、この人基本的に聞き分けが良いらしい。
「俺は──まあ、バルでいいか」
「………」
いや良くないだろ。
いくら何でも略し過ぎだ。
それだったらさん付けしたら殺虫剤みたいになっちゃうだろーが。
「………流石にそれはちょっと呼びにくいのですけども」
「む………そうか…………」
ふうむ、という風に頬杖をつく。
………うっわあ。
メチャクチャ美形。
お人形みてえだ。
「………仕方無い、バルティオでいい」
「バルティオさん、ですね。あいわかりました」
「で、お前の名前は?」
「……………」
まずいなあ。
多分だけどこの人勘良い。
あれだ、基本的に天然だけどもたまに過程とかすっ飛ばしておきながら大事なトコ突いちゃう人。
「………んーと……………」
「………ふむ。なら、歳はいくつだ?」
うわ、スルーしてくれた。
やべえ、気遣いできる人だ。
私の一番苦手なタイプだ……いや、決して嫌いなタイプという訳ではないのだけども。
単純に。
私がひっくり返っても出来ない事を当たり前にやれる人を見ているのが辛いだけで。
つまる所はただの醜い劣等感だ。
そしてそんな自分を更に軽蔑して以下無限ループである。
はあ。
善い人を見ているのって………凹むよなあ。
いや、善い人だとしてもそうズケズケと女性に年齢を訊くのはいただけないと思うが。
しかも年齢も私的には答えづらい……やはり図星を突いてくるなこの人。
無意識なんだろうけどさあ。
「ええーっと………じゅ、十二歳です」
「ほう、そうか。思ってたより幼いな」
と、一貫した平淡な口調でそう答えた。
が、パッと見は無表情のままだがほんの少し目を見開いている。
感情が全く出ない、という訳ではないらしい。
「あーっと、私からも質問していいですか?」
「構わない、俺の訊きたい事は訊けた」
「………」
マジかこの人。
名前と歳だけで他人受け入れんなよ。
つーか名前言ってないし。
いや、受け入れたかどうかなんて一言も言ってないのだけど──理由無く確信出来た。
この人はもう──私を受け入れてしまったのだと。
「…………」
「どうした?」
「あ、いえ、なんでもないです」
まあ、それについては後回しでいい──今は訊く事がある。
「今日って──何月何日ですか?」
「霊暦二千十五年、鼓の月二百九十五日の昼過ぎだな」
「……マジっすか」
わざわざ年月日と時間帯まで言ってもらったには失礼な返答だったかも知れないが、結構なショックだったのだから仕方無い。
あの日から──二週間も経っているのか。
やっべえ。
「え、ええーっと。ここって、どの辺ですか?」
「宵王国アノゼラータ、の《ウリギノグス闇樹海》、の大体中域ぐらいに位置しているな」
「ハ、ハアアアア!?」
叫んだ。
叫ぶしかなかった。
「ま、ま、ま、まじですか……?」
「まじです」
いやいやいやいや!
ワープでもしたのか!?
国境二つ越えてんぞ!?
てゆーかてゆーか!
「闇樹海………!?て、あの!?た、確か災害指定地域の!?」
「確かにここは宵王国の国土の半分を占める闇樹海だが……災害指定地域については語弊があるぞ、災害指定されているのは中域以降だ」
「いや!中域ってさっき言ったよね!?言ったよねえ!?」
「言ったな」
「…………………………」
絶句するしかねえ。
どこをどうしたらこうなるんだよ。
まず距離からして大陸ほぼ横断してんじゃねえか。
「わ、私がここに来てからは何日経ちます!?」
「今日できっちり十日になる」
「うええ!?」
てことは………八日でここまで?
いやいやいやいやいやいや!
ちょっとこれはマジでワープでもしたか………?
「な、何が何やら………」
「わからない、か」
「はい………ええと、まずどんな経緯で私はここに………」
「別に複雑な事は何もないがな」
そういうとバルティオ──さん、は、目線を天井に向けた。
「知り合いが半月ほど姿を見せていなかったんだがな──十日前にやってきてそいつが預かってくれ、というので預かった。それだけだ」
「な、何を預かったのかお訊きしても………?」
するとバルティオさんは視線を私に戻し──黙って私を指差した。
念のために振り返ってみたが──そこにあったのは壁だけだった。
つまりはその知り合いに預かったというのは──壁を預けていったというエキセントリックな可能性を無視すれば──
「………私っすか」
「お前っす」
「……………」
「……………」
えええええ?
ちょっと待て、わけがわからんぞ?
「そ、その知り合いという方は?」
「今日は来んようだ、まあ何日か待てば来るだろう、訊きたい事はその時に訊けばいい」
「はあ………」
「取り敢えずは寝ていろ、もっとも寝る必要がない、というのなら無理にとは言わんが」
「………………」
まあ。
十日前飲まず食わずでぶっ倒れておいて、ケロッとした顔でいれば気付くか。
気付いておきながら、何も訊かないでおいてくれているのだろう。
ありがたい、けども。
「何でそんなに無警戒なんですか?」
「警戒する必要が見いだせんからだが?」
「どういう意味です?」
「そのまんまの意味だが………」
するとバルティオさんは皿を持って梯子を降り始め──顔だけを出したまま、言った。
「まず一つ目、あいつがわざわざ俺に預けた以上ゴチャゴチャ考える必要などないさ、黙って預かっていればいい」
「………友情ですね」
「二つ目、あいつが俺にこんな私情を持ち込んで来たのは初めてでな。そしてそんな時に下らんユーモアを利かすような奴でもない、あいつは堅物なんだ。きっと重要な事なんだろうさ」
「………それはそれは何というか、信頼ですね」
「三つ目」
試しに軽口を叩いてみたが無視された。
なんというか器の違いを感じるなあ……………
「己の五分も生きてない小娘にいちいち怯える程に小心者ではないよ、『クレアレッド』」
「……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………は?」
「ん?名前だ。持っていないのか隠しているのか知らんが呼び名がなければ不便だろう」
「な、なまえって………」
「髪の色から取ったのだが………なんだ?気に入らなかったか?」
名前。
私の。
なまえ。
ナマエ。
私の。
「私」の───
「───ちょ、待て、気に入らなかったなら変える、変えるから」
と、ほんの少し表情を驚きの物へと変えたバルティオさんが慌てふためいたような歩調で近寄ってくる。
そんな様子を私は──クレアレッドは滲んだ景色の中に見ていた──
本日の教訓。
「鬼の目にも涙」
みっつめのなまえ。
第一楽章、開演。
ようやくまともな主人公以外のキャラを出せるようになりました。
主人公とどんな関係を築いていくのか、のんびり眺めていて下さい。
皆さんがクレアレッドの物語を少しでも面白がってくれれば幸いです。
いや、面白くねえよ。という方は、どうかその言葉を投げつけていって下さい。
何か感じた事があれば、ぜひお言葉を聞かせて下さい。どうか宜しくお願いします。